リチャード・ジュエルのレビュー・感想・評価
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引き込まれる映画
1996年のアトランタオリンピック爆弾テロ事件が題材の実話に基づいた映画。
全体的に丁寧な進行で観やすく、主人公のナヨナヨに若干もたつくけど、最後は泣けた。
脚色もあるはいえ、マスメディアの不確定な情報の報道による冤罪やプライバシー侵害、FBIの腐ったやり方にイライラ!!
しかもリチャードは本当に優しい人なもんだから、本当に世の中の理不尽さに泣ける。
クリント・イーストウッド作品といえば「ハドソン川の奇跡」でもヒーローをよってたかって好き勝手言ってマスメディア怖ってなった。
最後にリチャードが捜査対象から外された時の、震える手でベーグル?ドーナツを食べながら笑みを浮かべては涙を堪えるシーン!役者さんの演技力が爆発した!泣けた!
無実の罪をなすりつけられて辛い思いをしたのに、騒動後も法執行官として郡保安官補を勤め、44歳で病死。
もう、、、、なんて結末だよ、、、
友人弁護士も良い人だった。
「唯一僕を人間として扱ってくれた」とリチャードが言ったセリフ。
容姿でいじられながらも、人々を助ける仕事がしたいと真面目に生きてきたリチャード。
なんでそんな良い人になれるんだ、、、。
強大な権力の暴走に対して、無実の一般人が抗う模様が克明に描かれてい...
強大な権力の暴走に対して、無実の一般人が抗う模様が克明に描かれている。根拠なきメディアの報道に踊らされる世間を批判的に描くことで、流れてくる情報を自身のアタマで考えることの大切さを訴えている。
248位/530中 2022.12.23現在
素晴らしい映画だし
イーストウッドの作品
好きだなぁって思う。
ただ、それ以上に
主人公が苦手で苦痛、、、、
演技とかは素晴らしいと思うけど。
最後、頑張って主張して
FBIを黙らせたけど
それまでの過程が自己中だし
空気読めないし。
自分のために頑張ってくれてる
弁護士に対してあの態度はないし
その時点で弁護はやめます!
って言われてもおかしくない。
女性記者も不快、、、、
ただ
ジュエルがまともで
女性記者もまともだったら
映画にならないけど。
ただ弁護士がとにかくカッコいい!
スーパー弁護士やん!
めちゃくちゃ有能だけど
個人事務所で仕事無さそうだけど
クセが強すぎるのかな?
以下
超個人的主観による駄文のためだけに
盛大にスルーしてください
(RG風)
リチャードジュエルのあるある言いたい♫
リチャードジュエルのあるある早く言いたい♬
リチャードジュエルのあるある今から言うよ♪
スニッカーズ食べたくなりがち♪
ドーナツも食べたくなりがち♪
備考 点数は自分が
生まれてから現在まで
観た映画をランキングにして
相対評価で点数付けてます
上位と下位から順番に
感想書いてます
初回鑑賞年齢→
(2022年時点42歳)
初回鑑賞場所→自宅prime
鑑賞回数→1回
記憶度→90%
マイ映画ランキング
2022年時点
全映画中→248位/530中
洋画部門→205位/444中
居酒屋がんたくには
映画のチラシが壁全面に貼りめぐらされた
映画の部屋があります!
映画好きの方は絶対楽しいですよ!
お待ちしています
これ…
観賞後にちょっと調べてみて、実話を元にした作品だということを初めて知りました。そして、女性記者キャシースクラッグスは、ドラッグの過剰摂取で自殺しているのね…。
実際彼女は、酒を大量に飲む、ヘビースモーカーで警察とつるんでる、そういう人物像だったようだけど、映画でのキャラはちょっと悪意を感じるというか。ネタをとるためには手段を選ばない、下品な言葉使い、FBIの男とも簡単に寝るような女性として描かれている。この作品はメディアの印象操作や冤罪の話を扱ってるのに、そんなことで良いのか??一番それやっちゃダメなんじゃ…?という素朴な疑問。
あとFBIって、ちょっと女に言い寄られたからって、そんな簡単に捜査のこと漏らすの?ほんとに?あと、あんな騙し討ちというか詐欺師みたいな手口で犯人に仕立て上げるの?怖いわ。
作品は地味だしフツーだし、特に前半テンポが今一つ。でも特別悪くはないかな~と思ったけど、特に女性記者の件で一気にガッカリ、気持が冷めてしまいました。
私が若かりし頃、「ミザリー」で出会ったキャシーベイツを久々に見れて嬉しかったです。
冤罪の作り方
日本では取り調べに弁護士を排除するなんて「当たり前」だが、米国でもあるんだなあ。
法廷モノかと思いきや、法廷に行く前に「拳を下げた」形だが、
これが日本なら、
証拠なしに逮捕、
自白するまで長期勾留、有罪。
となるのは間違いない。
マスコミと法権力が嫌いになる胸糞映画
新聞記者とFBI捜査官が強烈なヒール役でヘイトをとても集めてて凄い
ジョエルの間抜け感も見てられなかったけど、実際詰められるとああなってしまうのかも
母親まで辛い思いをするのは心が傷んだ
全体的に目が離せなくて面白い映画だった
弁護士最強
ゴーンガールを思い出した
いい映画とは何か?
