劇場公開日 2020年3月13日

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ジョン・F・ドノヴァンの死と生のレビュー・感想・評価

全77件中、61~77件目を表示

3.0天才子役の名演技は心に残った

2020年3月15日
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鑑賞方法:映画館

個人評価:3.0
たんたんと続く会話劇で全編を構成している為、登場人物たちの人間関係を整理するのが大変で、頭にすんなり入ってこない。抽象的な台詞が多く、物語に入り込めないのは、読解力の無いせいなのか、監督の独りよがりのテーマのせいか。
スターの葛藤と母親との関係を、11歳の俳優になりたい男の子とその母とを対比させ、マイノリティと母親との関係を掘り下げる。よくあるテーマで、特に共感できる部分や、秀逸な演出は感じなかった。
ただ予告編にも使われている幼少期のルパートがTVドラマに熱中して大騒ぎするシーンは、さすがの天才子役、ナタリー・ポートマンもたじたじな名演技だ。

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カメ

2.5天才の迷い道

2020年3月15日
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鑑賞方法:映画館

グザビェ・ドランの初期作品(いつまでが初期というかは不明です)の熱い熱情、憤怒という感情は、時に空回りしていても好感を感じ観ていました。

かれのカナダ人そしてゲイである点。母親との関係性。友人たちとの親密性。そして人はそれぞれに素晴らしく、その人なりに人生を謳歌してほしい(主に「私はロランス」において)というメッセージは快く受け取れていたと思う。

しかし「たかが世界の終わり」そしてこの「ジョン・F・ドノヴァン・・」である。

時あたかもアウト・ブレイクからパンデミックへ進んだ世界を、ドランならどう描くのか
迷いつつ生きている私たちの個への発信という点でこの作品は疑問符だらけだ?

たとえて言えば、相変わらずの母との関係性、人を小ばかにしたような言葉の羅列。終盤でジョンと老人の会話が出てくるが、先の世に君は何を成し遂げられるだろう?(そう言い切ってしまうが・・。あくまでも個人の見解です)
そんなドランに興味は深々である。

コロナの影響でガラガラの映画館でそんなことを思って観ていました。

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ソルト

4.5交わされる言葉

2020年3月15日
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(少し加筆しました)
手紙だけではなく、散りばめられる会話を含めた、交わされる言葉は、僕達のものにひどく重なる。

インタビュアーとルパート。
当初は都合が気になって、真剣に話を聞こうと云う姿勢ではない。

ジョンと母親。
ジョンと父親。
ジョンとゲイの友人。
ジョンと俳優仲間。
ジョンとマネージャー。
皆、ジョンのことより、自分や自分の話題のことを優先して話そうしたり、相手を傷付けるかもしれないとか慎重な言葉選びや、思考のフィルターなどなく、時には聞くに耐えないレトリックも使われる。

子供時代のルパートへの学校の友人の言葉は残酷であからさまだ。

子供時代のルパートと母親にも似たような状況はあったが、学校の先生の言葉で救われる。

そして、
ジョンと子供時代のルパート。

きっと誰にも話せないようなことを密かに二人は手紙でやり取りしていたのだ。
ほかの誰にも話せないことをやり取りしていたのだ。
二人の間だけで様々な理解は深まっていく……が、
しかし、外に知られた途端、意図や意味が異なってしまい、解釈に悪意が込められたりもする。

離れていく友人やマネージャー。
見知らぬ老人の言葉の方が余計に心に響く。
受け入れようとしてくれる家族。

ルパートは、ジョンとの手紙のやり取りを話したことの重大さに気付く。
ジョンのルパートに宛てた最後の手紙は、最後であることが示唆され、死を暗示するようでもあるが、老人の励ましを受けて、再出発を決意し、ルパートにも強くてあって欲しいと願うものだったようにも思える。

ネットには言葉が溢れる。

交わされる言葉の真意が伝わりにくかったり、意図せぬ表現が口をついて出たりすることはある。
知っている人よりも、匿名性の高い見知らぬ誰かの方が話しやすかったりするのかもしれない。
また、それは第三者の解釈だと違ったものだったり、悪意がこめられることもある。

真意が伝わっているか、常に考えてるか。
身近に相談できるような人はいるか。

更に考えてみると、
文字制限をさもルールのようにして、言葉足らずになること安易に受け入れていないか。
面白おかしくすることに傾倒して、本来の意味を逸脱していないか。

考えれば考えるほど、この作品のなかで語られるやり取りは、やっぱり、ひどく僕達に重なるような気がする。

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ワンコ

4.0「たかが世界の終わり」を観てから3年。 たかが世界の終わりが...

