劇場公開日 2021年3月12日

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「一所懸命が理解できる作品」ブレイブ 群青戦記 かずぴろぽんさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0一所懸命が理解できる作品

2021年3月12日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

スポーツ強豪校の生徒達が戦国時代へとタイムスリップする。そこは桶狭間の戦いの直前。多くの生徒が殺され、人質に。人質を救いに徳川家康と共に織田信長の丸根砦を攻める。主人公は最初気が乗らなかったが、家康の言葉で成長していくという流れ

まず、軽めのグロさでほっとしました。

真剣佑(主人公 西野蒼)は、弱々しい役も強い役も似合う役者だと思う。
プロを読んだら、今回、ちはやふるからover driveのを幅を見せて欲しいとの本広監督の
要望があったようだ。

(個人的には、センシティブな役の方が好きです・・・)

他にも、若手の役者が活躍している。
山崎紘菜は芯のある役が似合う、鈴木伸之は包容力があり生徒会長で剣道部主将が似合う。

そして、何より三浦春馬がこの映画をしめている。
なんとも言えない色気があり、とにかく品がある。
一所懸命も三浦春馬に言われると説得力が増す感じ。

相手(真剣佑)の演技に合わせて、元康を演じているので深みがある。
それは、真剣佑との殺陣のシーンにも現れていて、画面に引き込まれた。
(ほんと亡くなったのが勿体無い)

戦国時代の武士より、現代の高校生の方が体格も良く、技もあるのに
なんで斬られてしまうのか?途中そんなことも考えた。

最後によぎった答えは、
戦国時代の武士は、命がけで生きているからかも・・・。

一所懸命、生き抜きたいと思った。

最後に、
弓道、剣道、フェンシング、空手、野球、アメフトなど、
何かスポーツを極めたことがある人は、自然と体が動いてしまうので要注意です!!

かずぴろぽん