サイレント・トーキョーのレビュー・感想・評価
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このラーメンじゃないです、西島さん!
このご時世であっても、
「さすが役者さんだ!」と思わせ楽しませて頂いた舞台挨拶のライブ中継。
「これは美味しいラーメンが食べれるかも」と思いながらの観賞でしたが、
結果は「具材は豪華ながら半ナマ、スープは薄味なタンメン」でした。
最初に、
西島秀俊・佐藤浩市・石田ゆり子・中村倫也・勝地涼と知れば、
原作云々は関係なく観ないわけにはいかない映画である事実。
「細かい矛盾は気にしない」がエンターテイメントな映画であり、
観賞時のMyルールなのですが、
興行なので仕方がないとはいえプロモーション優先の俳優陣の存在。
各登場人物が「半ナマ」、
しっかりと炒めておらず味も・・・そう、中途半端に描くぐらいなら、
チョイ役程度で圧倒的な存在感と贅沢感を押し出しても良かったのでは?と。
特に西島さんと勝地さん。
そしてメインのスープですが、
細かいところを気にしないで鑑賞しているはずなのですが、
さすがに序盤も序盤で全容が、そして「この人怪しさ満点だなぁ」と。
さすがにこの手のサスペンスドラマ慣れしている人たちは、
ミスリードされることは無いのでは!と思います。
羽多野監督が99分に拘って編集したそのスピード感と、
「成人してからの各世代」を異なる俳優で描いた「重要な数々のシーン」は、
圧倒的なスピード感で走り切るはずが、
「え?誰だこれ?」
「あ、石田ゆり子か。 あ、佐藤浩市か」と、
ブレーキを数回踏んで思考したりと、混乱を招いた気もします。
結果、
西八王子の100円ラーメンがどんな味だったのか?気になるところですが、
サイレント・トーキョーという名のラーメンは、
「豪華な具材が半ナマ、スープは薄味」
というタンメンでした。
原作がある作品でありながら、
99分に拘ったことに潔さと格好良さを感じますが、
ならば、激しく強いスポットライトを1人に当てて欲しかった思います。
政治色が強く漂う終盤は好みが別れるところですが、
私は日本映画でダイレクトに表現して欲しく無い派です。しかし、
しかし、
舞台挨拶からの本編だったので、
舞台挨拶が足りない部分を埋めてくれた感が強かったので大満足。
俳優の皆様、本当にありがとうございました。
日本てそんなにダメダメな国ですか?
公開時期が悪かったように思う。
コロナで外出禁止をきちんと守る日本で、爆破が起きると予告までされてるのに、わざわざ渋谷に集まってお祭り騒ぎするって、ありえないでしょう。
さらにそれで自ら集まって吹っ飛ばされて、犯人が憎いってのも、輪をかけて意味分からない訳ですが……
本題としては、平和ボケするな日本、という事なのかも知れませんが
個人的には平和ボケをしてるわけではなく、ここまで平和なのは平和を保とうとずっと意識を持ってきた国民性のおかげ、とは言えないのかな? と思ったり。
最近、某スポーツブランドの広告が物議を醸したりしましたが、そんなに日本て、ダメな国なんですかね?
P.S.(ちょいネタバレ)
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マスコミが印象操作するみたいなシーンがありましたが、電通とデカデカ出てる作品で、なかなかのセンスだなと思いました
豪華な俳優人だから善意の目で最後まで観れました。 が、全ての人間関...
