「罪悪感のある人間」ファーストラヴ Bacchusさんの映画レビュー(感想・評価)
罪悪感のある人間
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サイコパスと囁かれる父親を刺殺した女子大生と、彼女の取材をする公認心理師の女性話。
犯行は認めているものの「動機はそちらでみつけて下さい」とか宣うし、笑ったり泣いたり叫び出したりと情緒不安定な容疑者の、家庭や思考や過去を、公選弁護人となった義弟の助けを借りつつ追っていくストーリー…もあるけれど、その取材の中で心理師が容疑者のことを知り、感じ、自身の生い立ちに重ね合わせて巻き起こっていくストーリーも。というか、そっちがメイン!?
虚言なのか、妄言なのかという話の裏を取り、ピースを繫げて行くところ期待値は高まっていくし、ちょっとイッちゃってる容疑者の母親や、コンビニのユージ君、見え見えながら義弟と主人公の関係性とか、旦那の神か仏かという振る舞いにとか、脇もしっかりドラマあるし。
そして勿論父殺しの真実は!?もちゃんと捻りをきかせているしで、痛く、悲しく、やり切れない感じがとても良かった。
ちなみに、芳根京子ちゃんの顔面どアップ泣きの供述には胸がギュッとなったので☆+0.5
窪塚洋介ファンの女性なら、昇天して更に☆+0.5つけてしまうかもw
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