クライマックス部分が終わった時私は思った「今んとこがクライマックスだったなら怒るぞ」
この映画が扱ってるネタは今まで何度も何度も使われてきたもの。最近の作品が扱ってくれてもなーって感じつつ見ていた。今時こんなものクソ真面目にやってイーストウッド楽しいのかな・・と悲しくなってくるぐらいだった。
しかし映画を観終わった後、私はあれがクライマックスでよかったと思った。我々は映画を見る時にいつもクライマックスを期待する。盛り上がってエキサイティングさせて欲しいと。そして新しいネタを望む。ワクワクさせてくれ、びっくれと。そうでなければ面白い映画ではないと。
・・この映画は全然そういう映画ではなかったが味わいのあるいい映画だった。
イーストウッド監督から現代への警鐘
やはりイースドウッド監督作品は面白い。今年で90歳だが、冴え渡る監督スキルに脱帽。本作は、1996年のアトランタ・オリンピック開催中に起きた爆破テロ事件で爆弾の第一発見者であるが故に容疑者扱いされた男と弁護士の苦闘を描いている。“ハドソン川の奇跡”と設定は似ているが、より社会性を帯びた作品に仕上がっている。
本作の主人公は、警備員のリチャード・ジュエル。彼は、コンサート会場で爆弾を発見し、一躍ヒーローとなるが、彼の経歴が明らかになるにつれ、一転して、FBIから疑われ、マスコミのバッシングを受けるようになる。彼と弁護士は無実を主張して闘っていくが・・・。
事件に関係したことだけにフォーカスして、真実という迷宮で苦闘する主人公と弁護士の姿が綴られていく。派手さを抑制した淡々とした展開で、リアリな雰囲気が画面から漂ってくる。
序盤に、主人公の事件に至るまでの素行が描かれる。主人公が絵に描いたような善人ではなく、個性的で誤解されやすい人間であることが我々に開示される。主人公を疑ったFBI、マスコミと同じ心境に我々を巧みに誘導する。実話でありながら主人公の無実を力説できない我々は、当時の世論と同じであり、先入観が真実を見難くしていることが実感できる。
本作で、最も印象的だったのは、主人公の母親が主人公の無実を訴えるシーンである。母親を演じるキャシー・ベイツの演技力が絶品。震える声での切々と涙ながらのスピーチは、演技ではなく、本当の母親としか思えない。息子への想いに自然に涙が溢れてくる。
ラストシーンも淡々としているが、却って、如何に主人公達が辛く苦しい闘いを続けてきたかが想像できる。胸が熱くなる。
真実は一つであり、本来、シンプルなものである。しかし、本作を観ると、我々の先入観、膨大な情報が如何に真実を見難くしているかが分かる。本作は、情報化、個人主義化が進んでいる現代へのイーストウッド監督の渾身の警鐘である。
クリント・イーストウッドが、1996年のアトランタ爆破テロ事件の真...
