サイレント・トーキョーのレビュー・感想・評価
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テロリストをあの人物にするために
テロが、建前だけのあの党が声高に叫びそうな、戦争反対っていう動機だったことにガッカリ。映画を見て、何故この政党のことを思い出したのかは後述。さらに、その動機の説明に少女の自爆をもってくるのも古い演出だったと思う。国連平和維持軍兵士がそれで変心して自分の家族をテロリストに仕立てようと教育をするのもねぇ。んで、自分はテロ決行を見届けず、あとは家族に任せて先に自殺かぁ。現実味有る?しかも、教育を受ける家族を演じるのと後日にテロ決行する同一人物役を、役者を変えて時間の経過を表現するほど前の自殺。それぞれ演じた役者の年齢を考えると決行の20年以上前に、テロ教育は終わったからと自分勝手に自殺してるわ、ハハ。他にも、軍備増強を唱える将来の首相の出現を、家族に教育を始めた頃には既に予言していたわけか。テロリストを意外な人物にするため、すべて無理やりの設定に感じる。
それと、そのテロリスト役が所帯やつれしているみたいに見えて、これまた映画に現実味を感じなかった。普通の家族物だとそれが現実感を出すのだけれど。最近公開の、家族に起きる悲劇物の映画にはピッタリだったし。また、実際のテロリストは必死で、鋭い感じじゃないのかと想像。やはり別の人をキャスティングした方が良かったのではないか。
ところで、相手から仕掛けられた戦争に備えるって悪なのか?米軍をあてにせず、もう自分たちで国を守ることについて考えても良い時代だと思う。いつまで自衛隊軍備について話すことが悪として描かれなけりゃならないのだろう。自衛隊は違憲ですって、あの党は宣伝してたけどねぇ。
CGの再現はすごい。でもストーリーはいまいち。
自衛隊の派遣で紛争地域に行き、性格まで変わってしまって戻った夫は自死。その意思を受け継ぎ、平和ボケしている日本人への警告と復習のために爆弾を仕掛ける妻。
その意思をサポート!?容認している夫の同僚。
そして同僚の息子は怪しげな雰囲気。
90分くらいの短めにするより、もっと人物を丁寧に描き、相関図やその時の思いが出てくればいいのに、安直な怪しさを出してコイツが犯人か、いやコイツか、とフェイク出しといて疑念が十分でないのにすぐ他へ移っていくところとかはもったいない。もっともっと犯人と思わせるくらいでないと。
でもって真犯人はこっちか、とあっけなく判明。
合コンしただけなのに怪しい男の家が分かるのか。
同僚は自死した夫とどのような関係かをもっと詳しく。
再婚する母親を心配するだけであんな怪しい動きをするのか。
精神を病んで自死したのだろうが、そのあたりをもっと詳しく。
そんなあたりがもやもやした作品だった。ヒットは厳しそうだな。
爆破シーンがすごい
オープニングが《私をスキーに連れてって》っぽいというか、バブルっぽいというかで、期待薄で観始めたのね。でも石田ゆり子が『30kg以下になると爆発する!』ってやるシーンあたりから怒涛の展開で面白いの。
それで渋谷の爆発シーンはすごいね。ここまで血しぶきがとぶ描写をするのは、この頃の映画で観たことない。爆破の迫力もすごい。それに巻き込まれた人たちの人間模様も。
「ここから、どれだけ面白くなるんだ」と期待して観るんだけど、この映画は、ここで終わりなの。ストーリー的には続いててオチまでいくけど、もう、ただ撮っただけね。
実際のところ、爆破シーンで予算使い果たしたんじゃないかな。尺も短いし。
真犯人までたどり着くけど、ものすごく呆気なくいくしね。
動機の説明となる過去のPKO(かな?)でのできごとも描かれるけど、良く解んないのね。回想シーンは役者を変えてるから、誰が誰だか解らないんだよね。それで、話も今ひとつ。
総理が「戦える国にする」って言ってるのもキーポイントなんだけど、その辺のことは余り描かないので、動機が曖昧。
井之脇海も矜持を通して、契約社員に甘んじるんだけど、そこも背景を描いてないから「ふーん」以上の感想はない。
これ本当は庵野秀明がやった《巨神兵東京に現る》みたいに、爆発シーンだけの作品にした方がいいね。やりたかったの、そこだけでしょ。
ストーリーに観るべきものがなくて、役者さんは可哀想だったけど、爆破シーンはすごい。それを観るためだけに、観てもいいと思うよ。
エンターテイメントか、警告か
豪華キャストによる話題作ということもあり、ようやく見に行けた!