豪華な俳優人だから善意の目で最後まで観れました。
が、全ての人間関係性が浅くモヤモヤ感が残りました。このモヤモヤ感をこの映画を観た誰かが、スッキリする解説コメントをどこかに書いてないか探し中です。
じわじわっとくる熱く伝わる人間関係性が一つでもあれば、良かったかなぁ。
全体的に心情の伝わりが浅かった。
若き日の回想シーンは、全て俳優人を変える必要がなかったと思います。同じ俳優さんの方がもっと分かりやすかったと思います。
あと、鉄板を敷いて爆弾処理訓練していたシーンは、何処に繋がる話だったのか分からなかったです。
一回観ただけでは、読み解けない箇所がちらほらありましたが、
ツンデレ役の中村倫也さんが花屋さんで花を買ってるシーンがセリフ少なくても一番心が温かくなり、心情が伝わる場面でした。
豪華な俳優人なのに、全体的にもったいない感が残るストーリーだったなぁと思いました。
尺がたりないのが残念。でも……
邦画のこの手の映画は個人的期待を満足させるのが少ない……でも気になるから見ちゃうんだよなぁ
で今作はキャスト好みな方が多数で、なかなか良かったです
でも尺が短いせいか色々と説明不足や都合よく展開しすぎて残念でもありました
もっと人物背景を掘り下げて欲しかったし、もう一癖欲しかった(真相が先読み出来てしまったので)
連ドラの方が良かったのかなぁ🤔🤔
あとXmasイブの必要性を感じなかった
名曲HappyXmasは良かったけどエンドロールのみでしか流れず
共感性の低い「平和ボケボケ」映画
予告でちょっと面白そうかなと思ったので観賞
SPなどハードボイルドサスペンスに手慣れた制作陣
によるクライムパニックもの…
なのですがこの作品の予告非常に直前になって
やり始めて一カ月くらいで公開って感じでしょうか
こういう作品って大体嫌な予感がするものです
感想としては
・25年前に観たアニメ映画の傑作の劣化シナリオ
・あまりにご都合的なストローマン首相に辟易
・予算規模から読めるオチ
・そうはならんやろ
・そんなに平和ボケがいかんかよ
・誰も戦争なんか知らない
など不出来な映画に説教されると不快になりますねって出来でした
クリスマスイブに浮かれる東京・渋谷
とあるテレビ局に12時に爆破すると予告電話があり
嫌々ながら契約社員の来栖は先輩とその現場に行くと
突然その場にいた女性山口に突然座れと言われ
先輩が座らされ荷重が軽くなると爆発すると言われ
来栖は山口と館内放送をしに行けと言われます
来栖は飲み込めないまま警備室に行く間に12時を回り
ゴミ箱が爆発し先輩を置いてその場の人々は避難します
このおばさん誰みたいな反応をテレビマン2人はしますが
観客も同じだと思います
その爆弾って言うのも30kgの荷重を感知すると言う割に
ベンチの裏に吊り下がってるんでどうやって
感知してるんだよと色々ツッコミたくなりますが
爆弾処理班が液体窒素で凍らせれば止まる
(それより30kgの何かと取り替えろよ)
解体を実施すると音と光だけの爆発が発生
山口と来栖はそれを音で気が付きながらある場所へ向かいます
空っぽのマンションにテレビや機材が置いてある部屋に
2人は行きますがおそらく犯人の要求であろう
そこに置いてあるカメラで来栖は犯行予告をさせられます
どっからどう見ても犯人としか思えない自信満々な
声明をやっておきながらこれじゃ俺が犯人にされると
急に怯えだす来栖を山口は丁寧に慰めますが
来栖は犯人の要求どおりの次の行動に移ります
来栖がここまで指示に従うのは腕に爆弾を付けらた
からなんですが付けさせたのは山口なのです
ここまででもう山口が誰なのかよくわかりません
石田ゆり子ということしかわかりません
その犯行予告は首相と対話させなければ渋谷を爆破する
というもので警察は総出で警戒網を発令
時に意味も無くハードボイルド臭出す刑事の世田は
部下と渋谷周辺を聞きこみますがそこで
質問しても妙に落ち着いてたという「だけ」で
須永という若者を疑いはじめます
その須永は知り合った印南という女性から食事に
誘われていましたが横浜に用事があると断っていましたが
印南が友人高梨と渋谷を通りかかると横浜に
いるはずの須永が人混みの中いるのを見つけ2人は追いかけます
