「最初は面白いと思ったのですが」リチャード・ジュエル まささんの映画レビュー(感想・評価)
最初は面白いと思ったのですが
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最初は冤罪をえがく、メディアリンチを描いた名作、と思ってました。昨日までは.....。
たまたま映画評論家町山智浩さんの解説を聞いて、面白かったけど名作ではないと思うに至りました。その理由ですが
①アトランタジャーナルの女性記者は映画の中のようなFBI捜査官との関係で情報取得した事実はない。
②アトランタジャーナルがジュエルが疑わしいとFBIが見ている事実を載せようとしたが、彼女がそれが事実かFBIに聞いている。そのために掲載を遅らせた。
③弁護士は決したあとアトランタジャーナルを名誉毀損で訴えたが敗訴。
④なぜなら疑っていたのは事実だから。
⑤映画でもあったが、彼女自身公衆電話と現場を歩いて彼が犯人でないことを確証、記事にしたがそのことは映画では省かれている。
⑥訴えられたあと彼女は精神的に病んで薬物中毒で自殺。
⑦エンドロールにそういった彼女のその後はどうなったか、ジュエルと弁護士は字幕で紹介したが彼女への言及はなし。
町山さんは事実の隠蔽としていたが、まあ、エンターテイメントとみればいいのかなとも思いました。
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