サイレント・トーキョーのレビュー・感想・評価
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西島ファンのためのテロ映画
爆破テロのサスペンスとしては実にありふれた陳腐なストーリーで、爆破シーンもスロー映像が冗長でダサ過ぎて笑える。
ただ、MOZUなどでテロ×西島秀俊×石田ゆり子という「親の顔より見た勝利の方程式」を、それと分かって予定調和で観に行き、見慣れた顔で勝ち誇る。そんな私のような人にとっては価値があるかも。
西島秀俊の最適な相棒は伊藤淳史しか居ないと信じてきた自分にとっても、勝地涼もアリかなと思わされた。二人をメインに据えて、クリスマスに単発刑事ドラマの2時間特番をやってほしい。そう思った私のような西島ファンも多いのでは。
くそつまんねかった
してやったり?と言うか…
みてる側の裏をかいて、はめようとする思惑がいやらしくて、おもしろみにかけた
開始そうそうに、内容がわかってしまい
『本当は、そうじゃないよね?』目線でみてたら、本当につまらない終わり方だった。
楽しみにしてた分、本当に残念でした。
そこそこ面白かったけど、スッキリしない。
99分と珍しく短めの作品。
そのためか説明不足に感じる場面があったり、犯行動機に無理があったり、劇中に出てきたサンドイッチで何となく犯人?と思ったら当たりでした。
西島さん目的で見に行ってきましたが映画ではなく連ドラでじっくりとストーリーを見せてもらいたい作品に思えそこは残念。
2週間で打ち切りレベルの駄作
快調にスタートしたが、アレアレ? ご都合主義とトンデモ展開が収まらず。動機も曖昧。伏線回収も無し。元々雑な脚本をさらにTV放映用にと短尺カットした結果? 佐藤浩市と石田ゆり子の関係も不明というデタラメな作り。豪華キャストもこれでは気の毒。爆破映像だけが取り柄だろうが、あそこまで若者も警察も愚かではないでしょう。この程度で観客は満足すると踏んでいるのなら、制作の電通さん、それは観客ナメ過ぎです。
ハラハラドキドキ感はある
爆発音をはじめ、映画館で観た甲斐がある迫力感は感じました。展開も間延び感がなく、あっという間に時間が過ぎた感じでしたが、かと言って観てる側が置いていかれる感じもなかったので、観やすい作品だと思います。
ただ、重要人物の個々の人物の背景的や感情、関係・関連性がちょっとあっさりしていて、あんまり感情移入出来なかったかなと思います。上映時間が短めだったので、その辺がもうちょっとあってもよかったかな。率直な感想は、なるほどね〜っていう感じ笑
観る人によっては、王道的なストーリーに感じるかもしれません(^^;
人間関係が把握出来ず、満足度低め。
予告編を観て楽しみにしてたけど、人間関係やキャラクターの背景
そこまでやる犯行の動機が今一理解出来ず。
犯人は予想外な方だったけど、振り替えってみればナルホドといった感じ。
渋谷のハチ公前の爆発シーン。
爆風で人が飛ばされる場面がスローで撮られていて、なかなかシュール(笑)
表現方法が新鮮で上手いなと思った感じ。
佐藤浩市さん。余裕の安定した演技。
西島秀俊さんは相変わらずカッコ良い!
