劇場公開日 2020年2月29日

  • 予告編を見る

「現実的な又は象徴的なストーリー」子どもたちをよろしく ごうさんさんの映画レビュー(感想・評価)

5.0現実的な又は象徴的なストーリー

2020年3月21日
iPhoneアプリから投稿

小学校の教員だけど…
ストーリーには、リアル感がある。
虐待されてる子どもは、普通の感覚ではないから、映画のような反応になりそう。不自然というレビューもあるが、現実にはああなると思う。
いじめで人が死んでも、嘘をつき通す子ども。何処かであったな。マットにぐるぐるにしたやつだったか?滋賀だったか?今でもあるんだろう?虐め殺して知らん顔する加害子ども、親。告発したかったのじゃないかな?寺脇さんたち。誰も責任取らないから。
バクチや酒の依存症で壊れて行く過程も多いだろうね。映画みたいに。家庭内のことに、警察は構わないから。私が感じるのは、発達障害が疑われる親の家庭が、結構やばいことになっているのではないかなということ。かなりの割合で、発達障害と貧困と、DV.過程崩壊が起きていると思う。映画に出てくる親たちはそんな人かもしれない。

学校で子どもを叱ってばかりの先生たちに、ぜひみてほしい映画。

ごうさん