サイレント・トーキョーのレビュー・感想・評価
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一番の見せ場が、劇場レベルではないのが残念^^;;;;
久々のauマンデー
制作ROBOTだし、テレビサイズではないかな!?と思ったらスペシャルドラマレベル(^◇^;)
役者さん面子も演技も素晴らしいですが・・・
被写体以外はボカすカメラアングルと見せ場の爆破シーンとシナリオが。。。。
邦画の限界を見せつけられる作品でした。
同じ題材でもCGや予算をかけなくても演出一つで、面白くなる舞台もあるだけに、脚本は大事ですね。
で、今回は夫婦じゃなかったのね〜西島さんと“奇跡のアラフィフ”石田ゆり子さん^^!
*1/9追記
2021年からインスタにもこのレビューと同じHN『eigatama41』で、投稿開始しました。
映画好きの皆様宜しくお願いします。
温度差
WAR IS OVER
爆破予告場所に、人は集まるか?
動機が。。
映画館で見るべき作品‼️
巧妙に仕組まれた謎を解き明かす
平和ボケした日本国民へ送るクライムサスペンス。クリスマスイヴの東京を舞台にした映像は華やかであり爆破瞬間の映像は迫力満点。巧妙に仕組まれた謎を解き明かしていき展開も面白い。時系列も上手く活用している。
2020-215
未来へのクリスマスプレゼント
“クリスマス”と"テロ"と言えば、私の大好きな「ダイハード」のイメージでいましたが、こちらは少し真面目なテイスト。西島秀俊がマクレーン警部のイメージにフィットしてるので、勝手に期待してたところもあるのだけど、少し違った。
とはいえ、コンパクトにまとまっていて楽しめた。ジョン・レノンの”Happy X’mas(War is over)”がモチーフとのことで、そのイメージにはぴったりだったかな。
東京への爆破予告とそれを追う刑事。テロ犯の目的は? 理由は? 爆破阻止は出来るのか?
スピード感あるアクションはあまり無いけれど、克明に再現された爆破シーンと、犯行動機に秘められた怒りと悲しみ、そして最後に未来に託された言葉。展開がスッキリまとまっていて、個人的には短めのこの時間で良かったと思う。確かに描き足りないところは幾らでもあるけれど、きちんと内容が理解できたし、多くを語ることで雑音となりかねないので、これくらいが丁度いい。やるとしたらアクションシーンを追加するくらいかな。
石田ゆり子、佐藤浩市、西島秀俊の豪華俳優陣を中心に、安定したストーリー運び。中村倫也、広瀬アリスらの若手が奮闘。おちゃらけたイメージが多い広瀬アリスの、後半のシリアスな感じは良かったな。妹に負けない演技でした。
エンドロールで流れるモチーフとなった歌が、ジョン・レノンのメッセージを改めて思い出させ、まさにこれを書きながら聴いています。本作に限らず、また新しい形で表現されて、長く伝えられるといいですね。
爆発の迫力は映画館で
犯人があの人だったとは?
正義のためと、犯人の夫が言います。しかし、この世はある事柄が起きるが、後で人間が意義づけをするという意味では、善も悪もないのかもしれません。そういう意味では、渋谷の忠犬ハチ公を爆破するという復讐心は意義づけが弱かったような気がしますが、ストーリー展開は秀逸です。誰が犯人か最後まで行かないと分かりません。その謎解きにハラハラしてしまいますが、その巧みさには脱帽です。途中で、復讐の原因となるエピソードのために、遡った時代が演じられますが、違うキャストが登場するので、これは誰と思うことがありました。もちろん演ずる役者は個性的な人ばかりで、見応えはあります。この映画の背景としては、戦争の無意味さに迫っていますが、これについては結論は出ません。私たちの歴史を見ても、ついこの間まで、自分が生き延びるために戦争をしていたのですから。ただ、平和な未来を引き寄せるのは、私たちの時代で成さねばならないことなのでしょう。いずれにしても、この映画の魅力は、息をつく暇もなくエンデイングに到達することと、渋谷交差点を再現するために、時間とお金を惜しまなかったことです。
スッキリさせてもらいました
謎がちらほらあったけど
あたかも社会風刺に見立てているが、犯人の動機がフワフワ!!
今作、非常に物語構成能力が低い作品である。最後の最後まで、結局何を描こうとしているかが伝わってこないのだ。
劇中で中村倫也の「いったい何の話をしているんだ」というセリフがあるが、これこそが観ている側の気持ちを全て代弁してくれている。
中村倫也がわかりやすいミスリードキャラクターとして役割を果たすのと同時に、このキャラクターこそが、私たちの目線でもあったのだ。
全編にわたって問題提示されるのは「戦争」が周りにもたらす影響というものなのだが、軍事国家ではない日本にとっては、なんだか宙に浮いた話で、総理は戦争を容認するような発言をしているなど、戦争というワードに対してデリケートなはずの日本としては、少しSFに足を突っ込んでいるように思えてならない。
感覚的に日本の選挙というより、アメリカ選挙の感覚に近い気がする。政権や代表が変わって、自分の思いとは違った方針の場合、それを非難し、更にそんな代表を選んだ人々をも憎むという、右翼、左翼の過激派思想だ。
元も子もないことを言うと、幼い子が戦争の被害者であるという現状を知ったことで、それがトラウマとなっていたはずなのに、何故、その子を殺した爆弾そのものを作ろうとするのかが理解に苦しむ。
神の名のもとに大量虐殺をしたりする者たちは、自分の中で都合のいいように解釈し、偏った思想の中で勝手に構築された「神」を信じるわけだが、それは実は無意味そのものである。
何の関係もない人が死ぬという光景そのものがトラウマ、PTSD の要因であったはずなのに、自ら同じことをするという矛盾こそがテロリスト思想だとしたら、そうなのかもしれないが、人が死なないためであれば、関係ない人を殺しても良いという、トンデモ理論となってしまう。
トンデモ理論だったとしても、それを熱弁するほどの熱量はあるべきようなことをしているずなのに、その点でも犯人の動機がどうもフワフワしていて、個人的なもやもや感で行動しているようにしか思えず、「戦争」をただ盾にしているだけで、身勝手としか言いようがない。
渋谷で爆破予告がされているにも関わらず、若者たちや実際のYouTuber達が渋谷に話題作りとして集まってくる。そして実際に爆発してケガ人が続出して、死んだ人もいるかもしれないというカオスな状況になってはじめて、自分たちの愚かさに気づくというシーン。
こういうシーンを観ていると人間ってバカだなと思うし、更に言えば、バカの象徴として出演オファーされたYouTuber達も自分が出演している理由をわかっていないことを考えると救いようがない事態になっている。そのことこそが今作が一番描きたかった部分にも思えたのだが、間に薄っぺらく、フワフワした戦争論が作品のもつ意味をあえてわからなくしている様でならない。
東映が爆弾テロなんて大規模な題材をパニック映画に仕立て上げるなんて予算も技術力もないわけだから、渋谷のシーンがピークであり、結局は小さくてテレビドラマのような、大きなことは言っていても内々の話になるのは、仕方ないのかもしれないが、物語の構成やバランスというのは予算とは別問題なはずだ
つっこみどころは満載だけど、そこそこ楽しめる良い映画です
最後のメッセージにマイナス1点
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