99分弱という短い時間でありながらも色々と分かりずらい部分もあったが、今の日本人達に強く重く残るメッセージ性を残してくれたと思う。
まずはあの渋谷の再現度の高さには圧巻された!
途中まで渋谷でこんな大勢のエキストラが集まって撮影されたんだーって思いながら見ていた、、、が公開前からCGでの渋谷を再現したという宣伝を思い出した笑
だが、ここまで錯覚してしまう程のクオリティには終始鳥肌立ちっぱなしだった!
これと爆破のシーン目当てで見に行ってもいいかもね笑
後は少し尺が足りなかったのかなー?
登場人物の背景や関連性が分かりにくかったね。
佐藤浩市さん演じる朝比奈という役と石田ゆり子さん演じるアイコという役の関係性が分かりずらいという意見がちらほら
個人の見解だけど、アイコの夫が若い頃の自衛隊の部下が朝比奈だったんだろうね。
そして、あの少女の自爆によりPTSD症状に悩まされた。
あの少女の必死の訴えによって夫も朝比奈も正義が分からなくなったんじゃないかな。
朝比奈も里中さんのデートで周る場所も彼から事前に知らされていたからあのレストランで接触出来たんだろうね。
動機についても国は国でテロには屈せず、戦争出来る国として準備すると考えを持っていたが、実際に上層部はただ安全地帯で椅子に座ってただ指示するだけで現地に行って凄惨な状況下も知らないことに対しての苛立ちや戦争という名の意味を理解して欲しい上でのこの事件を起こしたんじゃないかな?
夫から爆弾の指導を受けていた時はアイコならではの戦争の空気感を感じ取っていたんだろうな。
朝比奈も国に対して同じことを思っていただろうけど、それでも日本の為、希望を抱いてアイコを止めに来たんだろうな。
これ以上同じ思いをする犠牲者を出さない為に。
国民も然り。
渋谷のシーンで描かれていたように
・爆破なんて起こらない
・警察がなんとかする
・興味本位で行ってみた
などなど。
今の日本そのままような感じがして他人事では済まされないように思えた。
戦争を知らなくても知っていてもやっぱり一人一人が行動や選択に責任を持たないと
国がじゃなくて誰かがじゃなくて自分がと思わないと実際に事が起こってしまったら取り返しが付かなく、戦争が起こる危機感を改めて思い知った。
安易な行動や言葉で誰かの内に眠る爆弾を点火することを忘れてはいけないと思う。
今の時期的に尚更。
最後にも描かれていたメッセージを。
爆弾はまだあります。あなたのすぐそばに。
特ア国家のための反戦映画?
なにが主題なのかわからない。
人物の背景も薄っぺらい。
薄っぺらい反戦思想。
日本を侵略しようとするアジア周辺国を擁護し、日本は国を守るためでも武器を使うなという主張しか感じなかった。
制作会社が"dentsu"ということ、作者の名前が擬似日本人の名前で納得。
本当の戦争を知らないといいながら、テロを起こすやつも本当の戦争体験はない。
全部が表面上の言葉をうまく使い、自己正当化を図り、罪ない人達を苦しめただけのストーリー。
感動の物語もない。
なぜあんな危険人物っぽいやつが合コンにいるんだよ。
もう笑いしかないわ。
日本人が苦しむ映像を作りたかったのか?
