「冷戦時代の知識があると良いかも…。」ブラック・ウィドウ yukispicaさんの映画レビュー(感想・評価)
冷戦時代の知識があると良いかも…。
今年81本目(合計145本目)。
どうも「大人の事情」がいろいろ絡んだようで、本来上映されるべき映画館で上映されなかったりという複雑な事情で、大阪市でさえ2つ(うち1つは、ミニシアター)という寂しい状況。この事情のため、大阪市はずーっと予約いっぱいが続き、やっと見に行くことができました。
かなり大きな原作があるようですが、原作は知らないほうです。ただ、原作の知識を前提にする作りではないですし、アクションものと割り切っていけば何の問題もないです。
ただ、ストーリーの核となる「争い」については、実際の歴史が経験したいわゆる「冷戦時代」の対立があること、それ自体をテーマに取っているため、その最低限の知識(冷戦時代の始まりと、主に対立した国、収束に至るまで)は知っておくとよいかな、と思います。
この手のストーリーは…そうですね。誰が悪役だとか、どうやってそれを暴くのかとか、色々見どころはあるのですが、それをうっかり書くとネタバレになりますし、上記の通り、「大人の事情」で、どこでも(東京都でも?)やっている映画館が妙に偏っているという状況なので、余り書かないようにしましょう。
なお、この映画は元になる作品があるので、エンディングロールはものすごく長いです(10分くらいある?)。ただ、そのあとに「次の作品の予告」というべきものが流れますので(3分程度)、エンディングロールになっても席を立たずに最後まで見ましょう。
減点対象は特にないため(下記参照)、5.0としました。
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(減点なし/他事考慮) 上記のように、大阪市でさえ、「大人の事情」で放映されている映画館が極端に少なく、ミニシアターも入っています。そして、現在、大阪市は食事は20時までです(まぁ、中にはルール通り守らないお店もありますが…)。
すると、21時までやっている映画館のお食事コーナー(アルコールはダメ)が事実上の「ディナー」になる点は仕方がないのですが、「2人であれもこれもあれもこれも頼んで3900円」とかというのは(列が混雑するので)勘弁して欲しいです…(このカップルがあれもこれも頼んだので混乱した)。そのあとも大量に列ができたので、私は「とにかくすぐできるものとアイスコーヒー」で、ポップコーンとなり、後の方も空気を読んでくださったようです(下手すると、映画館外まで列ができてた)。
こういうのは映画館の責任ではないですが、「すぐできるメニュー専用の列」を作ることも可能ではあり、映画館側「も」、そういう密にならないような工夫をしてほしいところです。
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