「【"情報戦を制する側が全てを制す" 世界が右傾化する現況下、史実に忠実に二つの日米海戦を描く意義。大迫力の空中戦も見応えがある作品。】」ミッドウェイ NOBUさんの映画レビュー(感想・評価)
【"情報戦を制する側が全てを制す" 世界が右傾化する現況下、史実に忠実に二つの日米海戦を描く意義。大迫力の空中戦も見応えがある作品。】
-1937年、山本五十六と米海軍情報将校レイトンの遣り取りが、印象的である。
山本は言う"日本はガソリンの80%を外国に依存している・・。"
そして、真珠湾攻撃の後に呟いた言葉"眠れる巨人を起こし、恐ろしい戦いが始まった・・。"
日本中が勝利に沸く中、彼は日本の行く末を見抜いていた。-
■今作品の魅力
・日米の空中戦の圧倒的な迫力であろう。特にアメリカ空軍が急降下して、日本の艦隊を爆撃するシーン。
・シーンは少ないが、日本軍人の苦悩、アメリカ軍人の妻達の夫を誇りながらも安否を心配する場面が描かれている所だろう。又、エンドロールに流れるメッセージも心に沁みる。
■残念な部分
・ニミッツ太平洋艦隊司令長官、山本五十六連合艦隊司令長官始め、多数の人物の描き方が浅い部分。だが、登場人数を考えると、仕方がないか・・
<ミッドウェイ海戦の壊滅的敗北を、大日本帝國大本営は日本人たちに虚偽の発表を行い、大東亜共栄圏構築のために、亡国の坂道を転がり落ちて行った大日本帝國。
私は"やや左利き"であるが、日本人としてはかなり"苦い気持ち"になる作品。
だが、だからこそ右傾化する現代に観るべき作品でもある。
エンターテイメントとしては、やはり日米の空中戦の圧倒的迫力が見応えがある部分であろう。>
NOBUさんへ
日曜日の会議、お疲れさまでした!
映画ならではの演出は致し方なしと思うんですが...「徹底的に史実を調べて日米双方の立場から云々」って言うほどのもんじゃ無かったと。これ、普通の映画より酷いですよw
戦闘シーンも結構雑で、ありえねー!の連続です。「超豪華キャストの戦争エンタメ」の域を超えるものでは有りませんでした、とミリヲタの俺が言ってますw