世田も部下とその須永を見つけ後をつけようと
しますが(なんでそんなすぐわかるんだ)
面白がって集まってきたバカのせいで現場は混乱し
そうしている間に時間が来て見つけきれなかった爆弾が
爆発し渋谷は大混乱に陥ります
あのー…現実でも昨今
どっかのバカがやった爆発予告電話とかよくありますけど
ちゃんと皆文句は言いつつも避難してますよね
そういうの知ってると渋谷に面白がって集まってくるバカ
っているのかとさすがに非現実的に思ってしまいます
あたかも作り手は民衆は愚民でバカと言わんばかり
さすが電通
まあ爆発シーンはなかなか凝ってるんですが
その集まったバカが巻き込まれてグチャグチャになっていく
シーンはさすがにかわいそうに思えてきます
平和ボケってこんな目に遭わないといけない程の悪なのかな
と思えてきます
なんとか動ける世田は現場を真っ暗闇の中ビルの屋上から眺める
男を見つけ(さっきからこの人はニュータイプかなんかか)
その男を追い詰めるとその男は来栖で犯人に要求されて
現場を撮影しろと言われていました
その後須永はやらされていたことを取り調べで話し釈放されます
えっ数時間前に動画投稿サイトで犯行予告した男を釈放?
せめて泳がせるくらいの理由つけるんだろなと思うと
なーんもなしの無能警察
来栖には正社員をエサにテレビ屋が豪華ホテルで
ヤラセインタビューをけしかけますがその場を逃げ出し退場
何の意味もありません
また爆発に巻き込まれて印南が重症を負い呆然とする高梨は
横浜におらず現場で平然としていた須永を怪しいと思い
家に押しかけ印南が死にかけたのになんで冷静なんだと
まくし立てると「俺はちゃんと50mは離れていた」みたいな
発言を残してその場をそそくさと立ち去り
そこで高梨は須永が犯人と確信し家を物色して
探偵に探らせた須永の父親の居場所(このへん作中の説明一切ナシ)
などを持ち出し警察に持ち込みます
おーい須永の家のカギは開けっぱなしか
その後須永はその待ち合わせ場所へ来ると
情報を得た世田が待ち構えており須永を取り押さえると
爆弾魔の正体は元自衛官の自分の「元」父親の朝比奈で
須永は母の再婚が決まった時にまた母を悲しませるなという
理由で爆弾事件を独自に追っていたのでした
50m離れろなどはその父から連絡されたことでした
なんで連絡してるのかはよくわかりません
渋谷行くなとかでよくね
もうこういうツッコミ疲れがこの辺でピークに達します
レインボーブリッジや東京タワーも爆破するとか言ってますが
あんな(セットで再現したらしい)渋谷爆発もうやっといて
そんなシーン撮る予算がもうあるわけないってわかってますからね(半ギレ)
で世田と須永は朝比奈がいる東京タワーが見えるレストランに
踏み込むと山口と二人でいるところで取り押さえようとすると
爆弾を見せつけて朝比奈は抵抗し山口と話を続けさせろと要求します
須永は父親にもう止めろと言いますがとぼけられます
すると山口はレインボーブリッジまで無事に行けたら解除コードを
教えろと朝比奈に言い出しその要求をのんでクルマが走り出します
この人達は何をやっているのかあんまりよくわかりませんが
もう観てる側もどうでもよくなっています
結局山口は共犯で夫が自衛官で外国で爆弾処理を行っている最中
戦争で家族を失った現地の子供が恨み節紛れに地雷を踏んで自殺
それがトラウマとなった旦那は妻守るためと妻に爆弾作りの
ノウハウを教えその後自殺したそうで朝比奈は同僚だったようです
戦争ができる国にしようとする日本の首相とそれを選んだ国民が
許せないから爆弾事件で懲らしめてやろうと思ったそうです
本当の戦争を教えてやりたいんだそうです
…もうツッコむのも嫌なんですが
お前も戦争知らないだろとしか言えません
その子供も戦地で地雷処理する自衛官を恨むのはあまりにお門違い
子供に訴えさせたりするとことかこれ共産党とか左翼のやり口みたい
ただでさえ軍隊のない日本の防衛方針を首相が考えるのは単に「仕事」
他に誰がやるのでしょう
結局そういった子供の勘違いレベルでそれを理解しない連中が
そもそもこうしたテロを起こして憎しみを生み
余計戦争を無くならないようにしているのです
だから自分達は意識が高いと思い込みイブで浮かれる世間を恨んでる