クリント・イーストウッドが、1996年のアトランタ爆破テロ事件の真実を描いたサスペンスドラマ。
手抜き捜査に手抜き報道、大衆迎合の怖さまざまざ・・
実話ネタが大好きなクリント・イーストウッド監督らしい直球勝負、宣材写真で主演のポール・ウォルター・ハウザーさんは実際のご本人とそっくりなので驚いた、もっともイーストウッド監督は「15時17分、パリ行き(2018)」では本人たちを使っているから、こだわり方は監督らしい。
確かに権力の横暴や怠慢、マスコミへの批判もよく分かる、本人は自分の職務を果たしただけといたって謙虚なのに英雄に祭り上げたかと思ったら舌の根の乾かぬ間に犯人に手のひら返し。地方紙どころか大新聞やCNNまで大衆迎合の浅はかさ、かっての記者もの映画にもなったジャーナリスト魂はもはやレガシーなのでしょうか。
もっとも今ではネットの誹謗中傷で自殺者まで出る世の中、劇中でも不可解なのはピエモンテ大学の学長がFBIに直訴するところ、良識ある教育者がやりこめられた腹いせのようでもあるが事実であれば由々しきこと。私見や風評だけで他人の人生を踏みにじる昨今の風潮に一石を投じています。
リチャードの実直すぎる生き方が今の世の中には不器用にも見える、弁護士ブライアントが素晴らしい、おそらく彼の助けが無かったら泣き寝入りになっていたかもしれません。
感動したのは無実を訴えるリチャードがFBIに向かって「私が恐れるのはこれから、もし警備員が不審物を見つけてもリチャード・ジュエルの二の舞にはなりたくないと黙ってしまうかもしれない・・・」と語るところ、実際に言ったかは解らないが素晴らしいセリフでしたね。
実直であることが不都合な人たちや笑いものにする人たちが主流を占める世の中では安全安心も危ういものになってしまうでしょう。
記者の枕営業は捏造だと新聞社が訴えたらしいが本人はうつ病の処方薬の過剰摂取で事件から5年後に亡くなっていますから真実は闇の中、FBIからのリークが無ければ記事は書けませんから特ネタを聞きだしたことは事実でしょう。ただ、マスコミを敵にまわしたことで映画興行は芳しくなかったようで残念です。
最初から白黒は明白に描かれますし、真犯人も逮捕されましたのでミステリー感はないのですが実話の重みで見入ってしまいました。
国が有罪といったら無罪の証拠
あまりの捜査の杜撰さに驚きを隠せなかった。
確実な証拠もなしにプロファイリングだけで犯人だと決めつけ、ずぶの素人でもわかりそうなアリバイの裏付け確認を怠るFBI。
真の真犯人を突き止めることよりも、FBIが現場にいながら対処できなかったことの後ろめたさを、「早期犯人逮捕」という既成事実をでっちあげて批判をかわそうとしているようにしか思えず、憤りを感じた。
脅迫電話と事件現場の距離に整合性がとれないと「共犯がいた」とまでこじつける始末。しかもジュエルの友人をゲイ関係だとみなし、アリバイも確認せず共犯に仕立てようとする。
リチャードを騙して脅迫電話の証拠を捏造しようと画策したり、本当に目を疑うほどの酷さに権力の恐ろしさを感じた。【私は確信する】でも感じたが、証拠はどうした、証拠は。
結局リチャードを立件し裁判にまで持ち込めなかったからなのか、現場にいた他の被害者たちの証言が全くなかったのが少し気になる。テーマがぶれるからという理由で監督が割愛していたのならそれもまた潔しとは思うが、その辺の詳細も知りたかった。
一部批評家や観客からステレオタイプだと批判を浴びた新聞記者の描写もそうだが、監督が恣意的に少し事実を曲げている節は少なからずありそうだ。
しかし「メディア」による印象操作はいつの世も危険を孕んでいて、一度ついたイメージは受け手側が情報をアップデートしない限り永遠にそのままになってしまう可能性がある。監督はこの時代だからこそ、情報は鵜呑みにしてはいけないいう強いメッセージを送りたかったのではないか。
性善説に基づき人を判断しないと善き行いすら躊躇してしまう世の中になると、映画は問う。
少し愚直なまでの愛国心と正義心を持ち、劣等感の裏返しに権力側の職業につきたいリチャードのような人間は扱いづらく厄介な部分もあるけれど、あらためて「推定無罪」の重要性を感じた。
最後、結局44歳の若さで早世してしまったリチャードの母ボビが、弁護を引き受けたワトソンの子どものベビーシッターをしていたというエピソードに泣けた。
余談だがサム・ロックウェルとキャシー・ベイツのインタビュー映像を見たが、二人とも醸し出すオーラが凄い。特にサムはロックスターかよという凄み。劇中のオーラ消しの術が凄い。
やっぱり、クリント・イーストウッドは天才。実話としてのキャラクター...
