劇場公開日 2021年2月11日

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「よい映画だと思います。ただ自分には、なんだか違和感」ファーストラヴ CBさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5よい映画だと思います。ただ自分には、なんだか違和感

2021年3月13日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

父親を殺した女子大生。その動機を追う臨床心理士と、女子大生の弁護士。ふたりの関係や、女子大生と両親の関係が徐々にわかっていくという話。

芳根さんを観られてよかった。かつ、芳根さんが各レビューで高く評価されてうれしい限りです。
自分としても、推定無罪の意味を学んだ点でよかった。確実な証拠がなければ、人を断罪してはならない。「罪を犯し、刑に服す」 ということはそれだけ重いことなのだから。

映画は、テーマの重たさも、結末も含めてちゃんと面白かったと思います。ただ、兄さんは、すご過ぎるよね。その一言に尽きるかな。

ただ、俺にはなんだか違和感が残りました。「天空の蜂」 での堤監督独特の家族愛を押し出すテイストへの脚色を思い出してしまったのかなあ。
自分は、勝手に、よりハードテイストな脚色であると前提しながら鑑賞していたのかもしれません・・・

CB
近大さんのコメント
2021年9月5日

コメントありがとうございます。

環菜の境遇にやるせない気持ちにさせられました。
しかし、これが現実世界の事件だったら…?
きっと私たちは“大人側”なんでしょうね。
何だかさらにやるせなく、考えさせられる作品でもありました。

近大