ファーストラヴのレビュー・感想・評価
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期待しすぎたかな
予告編が期待させすぎるパターンでした。期待通りだった芳根京子の名演技だけで見る価値はありましたけどねーほんとキレイだし、複雑な役なのに素敵だったなぁ。好きです。
全体的には1対1で会話するシーンが多くてやや地味。北川景子の過去のトラウマが、なんか結局事実を知ってしまった、写真を見たっていうくらいで、芳根京子のほうの実体験に比べると、なんかイマイチ共感しきれないというかどういう感情になるのか想像つかなくてピンと来なかった。。過去の中村倫也とのシーンもイマイチだったので、ちょっとボヤけた印象。
北川景子は美しかったけど、心理師にしては不安定、表情も激しすぎるとこもあり、個人的には北川景子にしてはそんなに、、でした。
最近の窪塚洋介は色気があって好きです。そしてこの役は優しさの塊すぎてずるかったですね。優しいし料理うまいしイケメンだし、こんないいやついるかよっ!って。素敵でした。
タイトルはなぜファーストラヴにしたんでしょうね。
感情の力を感じる作品
直木賞受賞の原作、演技力あるキャスト陣、浅野妙子さんの脚本、Uruさんの歌、それらをまとめる堤監督の采配が見事に発揮された素晴らしい映画だった。
特に由紀と環菜の最後の面会シーンは、北川景子さんと芳根京子さんの魂が震えるような演技が涙を誘う。由紀と迦葉、我聞の関係もうまく表現出来ていた。
ラストの写真「私の原点」のエピソードが更に感動呼ぶ。
Uruさんの2曲の歌は、この作品の世界観を見事に表現していて素晴らしい。
また、エンドロールの最後まで見届けて欲しい映画です。
いい話でした(イイネの数がおかしいでしょ!?追記あり。再追記あり)
とても考えさせられる話、夢中で観られる2時間強。サスペンス強めなのかと思ったら、それぞれが抱える過去、ヒューマンドラマが。
北川景子さんが美しいのはもちろんだけれど、中村倫也さん弁護士役がとても良いと思いましたし、芳根さんのすさまじい演技力に力が入りました。
とにかく窪塚洋介さん静かな役なのにすごい存在感!!
我聞に惚れました。
久しぶりの映画館でしたが、自分の再開映画として良い作品を見られて良かった。
満足です。
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追記
書き込みしてから午後6時ぐらいまで、他の方も含めイイネがやたら押されてましたが、その時間後はピタッと。裏で何か労働的なものが動いてるのかなと思ってしまいますが、映画.comさんや映画自体にも信憑性が欠けてしまうので、やめたほうが良いのにな〜と思いましたけど。
こちらは本当にいい作品だったと思うからレビューしたまでですけどね。。
再追記
やはりおかしなイイねです。
連続で心なくイイねしているアカウントは
レビューコメントもない、揃ってただの星評価!
観てもいなそうな映画を評価下げたり上げたりです!
こんなことで映画の評価が変わってしまうなんて、おかしいと思いますね。
星の数値あてになりませんね。
直感で映画見に行かれた方が良いと思います。
今まで観た中で一番感動した映画です。
昨日、ファーストラヴを観て、その世界観に心を持っていかれて、2/11と2/12と2日連続で観ました。由紀(北川景子)、環菜(芳根京子)、迦葉(中村倫也)の心の叫びや、我聞の優しさに何回も泣きました。昨日は心がキシキシと痛み、今日は感動が大きくてさらに泣きました。映像もキレイです。今まで観た中で一番感動した映画です。また観に行きます。
#北川景子 #中村倫也 #芳根京子 #堤幸彦
?
観賞直後にレビューを投稿して、「いいね」もついたはずなのだが消えている。
映画に関係のないことも書いたから消去されたのか?
「いいね」の付き方も最近おかしいし、どうなっているんだろうか。
単なる備忘録として書いているだけだから「いいね」とかどうでも良いのだけれど、
消されるのだけは困る。
印象が希薄な映画だったので、何を書いたかかなり忘れてしまっているが、
思い出しながら書いてみる。
予告編から期待していたそれとは別物の映画だった。
芳根の狂気にさらされた北川がダークサイドに堕ちていく、
それに中村が絡んでいくサイコサスペンスと思っていた。
スリリングで背筋がゾクゾクするような興奮を期待していたが、
ストーリーが展開して行くにつれてそれはどんどん萎んだ。
かなりありがちな朝日や毎日辺りがわらわら湧いてきそうな社会派映画の側面が強く、
と言って突き抜けたものでもなかった。
中途半端感をずっと引きずったまま、すっきりしない落とし損ねたような結末。
窪塚だけが超越して良い感じだったのが印象的だった。
公私ともにぶっ飛んだ印象しかなかったので、最初は誰かわからなかった。
結局、一番印象に残ったのはメインのストーリーよりちらっと映った東京スカイツリー。
権利関係が面倒で使えないと聞いていたが、どうなんだろうか。
また、北川が車に轢かれそうになったシーンではまた?と思わず笑ってしまった。
映画の内容に加えて周囲の観客にも恵まれず、散漫な感じしかなく大いに期待外れ。
予告編のできが良すぎた?