やっぱり、クリント・イーストウッドは天才。実話としてのキャラクターの圧倒的リアリティに打たれるけど、この俳優を抜擢した監督もすごい。弁護士も母親もサイコー。権力の犬であり、オタクで、こだわりが強すぎて生き辛いジュエルが、最後に彼が目指したかった連邦法務官に堂々と食ってかかるシーンはサイコーだ。しかし、ジュエルが弁護士への面会を望んだのも彼のオタク的知識があったからで、この意味でもこのキャラクターは興味深い。スクープ狙いの病的ジャーナリストやどうしようもないFBIの奴らの描き方も風刺がしっかりきいている。クリント・イーストウッドは、権力に一人立ち向かう人間を常に描いてきたけど、ここんとこは、移民とかマイノリティに寄り添いつつ描いてるようにも見える。今回は弁護士の位置。
SNS時代にも通じる作品
クリント・イーストウッド監督作品
FBIが記者に情報をリークしそこから、マスコミ報道が過熱して、犯人とされてしまう。
事実でないものが、事実とされてしまうのは、SNSでの炎上と通じる現代的な問題で、
誤解が解けたとしても、そこには、もう興味が無かったり、
FBIとか警察が、都合のいいようにでっち上げ、マスコミもスクープを得るために追随するのも、変わらないなぁと
内容としては、疑われた警備員が、正義感が強すぎ&喋りすぎで、それが裏目に出る部分もありながら、弁護士の助けで闘っていく
アトランタ五輪が開催された時期に、同じ公園で撮影されたとのことで、リアルな感じ
人名がタイトルそのままだから、邦題か副題あればよりいいかなぁ😅
人物描写、設定が雑すぎる。
以前リチャードが警備員として働いてた学校の学長が、犯人はリチャードに間違いないとFBIに言うとバカなFBIは全員証拠もないのに信じ込んでしまう。学長から話を聞いたFBIは色仕掛けで迫る軽薄な女性記者に犯人はリチャードだろうと漏らす。女性記者は裏付けを一切取らず大スクープと舞い上がり一面の記事にする。暫くたって女性記者は犯人の電話とバッグを置いた時間が合わないのでリチャードは犯人ではないと思い始め、FBIに話すがそんなことは分かっている、共犯者がいるということだと取り合ってもらえないが、リチャードの母親のスピーチに感動して涙を流す良い人になってしまうが別にリチャードの嫌疑を晴らそうとは思わない。最後にFBIがリチャードに意味のない質問を次々するのでリチャードは自分が有罪になるのならこれから誰も不審物を見つけても通報しないだろうと言って勝手に帰るがFBIはその言葉が理解したのかしないのかわからないがなにも言わない。他にも弁護士の助手がリチャードの家が盗聴されていると理由もなく気づいたり、リチャードが英雄になったのは、爆発時の活躍を警官、警備員が証言したためだろうが、容疑者になってからは誰も証言する様子がないのも引っかかる。一度嫌疑がかかると晴らすのは難しいという話だが、あまりにひっかかる箇所が多すぎて話についていけなかった。
いかにもな犯人を世間も求める
レンタルDVDで
新作なのでいつもの4倍の料金だったがポイントでロハ
スクリーンで観たかったがコロナで泣く泣く断念した一作
さすがのイーストウッド監督作
下世話な女性記者のセリフ
犯人は誰でもいいから興味深い人物でありますように
本質をついている いかにもな犯人を世間も求める
母親と二人暮らしの中年の太っちょ独身男…
サムロックウェル弁護士カッコよくて頼りになる
主人公がスニッカーズなどで関係を築いていたからこそ
引き寄せた幸運ともいえる
アナログな縁もバカにできぬとのメッセージを読み取った
キャラクターのデフォルメで
だいぶ勧善懲悪感が強くなっていて分かりやすい
記者やFBIを相手に一歩も引かぬ態度は極めて痛快だ
現実はもっと玉虫色なのだろうが 映画らしい起承転結
派手さはないが、ジンワリくる秀作
リチャードは警備員の職務を忠実に果たし多くの人命を救ったのに、その後なぜか爆破犯の容疑者にされてしまう。理不尽の極みである。そしてこれはどの国でも起こり得る。
FBIは容疑者を挙げることが優先で、リチャードが真犯人とは思っていないのに外堀を埋めようと尽力する、その恐ろしさ。
主人公がまた、軽犯罪?の逮捕歴があったり銃をたくさん持っていたりで、市民の偏見を助長する人物なのがリアル。 先入観をもった報道に我々市民が誘導されてしまうのも恐ろしい。
報道を冷静・客観的に読み解く力を養わないと、自分たちも冤罪被害者への間接加害者になってしまうということを肝に銘じたい。
イーストウッド、もともとすごい監督ですが…あの歳でこの作品を撮るとは恐ろしい(笑
主役がいわゆる「キモいデブ」だから、普通なら企画の段階で話は終わる。だって客が呼べないから誰もお金を出さない。かといって二枚目俳優が演じたら説得力はゼロになる。
そんな題材を敢えてイーストウッドが監督したことに本当の意義があるんだな。。。て思いました。彼のネームバリューで一定以上の客は見込める。そしてネームバリューだけではない。。。よく出来た映画なのです。
サム・ロックウェルは今まであまり良いイメージなかったけど、本作で変わりました。
終わり方が痛快といえばそうで、自分のイメージではC・イーストウッド...
終わり方が痛快といえばそうで、自分のイメージではC・イーストウッドっぽくない感じ。
前半、リチャードが風変わりなイジメられっぽい人物像に演出されていたのはノンフィクションなのか気になった。いかにも世間からはみ出ているように見えて、逆に世の中にはいろんな人が生きているって裏のメッセージがあるように思えた。
体裁を守りたがるFBI、冤罪はメディアによっても生み出される。発信ツールが沢山ある現代に投げかけられたおじいちゃんからの警告だ。
全371件中、21~40件目を表示