「予備知識なく観て正解」FREAKS フリークス 能力者たち ビン棒さんの映画レビュー(感想・評価)
予備知識なく観て正解
何の予備知識なく視聴
冒頭からしばらくは、誘拐だろうかとか、潜伏中の犯罪者だろうかとか
少ない登場人物の相互関係を気にしていたが、
途中から全く違う ぶっ飛んだ展開になり、ビックリ。
能力者が「アブノーマル(異常者)」と呼ばれ、迫害を受ける。
その兆候(血の涙を流す)を示しただけで問答無用に抹殺。
この根本にあるのは魔女狩りだろうか。
魔女伝説は妄想だが、本映画内での能力は現実の力として描かれている。
多くの能力を持たない者を守るため、とりわけ権力者側の支配体制を守るため、
排除されるか、迫害され道具となるかの二者択一。
本来なら、優れた能力を持つ者にその他大勢が従う のが自然なのだろう。
しかしX-メンをはじめ 多くの作品がそうであるように、本作でも凡人が能力者を排除しようと行動する。
恐れによる差別感情で 冷静な判断ができない状態。
こういうヒステリックな社会は気持ち悪い。
コメントする