石田ゆり子さんは相変わらず美しい。
中村倫也さんは相変わらずシブい。
豪華なキャスト陣なのに全体的に残念だった感じ。
心残りは叙々苑と浅草今半のお弁当が、どんなのか見たかったところ( ´∀`)
いやいや、なかなかよ
他のお客様のレビュー評価を観て、鑑賞しました。意外と面白いと思いました。また、TV等で再放送の時も是非観たいと思いました。確かにストーリーは足早に進む状況ではあるが、爆風の表現、プチどんでん返しもあり、役者も豪華で大変良かった。反戦の意味が深い映画。
治安軽視を巧く活用
この国の治安や安全を軽視した風潮や政治の強硬姿勢を巧く使い、映画のような状況であっても不思議ではないと思わせるところがミソ。
3億かけた渋谷交差点のくだりを期待してみたのだが足利のセットだと思わせる処は皆無で、このシーンは成功したと言える。
好きな役者が多く個人的に大きな不満はないが、例えば西島秀俊はストロベリーナイトやmozuなどの印象が強く、刑事としてなら、背景をもう少し掘り下げないとスピンオフにしか見えない。
若い頃が、笑っちゃうくらい似てない😹
最初から犯人らしき人物が登場するので、動機と背後関係がどこまで真に迫ってくるかがこの作品の肝。動機がわかるまでは、骨太なサスペンスでなかなかよかった。渋谷ハチ公前の馬鹿騒ぎからの爆発シーンは出色の出来栄えで、無音の使い方が絶妙。
この映画に2つ引っかかる点がある。まず、若い頃の俳優と現在の役者が似てない。もう、笑っちゃうくらい。本人の若作りとCG補正にすればよかったのに。もうひとつは、動機となる背景が無理矢理すぎ、戦争の悲惨さを伝えたいだろうけど、違和感しか感じない。ストレートな動機で良かったと思う。せっかく佐藤浩市、西島秀俊が出演してるんだからハードボイルドに仕上げて欲しかったな。
作品全般としては、最後まで緊張感とテンポがあってよかった。
このラーメンじゃないです、西島さん!
このご時世であっても、
「さすが役者さんだ!」と思わせ楽しませて頂いた舞台挨拶のライブ中継。
「これは美味しいラーメンが食べれるかも」と思いながらの観賞でしたが、
結果は「具材は豪華ながら半ナマ、スープは薄味なタンメン」でした。
最初に、
西島秀俊・佐藤浩市・石田ゆり子・中村倫也・勝地涼と知れば、
原作云々は関係なく観ないわけにはいかない映画である事実。
「細かい矛盾は気にしない」がエンターテイメントな映画であり、
観賞時のMyルールなのですが、
興行なので仕方がないとはいえプロモーション優先の俳優陣の存在。
各登場人物が「半ナマ」、
しっかりと炒めておらず味も・・・そう、中途半端に描くぐらいなら、
チョイ役程度で圧倒的な存在感と贅沢感を押し出しても良かったのでは?と。
特に西島さんと勝地さん。
そしてメインのスープですが、
細かいところを気にしないで鑑賞しているはずなのですが、
さすがに序盤も序盤で全容が、そして「この人怪しさ満点だなぁ」と。
さすがにこの手のサスペンスドラマ慣れしている人たちは、
ミスリードされることは無いのでは!と思います。
羽多野監督が99分に拘って編集したそのスピード感と、
「成人してからの各世代」を異なる俳優で描いた「重要な数々のシーン」は、
圧倒的なスピード感で走り切るはずが、
「え?誰だこれ?」
「あ、石田ゆり子か。 あ、佐藤浩市か」と、
ブレーキを数回踏んで思考したりと、混乱を招いた気もします。
結果、
西八王子の100円ラーメンがどんな味だったのか?気になるところですが、
サイレント・トーキョーという名のラーメンは、
「豪華な具材が半ナマ、スープは薄味」
というタンメンでした。
原作がある作品でありながら、
99分に拘ったことに潔さと格好良さを感じますが、
ならば、激しく強いスポットライトを1人に当てて欲しかった思います。
政治色が強く漂う終盤は好みが別れるところですが、
私は日本映画でダイレクトに表現して欲しく無い派です。しかし、
しかし、
舞台挨拶からの本編だったので、
舞台挨拶が足りない部分を埋めてくれた感が強かったので大満足。
俳優の皆様、本当にありがとうございました。
日本てそんなにダメダメな国ですか?
公開時期が悪かったように思う。
コロナで外出禁止をきちんと守る日本で、爆破が起きると予告までされてるのに、わざわざ渋谷に集まってお祭り騒ぎするって、ありえないでしょう。
さらにそれで自ら集まって吹っ飛ばされて、犯人が憎いってのも、輪をかけて意味分からない訳ですが……
本題としては、平和ボケするな日本、という事なのかも知れませんが
個人的には平和ボケをしてるわけではなく、ここまで平和なのは平和を保とうとずっと意識を持ってきた国民性のおかげ、とは言えないのかな? と思ったり。
最近、某スポーツブランドの広告が物議を醸したりしましたが、そんなに日本て、ダメな国なんですかね?