ファーストラヴというタイトル
揃いも揃ってみんな何かしらの心の傷を抱えていますが、わざとらしさがなく、作品にグッと引き込まれました。俳優さん方の演技が素晴らしいからだと思います。「うわー…」と顔をしかめたり、こみ上げるものをこらえたりしながら鑑賞しました。
芳根京子さん、陰がある役もとてもはまっていますね。応援しています!
北川景子さんは最初少し浮いているようにも感じましたが、病室のシーン良かったです。
見て良かったと思いますが、良い作品だからこそ、鑑賞後には気力が削られます。気軽に人にお勧めできないけど、できれば見てほしい!!という作品でした。
それにしても、ファーストラヴというタイトルは悲しいけれど核心を突いていますね…。
なかなか
ストーリー的にはなかなか良かった。
各々の複雑な場環と心理状態を上手く描いた作品だ。
俳優陣、みんな凄く良い演技だった。特に環菜役の芳根京子ちゃんの演技は圧巻だ。
ラスト、この裁判を経て最終的に閉ざされた環奈の心が晴れたのは良いが、あの判決は誤りだ。起訴されたら99.9%有罪になるという日本の裁判の良くない点が現れている。真実に基づくならば、環奈は別の罪の過失致死傷罪と死体遺棄罪には問えても、殺人罪では無罪になるべき案件。
演技派の芳根 京子さんが怪演。主演は北川景子さんの設定だが、凌ぐ存在感。
直木賞受賞サスペンス小説の映画化。父殺害容疑の影ある女子大生役を演技派の芳根
京子さんが怪演。主演は北川景子さんの設定だが、凌ぐ存在感。幼少から父への性的
憎悪感から心理士となった北川景子さん役主人公が自身と同様のトラウマを感じ、容
疑者を職業を超えてのめり込む。母に捨てられ女性を愛せない中村倫也さん演じるそ
の弁護士。重なる歪んだ親への想いが迎える3人の結末は。
辛いことから解放されるのは血を流した時だけでした。
何かいわくあり気な関係と過去。それも、次第にそれをかかえているのは一人や二人じゃないのが明らかになっていく。ほぼ全員、なにかしらのトラウマか癖を抱えている。環菜の母だって、我聞だって。何かにすがりながら、どこかに寄りかかりながら、誰かにもたれながら、自分の弱みを隠して生きてきた人たち。彼女の過去を知ったうえでまだサイコパスと言い切れるのか。彼女を追いつめていった大人たちばかりを責めることは容易いが、もしかしたら、彼らがそうなった訳を辿っていけば、環菜の過去を知ったときと同じように、何かしらの真実が隠されてはいないか。
罪を責めることではなく、彼女自身を知ろうとしてあげたときにはじめて心を開いた環菜。自分を知ってくれる人がいるということが、これほどうれしく心強いものなのだ、と震えた。
ただ、タイトルはちょっと違うと思う。
意外だった堤監督
堤監督の作品には当たり外れがあるって、誰かが書いていた記憶があるけれど、これはちょっと意外だった。
①映像がすごく綺麗だった(他の作品が綺麗じゃないという意味ではない!)
きっと、どこかの、誰かの、「ファーストラヴ」が、どうぞ幸せなものでありますようにって、そういう気持ちにさせてくれるからかなあ〜?
②女の人は見ておいたほうがいい
途中から感情移入させられて、ハンカチ投入。
自分を大切に思いたくなると思うなあ〜
③あの窪塚くんが素敵だね
男の人は年齢を重ねてカッコよくなる、男って得だな・・・
女はそういう生き物じゃないんだよね・・・だから「ファーストラヴ」か・・・
④堤監督は投げ出さない
映画の中身があんななのに、見終わったあと口が嫌じゃない。
私、「万引き家族」とか「パラサイト」とかあと口が悪いから、好きじゃないんですよね〜〜〜
*星5個じゃないのは、ある意味、極めて個人的な映画だから、つまり、みんなに同じように求めていない映画だから。
原作読んでこそなのかな??と。。。
私は、原作を読んでから映画館で映画を観ました。
原作では、色々な登場人物がいたのですが、映画は、約2時間で内容を理解するために登場人物を減らし、内容もあっさりしていた感じがありました。その点では、仕方ないのではないかと思います。
しかしながら、キャストの方の演技は、非常に素晴らしかった印象です!ぜひ、皆さんも観に行って欲しいと思います!!