日本人じゃない人が日本の防衛を描いた映画。
貴重な時間とお金を返して欲しい。
ミッドナイトスワンや鬼滅の刃のリピートをしていたほうがもっと有意義な休日を過ごせたわ。
※出演者に罪はないが、作品の思想と同じなら軽蔑する。
残念です。
せっかく素晴らしい俳優さんが揃ってるのになんか残念でした。戦争の恐ろしさを伝えるには説得力がかけます。石田ゆり子さん役の人がTV局の男の子を自分の代わりにYouTubeを使って訴えさせたり、中村倫也のお父さんが結局犯人になってたり、あんな何人も殺害しておいてむしろ巻き込まれた事になってておかしすぎます。
宣伝ほどでは・・・。
原作を読んでいないため、映画を観た限りの感想。
ストーリーは、何の捻りもない。先ず怖いもの見たさに渋谷へ集まる若者の心理が理解できない。現代の若者にとっては、これが普通なのだろうかと疑いたくなる。劇中で真奈美が綾乃を事件現場となる渋谷へ無防備に誘いながら、被害に遭うと、それを須永へ責任転嫁する件は辻褄が合わない。誰が犯人かは直ぐにわかるが、犯行目的の割に結果がこれで良かったのかと、犯人へツッコミを入れたくなった。豪華俳優陣が起用されてはいたが、どの役柄も俳優とのギャップが余り見られず、魅力に欠けていた。上映時間が99分であるから、ストーリー展開は早い。若い頃と現在の役柄を別の俳優が演じているので、感情移入し難い。
地方都市に渋谷を再現する技術は評価できるが、あのアングルならばCGで十分ではなかったかとも思う。そもそも渋谷を知らない方には影響がない。映像の中で其処を渋谷に見せる技術を披露した方が、寧ろ映画の価値を高めたのではないだろうか。
必要な作品。
低評価が多いですが私は今この世界に必要な作品だと思いました。
戦争をまったく知らない世代。ちょうど渋谷でワイワイ騒いでたような世代。
30代の私はかろうじて蛍の墓や広島原爆記念館などで戦争の悲惨さを学びました。
でも、今は描写が残酷という事で学ぶ事すら出来ない。
作中で「これは戦争です」といった表現。
渋谷での爆発場面は戦争で爆弾が投下された時のような描写でした。
戦争を知らない世代が過去の過ちを繰り返さないようにとの願いが込められているようで。
制作会社の思惑等の話もありますが、そんな事抜きに何も考えずに見た時、今自分の置かれている立場や環境。
地球の真裏では何が起こっているのか見て見ないフリをしている自分。色々な思いが溢れ出てきました。
その感情のままでのクレジットのawichのhappy x-mas war is over。
本当に、すばらしかったです。
突っ込むのも疲れた
街を再現したのと爆発描写が凄いそれだけ
犯人も、警察も、一般人もお頭がお花畑
こんなアホな計画、普通に対処していたら誰も怪我してないんじゃない
中村くんの役はなんで犯人知ってんならなぜ警察に話さないの?
警察は、爆弾があるらしい場所に一般人を近づけすぎ、一般人も集まりすぎ
ツッコミどころは多数あり、その事が気になって話が霞んでしまった感じがある
あと、犯人の主張したい事が全くもって共感できず終始頭を捻ってしまった
あと、最初の東京タワーのシーンはなんだったんだ
酷い正義感
正直つまらん。
作者は「平和ボケした日本人」と言っている。その象徴として馬鹿なユーチューバーを出汁に使ったりしている。
しかしそれは逆じゃないのか?
侵略戦争への備えすら否定するのは、もはや脳内お花畑状態ではないのか?そして、それを理由に爆破テロすら肯定する正義感とは一体何なのか?
