「MCU版007」ブラック・ウィドウ マルホランドさんの映画レビュー(感想・評価)
MCU版007
エンドゲームから約2年。ようやく劇場にカムバックした本作は過去作とは毛色が違う。いきなり冒頭から面食らってしまった。冒頭の脱出劇からアバンタイトルまで一つのスリリングアクションとしての見ごたえが抜群なのだ。そしてクレジットの描写も見事。ゲームの「COD:BO」のように登場人物の顔が切り替わったり実在の人物の写真が出てきたときはおおっと声を上げそうになった。
ナターシャは一人トラックハウスで「ムーンレイカー」を見ているがこれはMCU版007なのだとその時にわかった。昔のボンド作品は荒唐無稽な演出の作品が多いが今作も黒幕の住んでいる秘密基地が天空にあったり、女性配下の部下を抱えていたり世界中にスリーパーがいてボタン一つで世界に混沌をもたらすことができたりなど、往年の007を思わせるシーンが満載で楽しい。
また風呂敷を広げるのではなくあくまで「ブラックウィドウ」を満喫できるところでも最高だ。アベンジャーズやMCUのキャラは基本的に出てこず、ナターシャとその過去にフォーカスを当てることでこの作品一本でちゃんと完結できるところに魅力があるのだと思う。
2年ぶりにカムバックした本作でスカーレット・ヨハンソンは残念ながらMCUから引退してしまうが、だからこそ一つの作品に落とし込み丹念にウィドウの生き様を堪能できたのがリスペクトを感じて拍手を送りたくなった。
おおお…!ありがとうございます🙇♂️🙇♂️🙇♂️ まさか反応いただけるとは光栄です😊
本作はミニマムにそこら辺だけにフォーカスを当ててたのが良かったと思います😄 まさにブラック・ウィドウのための作品だと思いましたね☺️
今晩は
”風呂敷を広げるのではなくあくまで「ブラックウィドウ」を満喫できるところでも最高だ。アベンジャーズやMCUのキャラは基本的に出てこず、ナターシャとその過去にフォーカスを当てることでこの作品一本でちゃんと完結できるところに魅力があるのだ”
同感です。
この言葉を私は上手く書けませんでしたが、”いぶし銀”と言う言葉で表現した積りです。
では、又。返信不要です。