P.S.(ちょいネタバレ)
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マスコミが印象操作するみたいなシーンがありましたが、電通とデカデカ出てる作品で、なかなかのセンスだなと思いました
尺がたりないのが残念。でも……
邦画のこの手の映画は個人的期待を満足させるのが少ない……でも気になるから見ちゃうんだよなぁ
で今作はキャスト好みな方が多数で、なかなか良かったです
でも尺が短いせいか色々と説明不足や都合よく展開しすぎて残念でもありました
もっと人物背景を掘り下げて欲しかったし、もう一癖欲しかった(真相が先読み出来てしまったので)
連ドラの方が良かったのかなぁ🤔🤔
あとXmasイブの必要性を感じなかった
名曲HappyXmasは良かったけどエンドロールのみでしか流れず
わかりにくい点はあるが、それでもお勧め。
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★内容に、戦争に関する議論を含みますが(ヒント?)、それについては採点の考慮にするものであり、ここで政治的メッセージを発するものではない(肯定も否定もしない)点は断っておきます。
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今年55本目。
東京爆破テロを題材にしたクライムサスペンス。
確かに全体として「あら」があることは事実です。無駄に多い登場人物に、さらによくわからないクライマックス(犯人や、その動機も、かなり「ぶっ飛んでいて」、サスペンスものとはいえこれをぴたり当てられる人は少ないでしょうね…。犯人はまぁわかったとしても)。
原作ありとのことですが、おそらく原作から削るに削る部分を極端に削って時間を適正なところまで収めたために(かつ、コロナ問題で120~級の映画より、90分程度で手軽に楽しめるほうが最近は好み?)、こう「わかるものもわからない」状態になってしまったのではないか…と思われます。
それでも、この映画を見れば誰でも「平和の大切さ」が裏に隠れたメッセージであることはわかるはずです。日本はテロや戦争にはあまり関係のにない、平和な国であるとは言えますが、それは表向きの話であり、実際は自衛隊の方や米軍基地で働いてくださっている方の協力などがあります。これは普段表立って、意識されないことですが、とても大切なこと。
そして、もう1つ。それは群集心理。「爆弾の設置予告があるからここには来るな」と(架空の)警察が何度も何度も言っているのに見たいもの見たさに集まる山のような人数。1人が行くなら2人目も、2人目が見るなら私も…とどんどん増えていき、あれほど「来ちゃダメ」って言っているのにもう無視。自分さえよかったらいい、みたいな群集心理が惹起する状態やいわばパニック状態。それがトラブルを引き起こします(=被害者が増える)が、とはいえ、そこはそうしないとストーリーが成立せず、やむを得ないのかな…とは思います。ただ、その危険さ(事件もトラブルも大きくなってしまう)こと、換言すれば「緊急事態でも情報の正しさは各自が(スマホのニュースなどで)受け取って各自で冷静に判断しよう」という点であり、この点は見た後であればすっきりわかります。
減点要素は下記の0.5にしています。参考にどうぞ。
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0.5…ストーリーとしてわかりにくい、という多くの声は確かにその通りかと思います。原作からかなりカットしたであろう部分、また、隠れたメッセージを最大に(ここに書くとネタバレになる内容で、あえて書いていない内容もかなり含む)くみ取らないと、「理不尽に理不尽に過ぎる」クライマックスとなるので、「なんじゃこれ??」ということになりかねません。
ただ、提示した隠れたメッセージの「平和の大切さ」「群集心理」(=人が何かしているなら、自分もそうする)=結果が雪だるま式に悪化する」をテーマにしている、と事前に把握していれば(これはネタバレの範囲ではないはず。「特集」にもある通り)、まぁその理不尽も収まるところもある程度収まります(これら「すら」提示されないと、0.5点どころの減点ではすまない…。結末も動機も予測不可能なほどぶっ飛んでいるので…)。