自分には「左翼の宣伝映像」にしか見えなかった。
浅草の次は銀座で良くない?
邦画でテロを扱ったもので傑作に出会ったことが無いので、期待はしなかったですが、渋谷のシーンが凄いらしい、というので鑑賞しました。渋谷の街や群衆の再現は本物みたいでしたが、そのほかはリアリティはあまり感じません。
実際に爆発物が仕掛けられた可能性があるのに、封鎖があんな狭い範囲で、近隣の店も休業させず、機動隊はどこに行った?それに、一昔前ならともかく、現に世界でテロ事件が起こっているのに、さすがに呑気に見に行く人は少ないでしょう。爆発は迫力がありましたが、ちょっとSFっぽかったです。
話は説明が足りないのでわかりにくかったのですが、こういう事でしょうか。
恐らく20年以上前、朝比奈は、国連軍の地雷処理部隊の先輩が帰国した時に妻と東京観光をする為のデートプランを作った。しかしそれは実現する事無く先輩は自殺し、自身もPTSDで離婚した朝比奈はその妻山口アイコを心配して時々連絡を取っていた。そして今年のクリスマスイブ、アイコがそのプラン通りに観光している時に事件は起こった。犯人は誰?目的は?これで合ってます?
犯人の動機は浅いですが、それは気になりません。テロリストの動機など私に理解できるはずもなく、失われる人命の重さに比べれば非常に軽い理由で大量殺戮をするのがテロリストなので。
ただ、本作の、戦争に巻き込まれて死ぬ命は重く、テロに巻き込まれて死ぬバカの命は軽いかのような描き方は好きじゃないです。予告と違う場所が爆破される方が良かったですね。
違和感をもう一つだけ書きますと。
若かりし頃の佐藤浩市さんが作ったプランが、浅草寺にお参りした後、恵比寿ガーデンプレイスでショッピングして、サンドイッチのおいしいカフェでお茶してレインボーブリッジって、全然ピンと来ないです。
第一、恵比寿は遠いし。
浅草の次は銀座でショッピング、じゃないですか?(笑)
迫力はあったが、後から考察する感じ
爆破のシーンはよく作りあげたと思います。
渋谷のハロウィンのようにバカ騒ぎする若者や野次馬に
平和な日本の現代社会をよく表してると思う一方、それを規制する警察にリアルを感じなかったなと…
冒頭の贈り物を買うシーンも繋がらないし、
爆破現場の近くの屋上で撮影してるのに衝撃の無さやそもそも撮影してた意味?
中村倫也はなぜ嘘をついて渋谷に行って撮影したの?それをあっさり帰宅し観てたのか?
広瀬アリスはどうして中村倫也の家を知ってたの?
疑問に思うシーンが多々ありました。
純粋に爆破テロがあるとどうなるかを平和が当たり前の日本人に考えさせるというテーマなら有りな映画です。
錚々たる俳優陣!
映画館での告知で観賞をしようと思い、とても楽しみにしていた!
佐藤浩市、西島秀俊、中村倫也等俳優陣も豪華すぎて、
期待しかなかった。
石田ゆり子、広瀬アリスと華もあって💐💐
観賞してみて、コロナ禍のアンチテーゼが満載だった。
爆破予告の中、渋谷ハチ公広場へ集う若者達!いやバカモノと言ってもよい💦
まさに三密😅
みんな罹患してしまな、あれじゃあ…
爆破がコロナ蔓延に見えて、正直怖かった
他の方のレビューであった、広瀬アリス役要らないと
いうのは、この作品においては必要だったと感じた。
何故なら、この役が今の若者層そのままと感じたから。
予告があるのに友人を誘って危険に晒し、何かあれば他人任せな風潮が…
大切な友人がケガをしてはじめて気づくなんて、どうかしている。
主たるストーリーは、意外な人が犯人!