2020年3月15日
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「たかが世界の終わり」を観てから3年。
たかが世界の終わりが消化不良だった自分にとって、期待より不安が大きくて…
観終えてみれば、某PRONTOであったかいポテりこをつまみ酒を飲みながら余韻に浸る心地よい金曜日の夜になりました。ドラン様、ありがとう

それでもあるシーンまでは、ちょっとのりきれずにいたんですよね。
N.Yのビルを見ながら、あぁドランがなんだか違う世界にいるって感じて。

ジョン・F・ドノヴァンが放った2回目の
「I can't」
何故だかは、今も解らないんだけど、このシーンで自分のなかのドランが目覚めた感じ。もうそのあとは冷静な自分ではいられなかった。
一つのシーンだけ観て違う世界にいるなんて狭い考えしかできず、ほんと、ドラン様ごめんなさい。

アップで録るカメラワークは健在だし、スローで流れる映像や色彩は、こちら側の感性までも高めてくれるような美しさ。何よりも劇中で流す曲の良さとそのシーンの良さ。「Stand by me」のシーンは一生忘れないし今思い出しても泣ける。
そしてセリフ一つ一つが印象的で、それはキット・ハリントンであったり、ナタリー・ポートマンであったり、ジェイコブくんであったりとキャスティングの良さと相まって、心に刺さる言葉。
先生の言葉も忘れられない。。

ドラン初の英語作品とあってキャスティングがより豪華になったわけだけど、
キャシー・ベイツ、スーザン・サランドンの目で語る演技。彼女達がメインキャストではない所にこの作品の深みがあるのかも。
ジェイコブくんは思っていた以上に凄い
セリフも佇まいも素晴らしかったけど、「ルーム」でみせてくれたあの「目」を再び見られるとは。ジェイコブくんを観るだけでも、この作品を観る価値はあると思う。
サラ・ガトンと、のむコレで観た「Boys ボーイズ」のヘイス・ブロームくんが出てるのが個人的には嬉しかったけど。ダンブルドアには本当に驚いた😲
全てのキャスト陣について書きたいくらい素晴らしかったんだけど、長くなるからやめときます。でもジェシカ・チャステインについては書いちゃう。本作のキャスティングが発表になった時、一番嬉しかったのはジェシカが出ることだったから。だからジェシカのシーンがカットされると聞いた時はショックだった。
当初の作品が4時間あって本編を短くする必要性から関連のシーンを削るしか無かったそう。多分、完璧なものを求めるドランは苦しかっただろうし、ジェシカもしかり。
ジェシカの写るシーンを少しだけ観たけど、やはりいつかは4時間の全編を観たい。

「母と息子」ドランのフォーマットの一つだけれど、二つの視点からそれぞれの母親との関係性を描き出したのはドランならではな気がしたし、それを文通という観点で見せるセンスが凄く好きだった。大切なものをつかむのは自分次第なんだよね。ルパートはもう手に入れてたからね

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とみまる

2.0うーん

2020年3月14日
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寝られる

グザヴィエ・ドランの作品は7本目なのですが、どの作品も内容や描写が似ている様に感じてしまい、『またかー』と飽きてしまいました。センスは良いと思うんですよ。「胸騒ぎの恋人」「わたしはロランス」の初期作品は、色彩感覚とか音響とかもっとハッとさせられたのですが。自分と母親と恋人を分かってくれな作品ばかりだからな。

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ミカ

2.5人それぞれ

2020年3月14日
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54本目。
孤独の感じ方は人それぞれだからね。
実話かと思ったら、なるほど。
でもあんまし、印象に残らない。

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ひで

3.5予想していたストーリーと違った(笑)

2020年3月14日
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予想していたストーリーとちょっと違ったけど良かったです。

人気俳優ドノヴァンが死んだ原因を子供のルバートとやり取りする手紙の内容から解き明かして行くと思ったらちょっと違った(笑)

だれが主役と言うより色んな人の生き様を表現していた印象。

自分的に子供の頃のルパートの役者さんがとても良かった。
テレビドラマを観ながら「オーマイガー」を連呼するシーンが最高(笑)

作品で流れる音楽も自分好みの曲が多め。上空から映す町並みも良い感じでした。

ルパートが最後にバイクに股がるシーン。驚くのかニヤッと笑うのか?どちらが正解なのか気になるところ。
自分は後者の方でした( ´∀`)

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イゲ

3.0作品の評価ではないけど

2020年3月14日
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最近の映画は同性愛者ばっかりの気がする。

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ムーラン

3.0ちょっと難しいかな。

2020年3月14日
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ジョンとターナーの手紙はよかったです。
小学校の先生はファインプレーですね!