主役は、芳根京子・・☆
父親殺しの女性、公認心理師、弁護士のほぼ三人の物語。
しかし、芳根京子演じる被疑者の女性が主役になっているように展開していく。
接見時の狂気にまみれたような芳根京子の演技が素晴らしく、原作では北川景子、
中村倫也の話しがもとになって進んでいくが、完全に芳根のほうが上回ってしまっている。
脇を固める木村佳乃の母親役も相変わらずの安定感であるし、我聞役の窪塚洋介は
「最初の晩餐」を思い出させる存在感で迫ってくる。
どの小説を映画化するのも同じかもしれないが、島本理生の小説の映画化は
「ナラタージュ」・「Red」とともに難しい。
それでも、今回は良く描けていたのでは・・
学生時代の真壁由紀を演じる北川景子の透明感に魅せられてしまった。
【哀しき少女が、手首から血を流しながら訴えていた事。児童虐待問題を取り上げつつ、様々な家族のカタチを描いた作品でもある。】
◆子を持つ者にとっては、劇中の様々なシーンで、
”何をしているんだ!”
”親としての自覚は無いのか!”
”子供の心の悲鳴が聞こえないのか”
等と心の中で、何名かの”親”を罵倒する事、数知れず・・。
◆島本理生の原作は読んでいたので、プロットは分かってはいたが、
”原作と映画は別物”
といういつものスタンスで鑑賞する。
<Caution! 以下、内容に触れています。>
◆沁みたシーン
・公開心理士、由紀(北川景子)が”父を刺殺した”環奈(芳根京子)と謁見する際に、言った言葉。
”沢山の大人たちが、貴女の心を殺した・・”
由紀の自身の過去ともリンクする言葉が心に哀しく沁みる・・。
- ”幼児虐待”と言う、大嫌いな言葉が頭をよぎる。
”自分の子を”躾”と称して虐待する親とも呼べない、人間以下の輩は、
【極刑にしろ!】
と言うのが、私の持論である。” ー
・父親から強制された”辛い事”から、逃げるには血を流す事しか方法がなかった・・、と語る環奈の涙する姿。
- 幼い頃からの自傷行為は、自分の心を守るためだったのだね・・。 そして、愚かしき母(木村佳乃)の手首にも、自傷行為の跡があることを、由紀が見てしまうシーン。-
・裁判に、由紀が”慕っていた”小泉雄二が証言台に立つシーン。
彼の言葉”贖罪・・・・・・。きちんと、あの時、環奈ちゃんのために、適切な対応をしていれば・・”
- 彼も、若い頃は愚かしき行為に走りそうになったが、家庭を持ち、子を持ち、かつての行為を償うために証言台に立つのは、相当の勇気がいるであろう。 元々、根の優しき真面目な男なのである。 -
<世に、自らの子を虐待をする親の問題が多発してから、随分経つ。
この作品が、その”負の連鎖”を遮断する小さな切っ掛けになればと、切に願うばかりである。>
■蛇足
・芳根京子さんは、ドンドン良い女優さんになられていく。特に、美しい顔に笑みを浮かべながら、滂沱の如く涙を流す姿には、凄みさえ感じるのである。
頭のどこかに、蛇口が付いているのであろうか・・。(すいません・・。)
・最近、窪塚洋介さんが良い。
「沈黙ーサイレンス」で、マーティン・スコセッシ監督に鍛えられたのが良かったのかな。(重ねて、すいません・・。)
・2021年2月15日、追記
幾つかの言葉を追記し、イロイロと考えて、評点を3.5⇒4.0に変更しました。
演技は見応えありました。
予告編と芳根京子が出演しているのが魅力で見てきました。
ベテランの堤幸彦監督らしく安定して落ち着いた演出はとても見やすくてストーリーもダークで重い部分も多かったですがわかりやすかったです。北川景子は相変わらず美しい。しかし前作のドクター・デスの遺産 の印象が強く少し演技力が不安でしたが、見終わってみると芳根京子、木村佳乃の怪物達に何とか負けずに頑張ってました。中村倫也と窪塚洋介は相変わらず器用で安心して見れます。
哀れで幼い女性だけが被害者という面が強すぎる印象はありますが、裁判で証言したアルバイトの店員の言葉は心に刺さりました。
幼い時の周りの大人達の対応は慎重に考えるべきというところでしょうか。
子連れ家族で見るのはお勧めしませんが大人が一人でじっくり見る作品としてお勧めします。
