ジョン・F・ドノヴァンの死と生のレビュー・感想・評価
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難しいことはよくわからない。
子役の演技すばらしい
これは、実話ではないんですよね…?予告編を観たときから、実話なのか気になっていました。実は、父親なのでは?って思ったりもしてました。でも、違いましたね。実際、人気俳優が文通って…ありえない話ですもんね。
主演は、少年になるのでしょうか。すごい天才子役がいたもんだ…と思いました。ナタリー・ポートマンと喧嘩するシーンなんか、素晴らしかった。
ジョン・F・ドノヴァン 役…今日、鑑賞するまで、オーランド・ブルームだと思ってました。なんか違うな…と思ったら、別人じゃないですか。え.めちゃ似てませんか?ヒゲのせい?
ストーリーは、個人的には、いまいちだったかな…。薬に男に母親に…いろいろ描かれてましたが、子供宛の手紙に書く内容じゃないし…。そう考えると、子供が、勝手に想像してるのか?と思ったり…。もっと、センセーショナルに描けばいいのに…って思ったけど、それこそ、子供宛の手紙じゃ書けないよな…って思って。なんか、中途半端な気がしました。ただ、有名人にツキモノの孤独感みたいなのは、感じました。誰かが、彼を受け止めてあげられたら、死を選ばなかったのでしょうか。少年も、やがて大人になり、同性の恋人がいましたが、ジョンが反面教師だったのかもしれないな…と思いました。
天才ドランの傑作
内容、音楽、映像、全て最高!
物事は単純だ、なのに人間はそれを複雑にする
「たかが世界の終わり」のグザビエ・ドラン監督だけに期待大だった。当然、その世界観や映像美に酔いしれる。冒頭、アデルの楽曲を用いて煽る。次第に知れる「たかが」同様の母子の葛藤、息子の秘密、、、。しかも二組の母子がそれぞれ相似性をもって時間が進む。まるで共鳴しているかのように。ジョンとルパートは、お互いが知らず知らずのうちにシンパシィを感じていたのだろうか。
ルパート役の少年の演技が見事。ジョンに今会おうとしている11歳という彼。数年前から文通していたとなると、初めは幾つなのか、その年齢でまともに文章で思いのやり取りをできるのか、という疑問もあるけれど。そこは利発そうな彼ゆえに「あり得る」という結論にしておこう。
足元が不安定な気分どうように、おしまいまで落ち着きなく残念な結末を迎える。それはタイトルの通り。それにしても、最後の笑顔の意味するものは?それは監督特有の誘惑なのだろうか。見え終えても、足元は不安定のままだ。
私の集中力がなかったからか セリフが難しかった。。 有名人になると...
私の集中力がなかったからか
セリフが難しかった。。
有名人になると当たり前に一般人よりも
注目されるし小さな過ちが人生を変えたりする。
ジョンはそれを気にしすぎてたのかな。
ルパートは10歳なのにストレスを抱えてる。
個人的には子供のうちに
本音が言える場所があったらなって思った。
ジョンもルパートも母親へ自分の意見を
隠してた。親と友達っぽい方が話せるの?
母は子供に"話してよ"って言うし
子供は母に"聞いてよ"って言う。
私はまだ母親じゃなから後者に同感。
色々な問題が詰まってて
円盤化してからもう一回じっくり観たい!
奇妙で慈悲深い独創作
#25 自分自身を偽って生きること
で自身を破滅に追い込んだ男と、彼とシンクロしながら生きる少年の物語。
というかこれは監督自身の物語なのか❓
同性愛者が世間から差別を受けることが世界の貧困問題と同じくらい重要な問題だと訴えているんだけど、とっても難解でわかりにくかったのは私だけ?
