「解離性作品」ファーストラヴ 猪古都さんの映画レビュー(感想・評価)
解離性作品
殺人少女と心理師2つの物語が交差する。
共感軸を2つ設ける手法を使っているため、どちらにも傾倒できず、作品に没入できない事態が発生する。登場人物は解離性障害ではないかもしれないが、作品は解離性作品である。
良い点
・キッチン
・異様な家族がリアル
・夫
悪い点
・キャストの地味さが足りない。どこか作品から浮いている
・ボタン押すな的な露骨トラップのダッシュボード
・上空の挿入描写が「ヤクザと家族」と比べるとどうしても見劣りする。
・全体的に演出がいまいちか。監督を変えて作り直し。
・タイトルが違う
その他点
・ダッシュ力
新タイトル候補
「しかく窓の外側は夜」
「自滅の刃」
「判決待ちのプペル」
「すばらしき世界」
・・・
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