ブリタニー・ランズ・ア・マラソンのレビュー・感想・評価
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走る楽しさに目覚めたブリタニ-の描写は秀逸
慣れない環境に一歩踏み出すことが、どれほどの勇気を要するか…。だらしない生活を謳歌し、生活習慣病の脅威からは目を背け続けてきた主人公ブリタニ-が、ひとつのきっかけで走る楽しさを覚え、ダイエットよりも大切なことに気づかされていく描写が実に上手く描けている。あけすけでウィットに富んだ会話劇も存分に楽しめるのではないだろうか。
主人公の性格がめちゃくちゃ悪い、とにかく卑屈
ブリタ二ーがコンプレックスで人に攻撃しまくって
ルームメイト以外周りが総じていい人だからこそ見てて辛くなった
ですが最後まで見るとブリタ二ーの家族が本当にいい人でよかったと思える話でした
勇気を貰える
走るって自分と向き合うこと。
自分に自信がないからとネガティブで卑屈で人を妬んでばかりで、周りの空気をどんよりさせちゃうような見ていてなかなか腹が立つ女ブリタニー。
そんな彼女が、走ることで自分と向き合い、体だけでなく心を成長させていく姿に胸が熱くなります。1位になること、良い記録を残すことがマラソンの目的じゃない、完走すること、自分に勝つことが目的なんだとニューヨークシティマラソンを完走させる結末に勇気を貰える。
あのニューヨークシティマラソンのアナウンスもいいね。「様々な立場、年齢、信仰を持った人が世界の中心ニューヨークに集まりスタートラインに立ち、同じゴールを目指す」
目標を持ち生きるってやっぱり良いな。
世界の見方が変わりそう。
何か私も頑張ってみたいな。
本当の友情とは⁈愛とは⁈
自分にコンプレックスを持ってると性格も歪んでしまうのだろう。
痩せることで自分に自信が持てて、メンタルもプラスに働く。
これはよくある話。
長年辞めれなかった悪い習慣さえ、カラダとココロが変わっていくことで断ち切れるもの。
努力は人を裏切らない!
BMI25は超えないことをお勧めします。
ランニングは体よりも心を変える
人にはいろんな人生がある。デブで自分に自信がない主人公の女性。ただ、ランニングが彼女を変えてくれた。それは、体型よりももっと大切なこと。周りの仲間を受け入れること。とりあえず小さなゴールを立ててそれをこなすこと。最後はニューヨークシティーマラソン(フルマラソン)完走という、他人には関係ない、自分の大きな目標を達成した。今すぐ走り出したくなった。
心理描写がリアルでした
走ることを決意するまでの迷いや躊躇する気持ち、悪友であるルームメイトや励ましてくれる人たちへの卑屈な気持ち、恋愛に憧れる一方で自分らしく振る舞えず無理をしてしまう気持ち、ひょんなことから知り合った男性にムカつきつつも段々心を開いていく感じ………などなど、心理描写がとてもリアルでした。これを観たら共感できる人は多いんじゃないかと思います。
途中でエンディングを想像した時、見事に痩せてニューヨークシティマラソンを完走してハッピーエンドか?!と思ったけれど、そうじゃないのもまたリアルでした。
なんだかやる気が起きない、今のままでいいのか?と不安に駆られていた20代〜30代の頃に観たかったなぁと思います。
性格の悪い女と見るか共感するか
ぽっちゃり女性がマラソン完走を目指しながら自分を変えていく話。
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ブリタニーは自分へのコンプレックスが強いがゆえ、他人を受け入れられないし強く当たる。だから正直性格は悪く見える。
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でもほとんどの人が何かしら自分の外見とか内面にコンプレックスがあって、自分が一番気にしてるからこそ他人のことも気になることってあると思う。
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人の事を色々言うのって結局自分のことが一番嫌いだから。まずは「自分に責任を持つ」ことから始めないとダイエットとかしても、根本の問題は解決しないんだろうな。
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割と女の人ならブリタニーに共感できると思うんだけど、共感できないっていう人は女心の分からないダメ男か相当自分に自信のある生まれた時からチヤホヤされて生きてきた人だと思うけどなぁ。
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背中押してくれる。
ブリタニーに共感。尊敬。
変わりたくても、なかなか目を背けてしまって、明日こそって毎日の繰り返し。
エネルギーの矛先変えて、一歩ずつ、自分を好きになる努力を…してゆきたい。誇れる自分に。
走りたいね。
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