ブラック・ウィドウのレビュー・感想・評価
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箸休めかな
自分はディズニープラスに入っていないのでスパイダーマンファーフロムホーム以降の初MCUでした(なのでワンダヴィジョンやファルコンなどの知識はありません)
個人的に最後のおまけでスパイダーマンやストレンジ辺りの情報の見たさだけで行ったので、そこまで期待してなかったのですが、その通りといった感じです。よく言えば期待通りなんでしょうか?(笑)
時系列で言うとシビルウォーとインフィニティウォーの間の話です。MCUの特徴としてはマーベルという枠組みにも関わらず、単独作品になるとしっかりと一つの作品として見れるくらいのレベルになるのが好きなのですが、今回はスパイ映画(?)+アクション映画として観ても遜色ない出来だったと思います。ただMCUを追ってる身としてはブラックウィドウは死なない事を知ってるので、全体としての緊張感がありませんでした。
なので今回は凄くタスクマスターに注目していました。やはりソーやスパイダーマンのような分かりやすい能力モノでなくても、ブラックパンサーのヴィランの様にカッコいいキャラを立たせて面白くしてくれるのですが、何だかあっさり騙されたり、閉じ込められたりと凄く噛ませキャラみたいで残念でした。せっかく今までのマーベルキャラの特徴を学習できるという能力なのですからアベンジャーズを近くで見てきたブラックウィドウと勝ち負けしっかり見たかったのですが、なんか最後も有耶無耶で残念ですね。背中から武器を出すシーンはとにかくカッコ良かったんですが、恐らく全体の2割ぐらいしか武器で戦ってなかったような気がします。
レッドガーディアンがマジで好きになれないです。スパイダーマンで言うハッピーみたいな立ち位置なのですがハッピーのようにギャグに緩急がないですし、超人の割に作中だとほとんど活躍してないので必要だったのか?と思います。ただ最初貨物を片手で上げるシーン?あれは良かったですね。目に見えてわかる超人シーンというか、ああいうスタイリッシュな動きが最後まで有れば良かったなと思います。性格はgmなので擁護できないですが。
敵のオッさんもいつの間にか爆散してて、小物感半端なかったんですが、全体としてMCUに関する敵というよりブラックウィドウの作中関連のヴィランなので正直これ観なくてもフェーズ4は楽しめますし本当に箸休め、オマケ的な映画です。個人的には当時の気持ちの上がり方としてインフィニティーウォーの前にやってくれた方が割とスッキリと観れたかなと思いますが、ナターシャの清算としてしっかり区切りがついた映画になっていると思います。
前半部分のアクションはとてもカッコいいので2.5点。後半はストーリーとしてもアクションとしても少し微妙なので+1点の3.5点ぐらいですかね。(正直空中のCGは酷いなって思いました笑)
ディズニープラス会員の方はスマホでも観れると思うのでスマホでいいと思います。
笑って許して
フローレンスピューの見せ場が多くて嬉しい
ファイトーイッパーツ!なアクションで見せる
スーツに包まれたお尻も3人の中でいちばんいい
フェロモン(加齢臭?)でコントロール、、、
「ハッ!!」
ありがとうナターシャ!