連中こそ「平和ボケボケ」と言えるのではないでしょうか
別に映画に中で犯人達の行動に批判的にメッセージを持つなら
まだいいのですが雑すぎてテロ賛美になりかけてるのがヤバい
前述の通り予算があるわけない爆破はされず
朝比奈と山口を乗せたクルマは「War Is Over」
というこれがやりたかっただけだろ的解除コードを伝えた後
レインボーブリッジからクルマごと転落し爆発
被疑者死亡のまま事件は収束していきます
勘違いテロリストに相応しい末路です
これならもう少し渋谷爆発は引っ張っても良いと思います
爆弾ものって爆発するまでの緊張感で引っ張るものですが
その緊張感がかなりぶつ切れになっていますから
(他にも問題がありすぎるけど)
この映画のシナリオは観た人ならお気づきの人も多いと思いますが
「劇場版 機動警察パトレイバー2」に酷似していますが
パクリと言いたくないほど劣化しています
劇パト2は25年前の映画ですが日本が戒厳令下におかれたらなど
バブル以後の日本人に強烈に刺さるテーマを持った傑作でした
だから四半世紀経ってまだこんなもん見せられるのかという気分です
洋画が入ってこない事で注目が集まった邦画ですがAI崩壊といい
ホラーもパニックものもろくなのがない1年で終わりそうですね
どっちも観ましたががっかりです
わかりにくい点はあるが、それでもお勧め。
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★内容に、戦争に関する議論を含みますが(ヒント?)、それについては採点の考慮にするものであり、ここで政治的メッセージを発するものではない(肯定も否定もしない)点は断っておきます。
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今年55本目。
東京爆破テロを題材にしたクライムサスペンス。
確かに全体として「あら」があることは事実です。無駄に多い登場人物に、さらによくわからないクライマックス(犯人や、その動機も、かなり「ぶっ飛んでいて」、サスペンスものとはいえこれをぴたり当てられる人は少ないでしょうね…。犯人はまぁわかったとしても)。
原作ありとのことですが、おそらく原作から削るに削る部分を極端に削って時間を適正なところまで収めたために(かつ、コロナ問題で120~級の映画より、90分程度で手軽に楽しめるほうが最近は好み?)、こう「わかるものもわからない」状態になってしまったのではないか…と思われます。
それでも、この映画を見れば誰でも「平和の大切さ」が裏に隠れたメッセージであることはわかるはずです。日本はテロや戦争にはあまり関係のにない、平和な国であるとは言えますが、それは表向きの話であり、実際は自衛隊の方や米軍基地で働いてくださっている方の協力などがあります。これは普段表立って、意識されないことですが、とても大切なこと。
そして、もう1つ。それは群集心理。「爆弾の設置予告があるからここには来るな」と(架空の)警察が何度も何度も言っているのに見たいもの見たさに集まる山のような人数。1人が行くなら2人目も、2人目が見るなら私も…とどんどん増えていき、あれほど「来ちゃダメ」って言っているのにもう無視。自分さえよかったらいい、みたいな群集心理が惹起する状態やいわばパニック状態。それがトラブルを引き起こします(=被害者が増える)が、とはいえ、そこはそうしないとストーリーが成立せず、やむを得ないのかな…とは思います。ただ、その危険さ(事件もトラブルも大きくなってしまう)こと、換言すれば「緊急事態でも情報の正しさは各自が(スマホのニュースなどで)受け取って各自で冷静に判断しよう」という点であり、この点は見た後であればすっきりわかります。
減点要素は下記の0.5にしています。参考にどうぞ。
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0.5…ストーリーとしてわかりにくい、という多くの声は確かにその通りかと思います。原作からかなりカットしたであろう部分、また、隠れたメッセージを最大に(ここに書くとネタバレになる内容で、あえて書いていない内容もかなり含む)くみ取らないと、「理不尽に理不尽に過ぎる」クライマックスとなるので、「なんじゃこれ??」ということになりかねません。