動機も分からなくはないかなぁ
上映時間を増やして、配役の関係性をもっと掘り下げてくれたらよかった。
ざまあみろ
渋谷の爆発で、野次馬根性で爆発を見に来たバカが吹き飛ぶ様は見てて笑ってしまった
劇中にあったセリフで「自分は大丈夫という根拠のない理由」が、これ以上ないくらいの説得力で、これだけが評価の理由
上記のシーンが無かったら、映画自体は星一つ下げてもいいと思う
それくらい石田ゆり子にも佐藤浩市にも動機に共感できなかった
というか、出演者誰一人として共感できるポイントがなかった
あと回想シーンで顔が別人すぎて、それも興醒めの一つ
レインボーブリッジ!封鎖できます!
渋谷ハチ公前広場爆破のシーンはやはり映像ならではの迫力。しかし所詮話が薄っぺらいのが如何ともし難い。ここ最近観た映画の中では珍しく何一つ心に訴えるものがなかった映画。駄作というより愚作。
(原作既読)①原作を読んだ時も思ったのだけれど、平和ボケの日本で爆破テロが起きる、という発想は悪くないが話の組み立て方が根本的におかしい。②TVが映画より劣っているとは言いたくないが、如何にもTVの人が作ったという世界観の狭さ。リアリティーの無さ(東京都知事は何してたの?)。渋谷交差点を再現したり、いくら爆破シーンがリアルであっても、良い映画になるとは言えない。③原作もキャラクターが薄っぺらいが映画は99分に納めたためか更に薄っぺらい。④犯人のしたことは(この映画に関する限り)どんな動機であれ同情の余地はない。単なる殺人狂である。大体あんなことで日本国民が戦争を身近に感じられるとも思えない。問題提起をしつつ且つ犯人へのシンパシーも盛り込みたいのなら、もっと話を練らないと。如何にもTV向けの頭で考えた話。⑤そんな薄っぺらいキャラでも中村倫也や広瀬アリスが熱演しているだけに勿体ない。英語で言えばtotally wasted である。⑥懐かしや財前直見(ポスター見たときは何の役かと思ったが)を見れたことが取り柄ぐらいか。
コロナ前に見てたら違ったかも。
渋谷で爆発が起きて、予め場所も時間も予告されてたのに、渋谷にはたくさん人が集まってて結局死傷者が沢山出てしまうっていう。
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これ、コロナ前の渋谷ハロウィンで馬鹿騒ぎしてる映像とか見れば爆発が予告されてるのに集まっちゃう日本人っていうの連想できるけど、そこまで日本人馬鹿なのか?という疑問が。
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緊急事態宣言で人が全くいなくなった渋谷のスクランブルに、今年の落ち着いた渋ハロを今は知っているので、この状況がイマイチほんとか?ってなってしまう。
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あとYouTuberの描き方もいささか疑問。あれが人気のないYouTuberならまぁわかるけど、なんか人気ある風で出てきてて、ちゃんと登録者数多いYouTuberってもっとちゃんとしてたやん、緊急事態宣言の時。YouTuber=馬鹿みたいなのに結びつきかねないのが不満。
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途中出てくる犯人の動機にまつわる話で、完全にベトナム(?)帰りの夫がPTSDでおかしくなって奥さんに爆弾の作り方を教え込むってランボーかよと思った(笑)でもハリウッドで描かれるPTSDの話は他人事だと思ってたけど、日本にもこういうランボーみたいな人がいるかもというのは気付かされてよかった。
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爆破はおまけ
初投稿です
久々にいい邦画に出会いました
が、グロ苦手な方は注意です
評価4ですが初レビューで比較対象がないためで今年見た中では5でもいいくらいです
この作品非常に面白かったのですが時系列がバラバラな上、過去と現在で俳優が違うため
頭全開で見ないと混乱してしまいました
ので、自分の備忘録もかねて以下考察
犯人も含めネタバレしかないので見る予定のある人は注意を あと長い
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分からないところや記憶が曖昧なところは「?」で書いてます
まず大前提 犯人は石田のみ 佐藤は止めるため石田を追っていた そして佐藤を追う中村とそれらを追う西島 石田と佐藤におそらく面識なし
ここがややこしい