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かん

3.5ピンとこない

2020年3月14日
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寄り過ぎるカメラ、ボンヤリしたフォーカス、色合いはなんとなくお洒落にはみえる。
上滑りする台詞、一向に深まらないストーリー、唐突な展開、こんな程度で死んじゃったってこと?
全然ピンとこなかった…
キット・ハリントンのプロモとしては優秀だが、それならGOTで充分。
You know nothing Xavier Dolan ! と言いたくなる映画…

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ぱんちょ

2.0ドラン監督の独りよがり

2020年3月14日
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 ジョン・スノウことキット・ハリントンとジェイコブ君が出演する映画なので楽しみにしていたんですが、全く話に入り込めない。まず、ジョンどういう心の傷を持っているかわからないし、最後まで明らかにされない。母親との関係もよくわからない。アル中?の母親が問題なのか、ジョン自身に問題があるのかさっぱりわからない。

 ルパートとジョンの手紙のやり取りもルパート自身の口で語られるだけで、ジョンが手紙を書いているシーンすらない。それにスターのジョンが性的な嗜好を11歳の子供に打ち明けるとはとても信じがたい。監督の独りよがりとしか思えない。

 全編にわたって意味もなく近接ショットを多用していてストーリーに集中できない。ど近眼になって人の顔を覗きこんでいる気分になる。その上ショットの切替も多く気分が悪くなる。

 脇もキャシーベイツで固めているのにもったいない。前衛的とか芸術的とかでなく完全に失敗作だと思う。

 ジェイコブ君の演技はさすがだったけど。

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bion

3.5似た者同士の2人の異なる未来

2020年3月14日
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グザビエドラン監督らしい美しい映像。名曲のカバーが印象的に何度も使われていたり、とにかくアップが多用される俳優陣の表情も印象に残りました。また、監督のとてもパーソナルな部分が反映されてたり、主演のキットの現実のゲームオブスローンズでのブレイクと同じ設定で名前も「ジョン」だったりと、非現実的な物語なのに不思議なリアルさもあります。
歳の差19歳の親友、ジョンとルパート。2人は似た者同士でお互いを深く理解していて、歳の差なんて関係ない関係を文通で築いていた。一方で、2人にはお互いしかいなくて、孤独で、自分の存在に苦しんでいるように見えました。
そして偽りや過ちから、2人が選ぶ未来が異なっていく後半。ジョンとルパート、それぞれが過ごす母親との時間は、どちらも少しの幸せが感じられた気がしたけど、どうなのかなぁ。
分かりやすい作品ではないけれど、希望を感じるラストだったので、ほっとしました。

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まだまだぼのぼの

2.0ドラン自身の秘密と空想…謎だらけ

2020年3月14日
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身を削りながら一つの世界観を作り上げているその創造性は唯一無二だと思うけれど、自分にとっては謎だらけの作品だったという印象。
途中あまりにも理解できないから必ずもう一度見ようと思ったりしたけれど、終幕時にはもうこの映画はいいやと思った次第。
ここ2作、出演者がグレードアップするだけで内容が劣化しているような個人的な見解で、非常にまずい傾向なんじゃないかなぁと勝手に危惧するところ。

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SH

4.5【”ジョンの魂”は濃緑色のペン字の手紙を通じて、確かに幼き少年に伝わった・・。】

2020年3月13日
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悲しい

難しい

幸せ

 - 監督はグザヴィエ・ドランである。
 一筋縄ではいかない作品であろうという想いとともに、期待高まりつつ劇場へ。-

 ■明確なストーリー展開と結末を好む方はグザヴィエ・ドランの作風の”事前リサーチ”をした方が良いかと思います。
 ■観客に解釈を委ねる映画がお好みの方は、楽しく観られる映画ではないかと思います。
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<ここから、内容に触れるので未観賞の方はご注意下さい。
 上記を記したく”ネタバレなし”にしてありますので。>

 ジョン(キット・ハリンソン:この配役が彼の近年の私生活を考えても絶妙である。)と、”文通相手”のルパート少年(ジェイコブ・トレンブレイ:言わずと知れた天才子役。今作でも見事である。)は驚くほど、周囲の人間関係が似ている。

 1.母親との微妙な齟齬
 ・ジョンの母:グレース(スーザン・サランドン)
 ・ルパート少年の母:サム(ナタリー・ポートマン)

 2.実の父親の不在

 3.自らの生活環境への違和感
 ・ジョン:人気俳優だが、”許されない友”との関係、映画業界の慣習及び自らの世間からの観られ方に悩み、”偽り”を抱えて暮らす・・。
 ・ルパート少年:母の意思でロンドンに移住してきたが、環境に慣れず、学校の中では孤立している・・。

