Last Lover ラストラバーのレビュー・感想・評価
全8件を表示
今日は厄日。他人の結婚式のビデオの様だ。
まァ、映画だからどんな表現をしても良いのだろうが、「母親の死に直面して、その死から大切な人をなくすことの喪失感を描きたかった」とこの演出家は言っている。(愛の無いAIに確認済み)
先ずは語り過ぎ。そして
この演出家のファンならデビュー作がインセストだと知っているはずだ。それを鑑みると
「何故?またそんな例えをするんだ」と思えないか?単なるホラー映画だと感じる。そこに母親の死を繋ぐ必然なんて欠片もない。
おかしな事を言って、カンヌ、ベネチア、ベルリンを狙うつもりなのだろうが、演出はまだまだ程遠い。
それよりもお母さんをきちんと供養するように。
合わせて、別の国で製作活動したら。フランスとかイタリアとか母親出すと凄く評価高いよ。
日本じゃマザコンって思われるのが落だよ。
SNSこまめに更新しているし、まだ、業界から見放されていないようだから今の内。こう言った内容ではカルトのまんま。旧国営放送は無理。だから、フランスかイタリアかドイツだね。
基本的にシュールに哲学はいらない。
ふざける2人が良かった
なかなかよかった
ラブストーリーかと思って観たら ホラー要素の方が強くて驚いた。 最...
過ぎたるは…
会社でちょっと面倒くさい人間関係を展開している霊能主人公と、ある日突然交通事故で逝ってしまった同棲彼氏のオカルト恋愛物語。
超絶ラブラブバカップルの様子をみせるオープニングから突然彼氏がいなくなり…。
難しい設定ではないし話は判るけれど、ある朝目を覚ますとなんてあらすじに記されている情景は伝わって来ないのと、所謂「間」も残念。まあ、そこは監督さん頑張ってね。
明るいけれどサスペンスっぽい空気感でみせていき、あり得ないながらその優しさと悲しさは良いのだけど…坊さんが神様!?に始まり、霊の設定がテキトー過ぎるし、いい加減過ぎ。登場人物にもあまり魅力を感じないし。
個人的には某人物の登場の仕方の違和感に気付いてしまったから意外性も弱かったしねぇ。
何から何まで拾えとは言わないけど、言いたいことの本筋ではないところは設定すらテキトーでいいやというのがみえみえで、響かないし白けてしまった。
いやー…勿体ない。
良い意味でだまされる映画
カメラを止めるなの上田監督のトークイベントという事で、恋愛映画くらいしか予備知識無しで観に行きました。しかしこれは思わぬ掘り出しものでした。
死んだ恋人が戻ってくるというと、一昔前のゴーストを想起させるが、この映画はそんなロマンスだけでは終わらない。
突然入ってくるホラーシーン。これが結構恐い。ストーリーとどう繋がるのかわからなかったが、後半からのある展開で全てが繋がり一気に加速する。
ロマンスの皮を被ったホラーサスペンス映画は新しい感覚だった。
しかし恐怖系のホラーとは違い、じわじわくる心理ホラーなのでそこまでホラーが苦手な人でも大丈夫だと思う。
ロマンスについても中々秀逸である。
2人の演技が自然で、まるで本当のカップルみたい。ちょっとイチャつきすぎなのは若干うざいが。(笑)
死に対するテーマもきちんと描いていて、見終わった後には自分の奥さんが死んだらどうするだろうと考えさせられた。
ジャンル盛り沢山だけど、それぞれ喧嘩せずに、見応えがある映画でした。面白かったです。
お話アイデアは大変に良い
大切な人の死をテーマにした内容で、突然の事故で恋人を亡くした女性が、幽霊になった彼と再会すると言った具合なのですが・・・・
お話アイデアは大変に良いと思うし、今時の若い方のチャラチャラ感もしっかり出ていていいですが(おじさんには少しうざったかったけど)、少しお話の作ると言うか組み立てるのに欲張ったかなと言う感じですかね・・・・
最初は、若いカップルの仲の良さをしっかり描かれていて、途中からサスペンス的、ホラー的な要素に変貌して、ドキドキ感を作り、最後はほのぼの感と言うかお涙的要素で終わりましたが、最初の描き方で、最後があれなら、サスペンス感やホラー感は必要なかったかな・・・・
本作品を監督した岡元雄作監督がもっと観客に自分の想いを伝えるのなら、もっとふたりの普通の生活や、毎日何気に過ごしている日常にこそ感謝して、大切な人の存在があるんだ的な要素を伝えられたんじゃないかな・・・・
新人の優美早紀さんは、凄く綺麗な女優さんではありませんが、演技力は大変によく、これから大変に期待が持てる女優さんに感じます。
全8件を表示