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【Happy Xmas (War is Over)が示唆するもの】
エンドロールでかかるジョン・レノンの「Happy Xmas (War is Over)」は、1971年に作られたベトナム戦争に向けた反戦歌とされている。
しかし、その詩の内容は、ベトナム戦争に向けたと云うより、
「世界はひどい過ちを犯しているけど、
みんなが望めば、
戦争は終わる。
弱者にも強者にも、
貧しき人にも裕福な人にも、
黒人にも白人にも、
黄色人種にも赤い肌(一般的にはヒスパニックやアメリカインディアンを指す)にも、
争いをやめて、
メリークリスマス」
という、
どちらかというと普遍的なメッセージになっていて、この作品の根幹を成すテーマにもなっているのだと気づく。
この作品は、序盤から中盤にかけては戸惑う。
なぜなら、コロナ禍にあっては、人々は政府より冷静で賢く、もし、今、こうしたテロ的な事があったら、人々は渋谷を積極的に避けるだろうと思うからだ。
おそらく、コロナ禍の前で、ハロウィンのあたりだったら、最もタイムリーだったのかもしれない。
ただ、この作品の中の群衆は、SNSのなかで炎上に加わる思慮に著しく欠ける連中のようでもある。
たぶん、そうした皮肉も多分に込めているのだろう。
また、作中の所々で安易に軍隊を求める発言をする政府は、前政権を特に皮肉るようでもある。
マニュアル通りの、通りいっぺんの発言しかできない総理も、前総理や現総理にも重なる。
それに、おそらく日本の警察は、こうしたテロを未然に防ぐ能力を十分備えていると、僕は思っているが、映画は政治のリーダーはきっと愚鈍な対応に終始するのだろうと明らかに示唆している内容だ。
そして、ストーリーが展開するうち、この作品は、平和ボケというのは、日本国民に向けたというより、実は国際紛争に対する理解に欠ける政治家や、思慮に欠け、SNSで争いを煽り、騒ぎ立てる連中を示唆していると思うようになる。
「スパイの妻」を反日映画だと批判している面白い人がいたけれど、この作品にもそんなレッテルが貼られないように祈るばかりだ。
あっ、でも、製作者たちは、もしかしたら、それが望むところなのだろうか。
ちなみに、僕は、このレノンの
Happy Xmas War is Overが、年末のカラオケのオハコだ。
今年は、ヒトカラじゃないとダメだよね。
行動心理の描き方が浅く、モヤモヤが残る
渋谷爆破予告し警戒してる中で本当に爆破が起きて多数の負傷者(死者が出たのかは分からなかった)が出た。
首相と話をさせろと言う要求を拒絶したことが原因。
誰が犯人か?・・・みたいな話だが、他の人も書いているように、色々とわからないところが多くモヤモヤした。
特に、佐藤浩市、中村倫也、石田ゆり子の行動と関係性についてもう少し丁寧に描いて欲しかった。
石田ゆり子の若い時を白石聖が演じてて、可愛くて良かった。だけど、メイクで若く見せるように出来るだろうから、石田ゆり子本人に演じて欲しかった。
迫力ある映像でも、、、
映像は迫力あって、出演者も豪華。
でもなんかもったいないなー。
原作読んでませんが、削ったエピソードいっぱいあったんじゃないかなと。
勝地涼さんなんてほとんど出てないし、どうやってここに来た?もうここに戻ってる?みたいなシーンが多く、ちょっと残念でした。
ただ、それでも役者さんは素晴らしく、広瀬アリスさん、中村倫也さんが特によかったです。
2時間でキッチリまとまった良作
東京爆破テロを題材にした
クライムサスペンス。
サスペンス系はオチや展開など
自然とハードルが上がりがちだし、
正直始まって1時間くらいは
「こんだけ派手に風呂敷広げてるけど
ちゃんと収まるのか?」なんて
思っていました。
しかし終わってみれば
サスペンスものにはよくある
大きな消化不良もなく、
楽しく観させていただきました。
薄い箇所も所々ありましたが
よほど映画好き、サスペンス好きでもなければ気にならない程度かなと思います。
内容の濃さに特化した「罪の声」と違い
テンポを重視した作品。
渋谷センター街のシーンは
足利市に作られたセットらしいですね。
出来の良さに脱帽です。
爆破シーンは最高。
星一つ減らしたのは、先に書いた様に
物語に少し薄い所があった所と
キャラの掘り下げは見たかったです。
まぁ二時間の映画では仕方ないかもですが。
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