ビッグ・リトル・ファーム 理想の暮らしのつくり方のレビュー・感想・評価
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タイトルなし
「自然と共に生きる」ことに本気で取り組んだ夫婦の映像作品 監督を務めるのはこのドキュメンタリーの主人公の1人であり映画製作者 テレビ番組の監督として活躍するジョン 妻モリーと共にApricot Lane Farmsをつくる そこで暮らし仕事をしながらの撮影 “夢”を追う8年間の奮闘が美しい映像美と共に描かれています . 自然環境問題・動植物を育て食べる 動物と暮らすということは生と死がそばにあるということ 生々しくも美しい映像に心が揺さぶられます この地球上で生きるということを再確認する為にも観ておいてほしい お子さんにも観てもらいたい とても素晴らしいドキュメンタリー映画
自然の美しさは完璧なバランスで成り立っている。
✨自然は完璧✨ まさにこの一言に尽きる。 人間の狭い視野では、決して分からない自然の美しさと過酷さが、たくさん詰まった映画でした。 監督はこの農場のご主人。 都会のマンション暮らしで、飼っている犬のトッドが近所迷惑なほど吠える事から、田舎に土地を買い長年の夢だった農場を作る決意を固めます。 土を一から耕し、少しずつ生き物を増やしていく、その地道な努力は並大抵の努力ではなし得ない事。 365日1日も休み無く、生き物の為に働き続ける姿は本当に凄い。 毎日大変ですが、そんなご主人を豚のエマちゃん、犬のトッドなど、個性的なキャラクターの生き物が癒してくれます。 こうして夢だった農業生活がスタートするのですが、やっぱり順風満帆にはいかないのが、自然の厳しさ。 生き物が生きるということは、何かを犠牲にしなければならないということ。 生物は、お互いのバランスを保ちながら、持ちつ持たれつの関係を保っていることを忘れてはならない…。 カタツムリが木の枝を食べてしまっても、池に買っている鴨がカタツムリを食べてくれる。 飼っている鶏を食べるコヨーテだって、土壌を荒らすホラネズミを食べてくれる救世主。 この世に害獣なんて1人もいない。 人間が、自分の勝手な都合で、その生き物を害獣だと決め付けているということを自覚しなければならないですね。 大自然を相手にしていると、人間のちっぽけな力じゃどうにもならないことはたくさんある。 でも、そこで動物たちに助けを借りたなら、どんな困難も克服できるんだってことを学びました。 1年ごとに成長していく農場の変化は、観ている人たちの心をワクワクさせてくれる要素でいっぱい。 荒れた大地が8年かけて実り豊かな農場に生まれ変わっていく姿が本当に素晴らしかったです! この映画を観ていたら思い出しました。 今、オーストラリアでは、たくさんの動物たちが山火事で傷ついています。 まだまだ、再生に漕ぎ着けないのが現状ですが、何十年、何百年と時間をかけて、また緑豊かな大地を取り戻してほしいと願っています。 最後に。 この映画の配給会社は、アカデミー賞を受賞した『パラサイト』も配給しているとのこと。 目の付け所が鋭い、まだまだ伸び代のある会社なんだそうです。 今後の作品に期待したいところです! そして、もう一つ朗報。 豚のエマちゃを主役にした、次回作を作成中との事。 完成が楽しみです(^^) とても、素敵なネイチャー系映画をありがとうございました(o^^o)
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