ただ、提示した隠れたメッセージの「平和の大切さ」「群集心理」(=人が何かしているなら、自分もそうする)=結果が雪だるま式に悪化する」をテーマにしている、と事前に把握していれば(これはネタバレの範囲ではないはず。「特集」にもある通り)、まぁその理不尽も収まるところもある程度収まります(これら「すら」提示されないと、0.5点どころの減点ではすまない…。結末も動機も予測不可能なほどぶっ飛んでいるので…)。
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【Happy Xmas (War is Over)が示唆するもの】
エンドロールでかかるジョン・レノンの「Happy Xmas (War is Over)」は、1971年に作られたベトナム戦争に向けた反戦歌とされている。
しかし、その詩の内容は、ベトナム戦争に向けたと云うより、
「世界はひどい過ちを犯しているけど、
みんなが望めば、
戦争は終わる。
弱者にも強者にも、
貧しき人にも裕福な人にも、
黒人にも白人にも、
黄色人種にも赤い肌(一般的にはヒスパニックやアメリカインディアンを指す)にも、
争いをやめて、
メリークリスマス」
という、
どちらかというと普遍的なメッセージになっていて、この作品の根幹を成すテーマにもなっているのだと気づく。
この作品は、序盤から中盤にかけては戸惑う。
なぜなら、コロナ禍にあっては、人々は政府より冷静で賢く、もし、今、こうしたテロ的な事があったら、人々は渋谷を積極的に避けるだろうと思うからだ。
おそらく、コロナ禍の前で、ハロウィンのあたりだったら、最もタイムリーだったのかもしれない。
ただ、この作品の中の群衆は、SNSのなかで炎上に加わる思慮に著しく欠ける連中のようでもある。
たぶん、そうした皮肉も多分に込めているのだろう。
また、作中の所々で安易に軍隊を求める発言をする政府は、前政権を特に皮肉るようでもある。
マニュアル通りの、通りいっぺんの発言しかできない総理も、前総理や現総理にも重なる。
それに、おそらく日本の警察は、こうしたテロを未然に防ぐ能力を十分備えていると、僕は思っているが、映画は政治のリーダーはきっと愚鈍な対応に終始するのだろうと明らかに示唆している内容だ。
そして、ストーリーが展開するうち、この作品は、平和ボケというのは、日本国民に向けたというより、実は国際紛争に対する理解に欠ける政治家や、思慮に欠け、SNSで争いを煽り、騒ぎ立てる連中を示唆していると思うようになる。
「スパイの妻」を反日映画だと批判している面白い人がいたけれど、この作品にもそんなレッテルが貼られないように祈るばかりだ。
あっ、でも、製作者たちは、もしかしたら、それが望むところなのだろうか。
ちなみに、僕は、このレノンの
Happy Xmas War is Overが、年末のカラオケのオハコだ。
今年は、ヒトカラじゃないとダメだよね。
行動心理の描き方が浅く、モヤモヤが残る
渋谷爆破予告し警戒してる中で本当に爆破が起きて多数の負傷者(死者が出たのかは分からなかった)が出た。
首相と話をさせろと言う要求を拒絶したことが原因。
誰が犯人か?・・・みたいな話だが、他の人も書いているように、色々とわからないところが多くモヤモヤした。
特に、佐藤浩市、中村倫也、石田ゆり子の行動と関係性についてもう少し丁寧に描いて欲しかった。
石田ゆり子の若い時を白石聖が演じてて、可愛くて良かった。だけど、メイクで若く見せるように出来るだろうから、石田ゆり子本人に演じて欲しかった。
迫力ある映像でも、、、
映像は迫力あって、出演者も豪華。
でもなんかもったいないなー。
原作読んでませんが、削ったエピソードいっぱいあったんじゃないかなと。
勝地涼さんなんてほとんど出てないし、どうやってここに来た?もうここに戻ってる?みたいなシーンが多く、ちょっと残念でした。
ただ、それでも役者さんは素晴らしく、広瀬アリスさん、中村倫也さんが特によかったです。
スッキリはしなかった…
でている俳優さんが豪華で好きな方々ばかりだったので、初日舞台挨拶の中継を見て鑑賞!
