「主人公が好きになれなかった…」リチャード・ジュエル Tetさんの映画レビュー(感想・評価)
主人公が好きになれなかった…
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冒頭から他人のデスクの引き出し無断で開けて備品の補充してたり、ゴミ箱のゴミから相手の好物だろうと判断してスニッカーズ入れてたり、「気の利く人」描写なのか知らんけど、
寧ろコワイです、そんな事されたら。
大学の警備員時代のエピソードからも、ナニコレ行き過ぎた正義感を持ったサイコパス野郎の映画なの?と思ってしまった。
法務執行官に過剰に執着してるのも不気味だし、容姿や家庭環境も含めて劇中の報道でもあったけど、ピッタリですよ求める犯人像に。
しかも英雄から一転、真犯人なんて盛り上がりますよ、そりゃ。
信じてしまいます自分は、愚かな大衆なので。
権力やメディアに犯人に仕立て上げらる恐怖は充分伝わってきたけど余計な事をベラベラ喋る姿にイライライライラ。
終盤のFBIの聴取のシーンでようやくスカッとしたけど、どうも主人公が好きになれなかったなぁ。
結局、無実を証明する為に戦ったというか、証拠不十分で不起訴だったんでは?
事実を時系列で淡々と流すなら、自分にはアンビリーバボの再現VTRレベルで充分かな…
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