劇場公開日 2020年8月28日

  • 予告編を見る

「トムハンクスのオーラに注目✨」幸せへのまわり道 takuyanさんの映画レビュー(感想・評価)

5.0トムハンクスのオーラに注目✨

2020年8月28日
Androidアプリから投稿

ふらっと映画館入ったら、ちょうどやっていた🎥。

周り見たら初老の方々ばかり。

最初は、年齢層高めだな、合うかなと心配だった。

終わった頃には、もう感動、めちゃいい✨

今の私にすごく合っていた。

私も主人公と同じように父親との関係で悩んでいて、感謝の念が深まらなかった。

なので、まるでフレッド(トムハンクス)が私に語りかけてアドバイスしてくれているような気がした。

個人的に救われました😁

・・・・・・・・・・
( 印象的なシーン )

⚪1分間沈黙するシーン

1分間沈黙するシーンがある。

普通だったら違和感を感じる。

でも、そんな沈黙を、空間を埋め尽くしてしまうかのような、いや、包み込んでくれると表現した方がいいか、そんなフレッドの存在感。

今までトムハンクスの映画は何本か観たことあるけど、これはなんだか今までに感じたことないオーラを放ったトムが見れます。

神々しいです。

⚪最後のピアノを弾くシーン

🎥の終わりにフレッドがピアノを弾いてくれるシーンがある。

ただ、弾いている途中で突然ピアノの低音域をバーンと叩く。

そしてしばらくして今までとは別の曲をひきだす。

このシーンがなければ、まるで聖人のようなフレッドとして映画が終っていただろう。

でも、それだと、私は聖人ではない、というフレッドのセリフに映画がマッチしない。

そこで、ピアノの低音域をバーンと叩くシーンを入れることによって、聖人的な印象から、一人の人でもあるという印象を与え、役に深みを持たせようとしたのではと思う。

最後の最後に、たった一瞬で印象を変えてしまうバーン。

よく練られていると感じる✨

takuyan