「神出鬼没」幸せへのまわり道 カールⅢ世さんの映画レビュー(感想・評価)
神出鬼没
「聖人」まさに神対応。
ゆったり話し、言葉はなるべく少なく、相手を決して否定しない。
それはでもすごくむずかしい。
イライラして、カンシャクを起こすロイドの気持ちはすごくわかる。
ダメ父親と息子の問題は程度の差こそあれ、普遍的なもので、ハニーボーイを観て間もないので、余計沁みました。
怒りのコントロールは禅宗にも通じるものがありますね。訴訟大国アメリカだから余計に尊敬されるのでしょう。
パペット・マペット(懐かしいっ)のような人形の小道具をいつも鞄に入れて、ロイドのもとにこれという時に何度も現れる神出鬼没場面はちょっと怖かったデス。占い師&私立探偵&カウンセラー??? トム・ハンクスの熟練された演技は凄かったです。
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