IMAXにて鑑賞。
舞台はシビルウォー後。ナターシャがかつて所属していたスパイ組織レッドルームと戦う作品である。
このレッドルームというのはドレイコフが率いる。今作のヴィランだ。彼は孤児の女の子を集めて兵士化を行なっている。そして科学で彼女らの脳を洗脳し自分の思うがままに行動ができるよう私物化している。そんなレッドルームにかつて所属していたナターシャ。そして今作では組織から抜け組織に追われてる妹エレーナを助け出すことが今回ナターシャがレッドルームと戦う動機となった。
MCUの大ファンとしてまずこの一年本当に長かった。この度ようやく見れることが本当に幸せだった。それに尽きる。
ストーリー自体は単純明快でありガチガチなMCUファンでなくても見易さはある。ミッションインポッシブルや007のようなスパイ映画なような展開。わりかしラフに見られる。
一年待ちその間MCUの新作映画を見れなかったことでやはり期待値は相当上がってしまってる人は多いのではないか。もちろん自分もその1人だがあまり期待し過ぎると少し残念感は節々に感じるところはある。
というのも今作はあまり想像を超える展開が少ない。ナターシャの誕生秘話という割にはまぁまぁ予測できる内容の範囲である。
またエンドゲームに直接的に繋がる描写はストレートには描かれていない。
ただこれまでアベンジャーズの一員として大きく貢献し、エンドゲームでは人類を助ける大きな決断をしたナターシャ。そんなナターシャに花を添えるような作品と思ってみると過去のナターシャの活躍をどこか思い出しながら楽しむことができる。
また父アレクセイ、母メリーナそして妹のエレーナは偽装家族として3年間過ごし最後は組織に強制的に離れ離れに過ごす事となり強い確執がこれまであったが今回のレッドルーム対峙により最後は本当の家族としてなれた4人。今作では決して描かれていないがおそらくこの3人もサノスのサラサラの被害にあったのではないか。
だからこそナターシャはヴォーミアであのような決断をしたと個人的には思いながらナターシャの活躍を楽しませてもらった。
またアクションシーンは非常にスピード感がありジョン・ウィックを見てるような感覚。ほぼほぼ女性だらけの作品ではあるが非常に見やすくその辺はさすがディズニーである。
アレクセイの可愛い親父っぷりも非常に沢山ユーモアのあるシーンが多く楽しめた。
そしてエンドロール後には今度はホークアイを標的に妹エリーナがなにやら動き出す事を匂わせるシーンで作品は終わる。
エレーナ役のフローレンスピューが晴れてMCU俳優の主要メンバーの一員として今後も活躍を期待できそうだ。彼女のファンとしては非常にワクワクした気持ちで劇場を後にする事ができた。
そしてインフィニティウォーへ…
延期に次ぐ延期で〈エンドゲーム〉や〈ファーフロムホーム〉からかなりの時間が経ちましたが久しぶりのMCUを映画館にて鑑賞しました。
回想や人間ドラマがメインで会話多めの
CGアクション少なめでスピード感にはひとつ欠けましたが
ブラックウィドウというキャラクターの掘り下げには十分でした。
今後も新たなフェーズがドラマと映画で展開していくので楽しみです。
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吹き替えにて鑑賞したのでまずは声優について、
・米倉涼子さんは変わらず上手い演技でした。
・妹役は田村睦美さんこと田村少年
・母が田中敦子さんで父が大塚明夫さんだったから
攻殻機動隊コンビ
・回想で聴こえた東地宏樹さんはホークアイの後任に選ばれたってことで?
以下鑑賞ポイント
・子供の時は青髪だったナターシャ
・片手でヒョイと持ち上げるアレクセイ
・ロス長官がまた出てきてくれた
・挨拶代わりのロケットランチャー
・ウィドウの格闘、キャプテンの盾、ホークアイの弓と
なんでも真似するタスクマスター
・姉妹喧嘩で包丁はあかん
・アメリカで生まれたキャプテンアメリカと
ソ連で生まれたレッドガーディアン(なお出会っていない)
・声のみ出演のホークアイ?
・髪をバサァッの会話が楽しそうな姉妹
・豚の名前に「アレクセイ」て付けてそうと思ったら
本気で付けてて笑った
・〈ウィンターソルジャー〉以来の薄皮変装マスク
・タスクマスターの正体が意外でもなかった
・パンサーの爪にソルジャーのナイフ回し
・鼻を折るのは痛い
・墜落するレッドルームが〈アベンジャーズ 1〉を彷彿させる
・2週間後にブロンドヘアになったナターシャ
・クインジェットとアベンジャーズのテーマ
(そしてIWへ)
・エンドロールはドラマ版ホークアイへ続くのかな?
・最後に出てきたオバさんはドラマの
〈ファルコン&ウィンターソルジャー〉をご覧ください
じわじわくる。
ストーリーは「シビルウォー」と「インフィニティウォー」の間のナターシャを追う。
「エンドゲーム」であれだけ悲しみにくれていた彼女、そして彼女のとる選択は、今作で再び得た「もう一つの家族」もまた「実は指パッチン組だった」ということだったのでは?と想像すると、実にじわじわくる。
いつもの通りのエンドクレジット後のシーン(相変わらず、観ずに退出する人たちがいる。。)で、少し荒れて、やや寂れ気味のナターシャのお墓を見ながら、トニーの死やその後の「英雄的」な扱いとはまるで対照的で、またじわじわきてしまうのである。
ナターシャ、ありがとう。
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