「さすがのイーストウッド監督」リチャード・ジュエル 小町さんの映画レビュー(感想・評価)
さすがのイーストウッド監督
実話ベースのイーストウッド監督作品は大好きです
無駄なものが全くなく、サラリと重いテーマの作品を観せてくれます
キャシー・ベイツのインタビューにあった「アメリカの悲劇」という言葉が心に残ります
今作も過去作のように押し付けがましくなく社会の問題提起をしながら、映画としても楽しませてくれました
英雄から一転容疑者として扱わせたFBIとメディア、絶対的な権力と影響力を持っている立場の人たちがいつも正義とは限らないというこわさを感じました
その被害者になってしまった母子が本当に気の毒です
いつまでも息子を守りたい、息子を想い声を震わせながら話すあのシーン、キャシー・ベイツの演技には涙でした
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