登場人物のおさらい(過去レビューより参考)
年配男 佐藤浩市 = 自衛官2 = 妻と子供の前でPTSDで苦しんでた男
主婦女 石田ゆり子 = 自衛官1の妻 = 自衛官1から爆弾のすべてを教え込まれた生徒
青年 中村倫也 = 年配男(自衛官2)の子供
自衛官1 毎熊克哉 = 年配男(自衛官2)の上官 = 主婦女の夫 学校をつくろう!の人
刑事1 西島秀俊
OL1 広瀬アリス
他
時系列
(過去)
年配男(自衛官2)が考えたデートコースで自衛官1が主婦女にプロポーズ
(デートコース言われても自分も東京知らないし~の話や、爆弾処理訓練後のお前の考えたプランを今夜決行するのところ等から)
またそのコース内の?東京タワーの見えるレストランで年配男家族で食事 幸せだったころ(子供青年がハンバーグ食べてたところ)
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自衛官1と2カンボジア派遣(パンフより) 後PTSD発症
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帰国後しばらくして年配男(自衛官2)家族を捨て失踪
自衛官1主婦女に爆弾のすべてを教えるその後自殺
(おそらく数年がかり 言ってしまえば新手のDV)
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(最近)
主婦女一人でも悲しみの中なんとか生きてきたが首相の戦争できる国にする発言で絶望ブチ切れ
青年 探偵に父親捜査依頼 母親の再婚関係でか
探偵の計らいでクリスマスにデパートで年配男と会う約束
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浅草で手りゅう弾騒ぎ
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(クリスマス当日)
デパートでサンドイッチ買う主婦女
息子(青年)に会いに来た年配男(結局合わなかったが)は主婦女に気付かず
主婦女も夫の自衛隊の同僚は知らないため年配男に気付かず 二人すれ違い(二人に面識はない)
青年も年配男に会いにデパートへ
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デパート事件
年配男は最近の爆弾事件が自分が考えた過去のデートコースをなぞっていたため
犯人は自衛官1と思い犯人捜索し始める 息子の青年に留守電で忠告 爆弾あるから渋谷ハチ公他?に近づくな?
年配男に会えなかった青年 探偵から資料ファイルもらう(おそらく爆弾関係の資料も?そのため50mを知っていたか)
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刑事1青年に職質 怪しむ
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青年家の留守電聞く
予告あった渋谷に年配男もいるのではと渋谷へ ただし爆弾に関しては半信半疑か?
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渋谷事件
刑事1テレビクルー(バイト)確保
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刑事1テレビクルー(バイト)取り調べ 主婦女の存在認識
OL1青年を犯人と思い青年の会社へ OL1青年を問いただし青年逃げる
青年デパートと渋谷で事件を確信 年配男の仕事先へ
OL1青年の会社から父親(年配男)の資料ファイル持ち出す
OL1資料ファイルを刑事1へ 刑事1ファイルをもとに年配男の仕事先へ
青年と刑事1 年配男の仕事先での立ち回り(後ろから拳銃突き付けたとこ)
青年刑事1と司法取引知ってることは教えるから犯人の名前はだすな
刑事1犯人は年配男と確信 年配男捜索へ
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東京タワーのみえるレストランにいる主婦女 年配男近づき会話(ここで二人は初対面)
刑事1青年他警察乗り込む「犯人の年配男観念しろ!」
年配男「(俺は主婦女を止めにきたのに)なにいってんだ、なんにも分かってないな
もう少し主婦女と会話させてくれ(そしたら解除コード聞き出すから)」
青年「母親が再婚する 身内の犯罪で台無しにしたくない 警察と司法取引した今捕まれば(東京タワー爆破阻止できれば?)犯人の名前は表にでない」
年配男「!?」(再婚の話は初耳だった)ここで年配男自分も死ぬ覚悟か?
