「彼の作品はいつも珠玉」リチャード・ジュエル テレサ姉さんの映画レビュー(感想・評価)
彼の作品はいつも珠玉
彼とはクリント・イーストウッドなり。コンスタントにこれほど質の高い佳作を作り続けるなんて、まさに職人。アカデミー賞大本命とか言われるような大作や衝撃作でなくても、映画の何たるかが分かってる人の作品はいつだって素晴らしい。
リチャード・ジュエルか犯人扱いされてしまう顛末については、あまりにお粗末すぎてめまいがしそうなくらい。物的証拠は一つもなく、状況からも彼は犯人でないことは明らかなのに、プロファイリングで犯人にされるなんてありか‼️
FBIは疑うのが仕事だろうけど、恐ろしいのはマスコミ。正義の味方の顔で
他人の人生を破壊する。リチャードはリチャードで、順法意識が強すぎるし連邦捜査官があこがれなので、FBIの捜査に協力しちゃうと言う訳の分からん展開に。弁護士ワトソンの苦労がしのばれます。
リチャードの母、ボビの記者会見はやっぱり泣いた。その後映画のエンディングまでずっとなみだ。そして、サム・ロックウェルはやっぱりカッコ良かった‼️
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