劇場公開日 2020年2月29日

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「官僚の無能を棚に上げ民衆に訴えかけるお門違い」子どもたちをよろしく 野川新栄さんの映画レビュー(感想・評価)

3.5官僚の無能を棚に上げ民衆に訴えかけるお門違い

2025年2月2日
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鑑賞方法:VOD

悲しい

監督は『ワルボロ』の隅田靖
脚本も

おそらくタイトルは86年に公開されたアメリカのドキュメンタリー映画『子供たちをよろしく(原題・STREETWISE)』から来てるんだろう

「映画の中の子どもたちは、悩み、苦しみ、他人を追い詰め、自分を追い詰めていく。子どもたちの心の中の闇を振り絞るような叫び!この叫びがあなたの胸に届くだろうか。
これが、文部科学省で長らく日本の子どもたちの実態と向き合ってきた企画・統括プロデューサーの寺脇研、企画の前川喜平、二人の願いであり、それを映画という形に仕上げた脚本・監督の隅田靖の思いなのだ。」
役人なら直接その思いを政治家に訴えろよ
選挙に有利になるとか支持率大幅アップ間違いなしとか言って法案を作って提出しろよ
映画なんか作って我々無力な庶民に訴えてどうすんだよアホか東大出てんだろ
給食無料にするかどうかで議論してるのが限界とは情けない

所謂「考えさせられる」社会派だが考えさせられても全く意味がない
大抵の人は「考えさせられる」と書くだけで特に行動するわけでもないし行動する人はこういった作品を観るまでもなくとっくに行動している

絵空事を書けば現実的ではないほざきリアルを追求すれば胸糞悪いとほざく
文句ばかり
いちいちうるせーよ

胸糞悪く感じるのは自分に置き換えるから
ネット民は虐められっ子が多そうだし
自分はセリーグ5球団のうちの某球団のファンなので虚塵が嫌いなのは当然で虚糟がやられているんだと思って見ている
それならスカッとする
観てて苦しいなら視点を変えれば良い

一部の人が全体的に役者たちの演技が悪いという意見があったがそれは全く感じられなかった
レビューという形を借りた誹謗中傷だ

青少年の健全なる育成に悪影響を及ぼす影響があるざますという声のでかい偽善的な大人たちは幼少の頃から嫌いだし今も嫌い

作品としてはまあまあ
特にラストが良い
社会派系としては充分に及第点には達している
作品の出来は悪くない
ただ宣伝文句に腹が立つだけ

配役
「ラブラブ48」で働く風俗嬢の赤沢優樹菜に鎌滝えり
辰郎の連れ子かつ優樹菜の義弟で中学生の赤沢稔に杉田雷麟
貞夫の息子で稔と同じ中学に通う吉原洋一に椿三期
優樹菜が勤める風俗店の店長の安藤誠に斉藤陽一郎
スナック「トマーズ」のママに速水今日子
スナック「トマーズ」のチーママの朋美にぎぃ子
洋一を虐める中学生グループの山岸翔太に金丸竜也
洋一を虐める中学生グループの佐々木亮平に武田勝斗
洋一を虐める中学生グループの大河内美咲に大宮千莉
美咲の母親で次期市長候補の大河内千鶴に山田キヌヲ
風俗店店員のタケシに林家たこ蔵
市議会議員の中山修造に外波山文明
優樹菜が勤める風俗店の運転手でパチンコ中毒ののためか妻に逃げられた吉原貞夫に川瀬陽太
妙子の再婚相手で優樹菜の義父の赤沢辰郎に村上淳
優樹菜の母の赤沢妙子に有森也実

野川新栄