 物語は、
 ・ジョンの視線で描かれるパート
 ・ルパート少年の視線で描かれるパート
 ・ルパート少年が成人し、夢が叶いつつあるルパート青年がジョンとの遣り取りを本に起こし、インタビューを受けるパート
 で構成される。

 ここが、(”グザヴィエ・ドラン作品”としては分かり易いとは思うが・・)重層的に映し出されるため、じっくりと鑑賞したいところである。(併せて、映像の美しさ、音楽との共振性を楽しむ・・。)

 劇中の音楽も印象的であり、特に冒頭のアデルの大ヒット曲"ローリング・イン・ザ・ディープ”、中盤のルパート少年が母に対する愛を激しく語る場面で流れる”スタンド・バイ・ミー:女性バージョン”・・・の効果的な事。

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■ここから、私の勝手な憶測

 ジョンは、”不寛容な映画界の現実”に打ちのめされ、マネージャーのバーバラ(キャシー・ベイツ)にも去られ、主要な役を獲得出来ず、姿を隠す。→ ”死”

 が、ダイナーで独りでいる所に現れた謎の老人の言葉に勇気を貰う姿と穏やかな微笑み。(この老人(マイケル・ガンボン)のジョンに掛ける言葉と、優し気な姿の素晴らしさ・・。)
 そして、母グレースを花束を携えて訪問し、兄と共に楽しそうに過ごす姿が描き出される。→ ”生”

 映画タイトルは”ジョン・F・ドノヴァンの死と生”である・・。

 若い男性が自ら持参したと言われ渡された手紙(ジョンが”迷い”を捨て、少年に自ら持って来たと解釈)を読むサム(それまで、手紙自体の存在を息子の嘘ではないかと思っていたと思われる・・。)の涙する姿と濃緑色のペン字で書かれた手紙の内容(劇中初めてナレーションで読まれる・・・・)で、一気に涙が込み上げてくる。ジョンがルパート少年に語り掛けるように書いた手紙の内容にである。
 私は ”暫く寝ていない・・・、から始まり、”少し眠る・・” と書かれた内容からは、彼の死が”自らの将来を悲観した自死”とは思えなかった。
 (このシーンは色々な解釈が出来、且つそれを各人が楽しむ所であろう。)

 重ねて記載するが、映画タイトルは”ジョン・F・ドノヴァンの死と生”である・・。

 インタビュー後、"友人"であろう男性のバイクの後部座席に笑顔で乗り込むルパート青年の姿。

<ラストに鳴り響く、英国90年代ロック界に彗星のように現れ、消えて行ったザ・ヴァーヴの”ビター・スイート・シンフォニー”の輝くように美しいオーケストラシンフォニーが、”ジョンの魂は確かにルパート少年に伝わった事”を祝福するようにしか聴こえなかった作品。>

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NOBU

4.0最後に、こうくるかあ。。

2020年3月13日
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実際に最初の方は何が何だかわからないままに進んでいく。どっちに物語が展開するかがわからなく、眠たくなっていく。ただ終わって振り返ると、これが布石だったという事が段々わかってくる。
ドノヴァンとルパートの、文通相手同士のそれぞれのトラブルからそれぞれの抱える問題などが見えてきて、それが解決していくかに思えて、最後に、、。最後の方はむしろ驚きを持って観てしまった。
最後のそれぞれの言葉もウィットに飛んでいて、見終わった後に一言スゲー、、と言ってしまう、そんな映画です。
いい期待外れで、良かったです。
皆さんも、是非!!

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ごぶさん

0.5どうしたんだグザヴィエドラン。何と甘ったるい。昔からその癖はあった...

2020年3月13日
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どうしたんだグザヴィエドラン。何と甘ったるい。昔からその癖はあった気もするけど。

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kazuyuki

4.0タイトルなし

2020年3月3日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル、試写会

僕を知るのは、世界にただ一人。
君だけ──
.
.
引き込まれる映像と音楽
母と子・家族・夢・マイノリティー・
アイデンティティー・孤独・苦悩…
19歳で世界の映画ファンを魅了させた
若き天才グザヴィエ・ドラン監督
10年の節目
ひとつの区切りの作品
.
ゲームオブスローンズのキット・ハリントン
天才子役ジェイコブ・トレンブレイ
ハリウッドを代表する素晴らしい俳優が集う
彼を好きな
彼が好きな
独自の美意識がこの作品に詰まっている

流れてくる音楽がとてもいい

母と子
どちらの気持ちも理解できるところがあり
そのやりとりに息苦しくもなった。

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lily