my self
とある人気俳優のスキャンダルと死。思い起こす彼の人生と彼に憧れる男の子の人生。を、聞く人と話す人。
人生を強く恨んだり人生を明るく見たり、感情を忙しなく上下させられる映画だった。
自分を守るために他人を傷つけたり、守られたいのに傷つけられたり、どうしてこうも上手くいかなくて胸が締め付けられる。
その反面で夢みたいに綺麗な救いの光が差し込んできたりする面白さ。ダイナーに現れたおじいちゃんはさながらおとぎ話の妖精である。
ルパートがただ昔を思い出すだけでなく冷静な聞き手がいることで、この物語がより際立っていたと思う。
オードリーの聞く姿勢の変化がとても好き。最後の表情が忘れられない。
セクシャリティが多数派と違うだけで生きていけない世界と、貧困のあまり子供が生きていけない世界、どちらも等しく大きな問題である。なるほど。
まあ全世界数十億人の全ての悩みや問題に寄り添えるほどの巨大な受け皿は私には無いけれど、耳を傾けることはできる。
自分の人生を強く想いながら観ていた。
絶世の人気俳優ジョンも、話題の若手俳優ルパートも、名もなき子役のルパートも、元女優のシングルマザーも、誰の生き様も私とは違うけれど、「駆け出しの大人」として自分のことを考えずにはいられない。
ただ、母子家庭で育った身として、ルパートと母親やジョンと母親の関係性には涙がボロボロに溢れてしまった。
母親には愛も憎もどちらも抱いている。憎き気持ちをありったけぶつけたこともあるし、その存在に大きく感謝して愛を込めたこともある。
二人の言葉と感情の応酬は身に覚えがありすぎて、しんどいくらい移入していた。
なぜ時が経つと身体が成長していくのか、なぜ歳を取ると大人になるのか、なぜ思った通り上手くいかないことが多いのか。
今のところ仕事関係も友人関係も趣味も楽しめているけど、それはいつまで続くのか。
同級生で結婚してる人がちらほら出てきたけど、果たして私にそんな未来はあるのか。そもそもこれから恋人ができることがあるのか。私はどんな死に方をするのか…なんてグルグル考えて恐ろしくなってみたり。
いやまじでこれからの人生が見えなさすぎる。怖いな。
手紙のやり取り、ジョンがなぜルパートに返事を出したのか、気になるそこは明かされないもどかしさ。
正直、100%全てが真実だとは思わない。
ルパートにかかっているバイアスは結構強いと思っている。
それでも、ある男が生きていたことと今を生きる男がいること、なんだか伝わってきた。
全カットがキレキレに綺麗な写真が連続して出来たような映像だった。
ああいう写真を撮りたい。
観る価値あり❗️
絶望を優しさで包み込んだドランの新たな傑作
Bitter Sweet Symphony
つらい
先週末に観ていたのだけれど、なんとなく感想が書けずにいた
(ネタばれあります)
憧れの有名人に手紙を出した少年の元へ返事が届く
そこから始まるふたりの秘密の文通
それは互いを苦しめたこともあったけれど、支えたこともあった
そんなことが自分の身に起こったら…誰しも描くような夢のような話
それだけなら、この映画はさして目新しさを提供するわけでもない気がしたし、そのためだけの映画ではないようにも思えた
幼い頃にレオナルドディカプリオに手紙を出した自身の体験から着想を得たと聞いてはいるけれど
ジョンがどうして死んだのか、それは最後に明かされる
というより、分からない
自ら死を選んだだけなのか、ただ苦痛を和らげるために薬を多めに摂取しただけなのか
最後の手紙もどちらにもとれる内容
でも、もしも、ただ薬を多めに摂取しただけなら?
業界から離れて、新しい道を歩む決意をしていたとしたら?
当たり前のように明日が来るつもりだったら?
そんなのあまりにもつらすぎる
そんなニュースは実際にいくつか飛び込んできていて
もしも、彼らが、ただ朝までぐっすり眠りたいだけで、そのためだけに、飲み続けて効かなくなった薬を、少し多めに飲んでいただけなら?
あまりにも、それはあまりにも…
ラストシーンに何か見慣れた感があったのだけれど、リバーフェニックスへのオマージュだと後で知った
リバーもまた、薬物の過剰摂取で亡くなった人
ジュディもだけれど、なんなんだろうか
このやるせない感じは
ジョンとウィルのやりとりが良かった お互い話す言葉が優しくて···...
🎵緑のインクで手紙を書けば
タイトルなし
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