【視線】
迦葉がエンドロールで話す言葉も、実は重要なメッセージだと思う。
原作にもある。
この原作は、島本理生さんの、ぐいぐい引き込まれる文章のリズムもあるが、様々な問題提起を物語の中に含み、それが一つひとつ、実は見落としがちだったり、敢えて見て見ぬふりをしているかもしれないことだったり、向き合えなかったり、封じ込めようとしていたり、社会全体や、個人の心の内にも焦点を当てた内容がとても印象深く、あっという間に読み切ったのを覚えている。
映画は、この作品を映像化するにあたって、本当に苦労したのではないかと思う。
確かに自分の抱いていたイメージとは違う部分もあるが、決して、失望さるようなものではなく、映画をご覧の人がもし、原作を読んでいないようだったら、読んでみても楽しめると思う。
(以下、ネタバレあります。)
この作品の秀逸だと思ったのは、(もしかしたら、僕だけかもしれないが)、この父娘の間には、もしかしたら性的虐待があるのではないかと想像させながら、それを裏切り、しかし、この社会システムに潜む異常性や危うさをいくつも明らかにして物語として見せていることだと思う。
対比も重要だ。
刺した事実と、不明な動機。
由紀と、環菜。
環菜の父の那雄人と、母の昭菜。
由紀の父と、母。
由紀と、迦葉。
善意と、小児性愛への興味。
迦葉と、我聞。
デッサン会の男性たちの視線と、アナウンサー試験の男性たちの視線、そして、個展の写真の被写体達の視線。
二つのリストカット。
様々な孤独や葛藤、そして異常性や危うさにフォーカスが当たる。
ここに描かれるのは、紛れもない僕達の社会の現実なのだ。
エンドロール冒頭の迦葉が発する「疑わしきは罰せず」は、重要な刑事裁判の精神だ。
舞台挨拶で、板尾さんが、トイレを濡らしっぱなしにしとくのが悪いんや、と言って皆の笑いを誘っていたが、実際に同じ事件があったら、どのような判決になるだろうか、裁判員はどう考えるだろうかなども考えさせられた。
原作で、由紀がストーリーテラーとなるところが、読んでいて心地よくて、それには及ばないかと思って少しポイントはマイナスにしました。
窪塚さん、舞台挨拶では滑ってだけど、映画じゃ、かっこ良かったよ😁
あと、個人的には、個展の写真が、安田菜津紀さんなどから提供されてたのが、なんか好感された。
賞を取ったことになっている、穴から視線を向ける子供の写真も含めて、本当にいい写真だったと思う。
各々の人間関係が分かって来る序盤すぎた辺りから映画の中に入り込めた...
各々の人間関係が分かって来る序盤すぎた辺りから映画の中に入り込めた感じかな
小説本は読もうと思って買ってはあるのだけど
映画が先になってしまった
何故にファーストラブ?
原作未読…タイトルと予告編からのイメージで父娘の禁断愛が背景にあるストーリーかな?と予想。まあ半分当たって半分外れた感じ。
最近の北川景子さんハズレ映画が多いからあまり期待せず観ましたが可もなく不可もなく。芳根京子さん上手い、ドクターデスでも共演した木村佳乃さんメチャ存在感。
何より主役3人より最高に当たりくじ役引いた窪塚くん!カッコ良すぎですわ!
色々モヤっと残るところ多いが特にタイトル…何故ファーストラブなの?理解力乏しい自分にはパンフレット読んでも分からなかった 笑
エンドロールで曲が流れた時、涙が出た。
切なくて悲しくて、でも良かった。
大人って歳を取って頭の中は賢くなっても、精神面や人を思いやるという感情は、一緒に育つ物では無いんだなと思った。
この両親特に母親はきっと子供のまま。
父親も自分が子供の心を傷つけているとは微塵も思って無かったのだろう。
途中、目頭が熱くはなったが、終わるまで出なかった。なのに、主題歌が流れて歌詞を聞いていたら涙が流れた。Uruさんの声も切なくて良かった。
芳根京子さんの演技力には引き込まれました。
北川景子さんも良かったです。
中村倫也さんはカッコ良かった!大ファンです。
終わった後にも余韻が残る映画でした。
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