劇場公開日 2021年6月18日

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「西方仁也物語だった」ヒノマルソウル 舞台裏の英雄たち りやのさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5西方仁也物語だった

2021年6月18日
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鑑賞方法:映画館

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スキージャンパーの西方仁也(田中圭)は1994年リレハンメル五輪の団体戦で日本代表として良いジャンプをしたが、最終原田の失速で金メダルを逃し銀メダリストに終わった。1998年長野五輪での雪辱を誓うも直前の腰の故障により代表に入れなかった。悔しさで自暴自棄になってる時に、ジャンプ台の安全を選手の競技前に確認するテストジャンパーとして長野五輪への参加を依頼された。
裏方の屈辱を感じながらも、それぞれいろんな思いで集まったテストジャンパーたちと準備していた。そして五輪本番、1本目のジャンプを失敗し4位だった団体日本代表。逆転を狙う中、猛吹雪によって競技が中断した。審判員たちは「テストジャンパー25人が全員無事に飛べたら競技を再開する」という判断を下し、日本の金メダルへの道は西方をはじめとしたテストジャンパーたちに託されることになるという話。
当時、原田〜(怒)!、って観ていたことを思い出した。長野五輪で西方の事は忘れかけていたが、テストジャンパーとして裏方で選手を支えていたことを知った。
西方の「俺が原田に金メダルを取らせる」、というセリフのところで涙が出た。
田中圭、山田裕貴、小坂菜緒が良かった。

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