「子供だった自分を忘れること」幸せへのまわり道 shimoさんの映画レビュー(感想・評価)
子供だった自分を忘れること
クリックして本文を読む
映画「幸せへのまわり道」(マリエル・ヘラー監督)から。
俳優、トム・ハンクスが演じる
長寿子ども向け番組の司会者フレッド・ロジャースの
インパクトが強いためか、私のメモは、主人公ではなく、
脇役の台詞が多くなってしまった。
彼が考える「子ども教育」のコンセプトが私には響いた。
番組内で語られることも、インタビューに答えた台詞も、
なるほどなぁ・・と思うことが溢れていた。
「子育てにおける最大の間違いとは?」
「子供だった自分を忘れること。私が思うに、
親としてできる最善のことは自分の体験を思い出し、
子供の身になって考えること」「大人には難しいですよね」
「親を反面教師にしようと思っていても、
自分が大人になると子供時代のことは忘れてしまうんです、
でも子供たちが思い出させてくれる。
だから親は新たに成長できる」
確かにそうなんだよ・・と思いながらも、
自分は何歳まで遡って思い出せるんだろう・・と考えたら、
「忘れる」というより「覚えていない」ことに気付いた。
中学や高校時代なら、覚えているんだけどなぁ。
コメントする