「名匠!ハズレなし」リチャード・ジュエル マクラビンさんの映画レビュー(感想・評価)
名匠!ハズレなし
今回のテーマは自分で選んだものではないらしいが、最近の巨匠の作品のテーマは通じるものがある。
演出は勿論見事で、事件が起こるまでの伏線を丁寧に描いている。人物描写、キャスティング、役者陣の演技も素晴らしく最後まで緊張が持続し鑑賞できた。
女性記者の描き方に賛否あるようだが、どれだけ下調べをしたのかが興味深い。にしてもこの映画のFBIはヤバイ組織だ。目を付けられたら逃げられない。何事もメンツやくだらないプライドが入ると厄介だ。そしてちょっと前までもてはやされたプロファイリングもある程度までならいいが度を越すと冤罪生産手法だ。優秀な弁護士の知り合いも必要だ。
今年の東京2020他人事ではない。変な事起こらなきゃいいけど。
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