主婦女「年配男と会話しつつレインボーブリッジまでいきたい?
無事につければ解除解除コード分かります?(教えます)」
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レインボーブリッジへ 車中
刑事1さっきの会話やテレビクルーの腕輪爆弾の話から真犯人主婦女に気付く
年配男 自分がいなくても立派になった青年(息子)を想い未来に希望はある
主婦女 解除コードを教えた後二人の乗った車は橋下へ 爆発
(司法取引の話を聞いて再婚する元妻の邪魔にならないようにしたか?)
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世間的には年配男死んだことで犯人の名は表に出ない(司法取引のためか)
真犯人主婦女は人質として一緒に死んだ(か行方不明)と思われている
真犯人知ってる刑事1のみ(青年とバイト君も?)複雑な顔
最後のメールは自分も一瞬でよくわかりませんでした
以上ちょっと記憶違いもあるかもしれません
詳しいタイムラインはパンフレットにありますので是非
警察が渋谷の爆弾見つけられなかった理由なんかものってます
動機
戦場派遣で精神壊れた夫とその夫に爆弾の授業というDVをずっと受けていた(でも愛していたから耐えていた)
が、その夫も爆弾のすべてを教えた後自殺という悲劇にあった
それでも堪えて長い間ずっと生きてきたところに首相の戦争やれる国にします?発言でブチ切れ (戦場行けるようにするとどういう結果もたらすか知ってんのか!私みたいなの生まれんねんぞ!みたいな)
動機自体はわりと衝動的なものに感じました 戦争反対という意思表示や夫の仇的なものではなく鬱屈とした自分の人生とそれが分からない世界、社会への爆発みたいな
ぶっちゃけ八つ当たりそのものかと(いやかなり重いんですがね数年にわたる?DVとか)
多分首相が渋谷での対談に応じてても主婦女は渋谷爆発させたと思う
目的は対談ではなく、大事なのは平和ボケした日本に戦場を作り出すことだから
最後解除コード教えたのは↓があるからか
年配男が犯人探してたのは自衛官1を犯人と思ってたから
一緒に当時を経験し、PTSDで苦しんだ自分なら止められると思ったし、
だからこそPTSD持ちの家族として経験した(それを理解できる)自衛官1の嫁(主婦女)と最後のレストランでもっと会話を楽しみたい(辛い気持ちを共有したい=年配男も周りに自分の辛い気持ちを理解できる人がいなくて孤独だった)といっていたのかなと思った
主婦女も夫に先立たれ周りの人は理解できない苦しみで孤独だったが、その同じ苦しみを理解できる同じ立場の年配男の「希望はある」発言で正気に戻れてコード教えたのかな、と
年配男が失踪したのもPTSDで苦しんでる姿を息子に見られたからという描写(子供に悪い影響でないように自ら失踪した?)や、
また部屋の雑誌で青年(息子)の活躍を知ってた描写はあったし、
(誰だこいつは、は自分の関係者と思わせないようにした?)
爆発のことを留守電で教えたことといい青年や家族を大切に思ってたのは描かれてたのでそこからの「希望はある」なのかなと
(こんな自分の息子でも会社開いて立派にやっていける的な)
そう考えればそんなに浅くはないんじゃないでしょうかどうでしょうか
拙い言葉の上記憶が曖昧ですみませんが一応考察でした
もう一度書きますが私的には非常に面白く久々に時間を忘れるいい邦画でした
見たのが深夜上映ということもあり、またそもそも小さいスクリーンでしかやってませんでしたが、できれば大画面で見たかったです
上のことを踏まえてもう一度見ていただけると印象変わる・・・んじゃないかなと思ったり思わなかったり・・・
いやでも好みの問題もあるしねぇ・・・
2時間ドラマと映画の違い
平和ボケの指導者と国民(その象徴がクリスマス)に戦争の恐ろしさを思い知らせるために渋谷テロ!
苔の生えた発想に苦笑。
首相と直接話をしたいというのは、本当にそうしたかったようだ。それでどうなると思ったのか。
海外の平和活動で女の子が死ぬのを見ておかしくなった自衛官と、そいつに逆らいもせず(愛してるから!)爆弾作りを学ぶ不思議な妻。テロの動機が理解できない。
佐藤浩市が主演とされているのはひっかけだが、佐藤はどうやって「そのこと」を知ったのか。さっぱりわからない。「ひょんなことから」か?佐藤と下手人の夫との関係も先輩後輩ということ以外よくわからない。
音楽はサスペンスを盛り上げようとするが画面がどうにも弛緩しておりスベりまくっている。
キャストといいストーリーといい2時間のスペシャルドラマを彷彿させるが、爆破の迫力をだすために渋谷のセットを作ったというで、テレビの2時間ドラマではそんな金はない。
99分にこだわったのはいいけど、そのぶん 人物描写や関係性が雑なの...
99分にこだわったのはいいけど、そのぶん 人物描写や関係性が雑なのか、行動のための理由づけが雑とゆーか浅いとゆーか府におちないで終わってた
いろんなことが消化不良気味
爆発のシーンがすごすぎて よくいえば迫力なんだけど、音もスゴいし怪我人がすごくて 気持ち悪くなった。あらかじめ きつめの描写があることは表示すべきでないでしょうか
素晴らしい役者さんばかりなのに、ストーリーがぼやけてるせいでもったいなかった
戦争は終わって。始まって、終わって、始まって、終わっての世界で生きている私達。
平和ボケした日本人にガツーンと一発、と言うか、後ろからドタマを張り倒さなきゃいけない、ってのには賛成だけど、テロは駄目ですね。いかなる理由があろうとも、いかなる場所であっても。特に、こんなん無差別八つ当たりテロでしょ。同情はするけど、支持はできない。だから、彼も、ああ言う選択をした。
とりあえずは突っ込み禁止映画。
予算的には、どれくらい使ったのかは分かりませんが、邦画のショボさは、ほぼ感じませんでした。目玉の渋谷の撮影が真に迫った感があったのが効いてるものと思われ。と言うか、この場面以外、お金掛けなくても取れそうな話だったし。
ネタバレ隠蔽のための配役。宣伝ポスターにも「被害者」って書いてあるw
好きな話なんです。キャストには、全く不満はありません。一人として、コイツ嫌だ、ってのも無かったです。
でもなぁ。
MV調の始まり方は「平和ボケした日本」の描写ですよねぇ。考えてるなぁ、と思いましたが、いかんせん、雑。めちゃくちゃ、雑。エスカレータを登って来た男の足元。揺らすなよ、グラグラグラグラ。謎めいた感が薄らいで行きます。軽薄なPOPに乗って、画面が右傾斜&左傾斜を繰り返します。芸、無さ過ぎひん?
私、犯人を知ってます。
いや待て、アタマ使え。彼が犯人なら、そんなにユルユルな訳ないでしょうが。
あ。気づいたら、突っ込み始めてる。止めよう、キリが無いからw
ショボさは無かったけど、総じて雑でした。大きいところから細かいところまで、とにかく雑。TVドラマのクオリティって、こう言う映画の事を言うんだと思う。撮影のやっつけ感と脚本のすたこらサッサ感(突っ込まれないうちにずらかれ!的な)。
惜しかったです。とっても。
石田ひかりさんが良かった。
一方で。「あやの」だとばかり思ってたら、「加弥乃」らしいですね。もうね、やっぱり、あの姉妹は苦手ですw
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