以下、モヤモヤした部分です(*_*)
●サンドウィッチの意味
山口アイコが「主人が好きだ」と言ったサンドウィッチ。須永のところにも運ばれてきて(朝比奈が運ぶように言った?)ここの繋がりがよくわからなかった。
●腕につけた爆弾ブレスレット
テレビ局の契約社員くんにもつけていたけど、あれも偽物ってわかったようだったけどあれも一体何だったのか…。
●動機がよくわからない
夫を奪った戦争というものに対する怒りが総理の言葉で火がついたのかもしれないけど、それだけだとなんで今?って感じだし、総理の言葉だけで犯行しようってなるかなぁ…そこで朝比奈とどう繋がって犯行に至ったのかがよくわからないし、うーんって思いました。
●刑事役、世田の背景
刑事さん同士で話してたこともなんか雑になっていた気がする…。時間が短いこともあるけど、追う側の刑事役のお二人のシーンももっと入れて欲しかった。
爆破シーンは凄かったけど、意外な犯人でこんな理由があったのか!!というスッキリ感はなかったし、モヤモヤすることも多かったので少し残念でした。
佐藤浩市さん主演だけど、あまりシーンがなかったので個人的にもっとあったほうがよかったかなぁ…あれは倫也くんが主演に感じるレベルのシーンの少なさw
いちばんヤベェ奴
内容とかVFXは普通に観れるレベルだったんだが、
引っかかる人物がひとり…
広瀬アリスの役がいらないし、
友達を自分が渋谷に連れだし駅前に誘ったにもかかわらず中村倫也のせいにする狂気っぷり。
あの場面普通だったら必死に探して友達が目を覚ますまでずっとそばにいるだろ。
なぁに責任転嫁してんだよ。
そこがずっとモヤモヤしてました。
2時間でキッチリまとまった良作
東京爆破テロを題材にした
クライムサスペンス。
サスペンス系はオチや展開など
自然とハードルが上がりがちだし、
正直始まって1時間くらいは
「こんだけ派手に風呂敷広げてるけど
ちゃんと収まるのか?」なんて
思っていました。
しかし終わってみれば
サスペンスものにはよくある
大きな消化不良もなく、
楽しく観させていただきました。
薄い箇所も所々ありましたが
よほど映画好き、サスペンス好きでもなければ気にならない程度かなと思います。
内容の濃さに特化した「罪の声」と違い
テンポを重視した作品。
渋谷センター街のシーンは
足利市に作られたセットらしいですね。
出来の良さに脱帽です。
爆破シーンは最高。
星一つ減らしたのは、先に書いた様に
物語に少し薄い所があった所と
キャラの掘り下げは見たかったです。
まぁ二時間の映画では仕方ないかもですが。
さっぱり良く分からずモヤモヤ感が残る映画
最初から最後まで違和感のある意味不明な謎演出が多すぎて頭から疑問符が出まくりでした。
佐藤浩市と石田ゆり子の関係は結局どういう関係?バイトと呼ばれているテレビ局の契約社員の人は結局何?
人物描写が薄すぎて考えれば考えるほど良く分からなくなる映画。
爆発のシーンもちょっとイマイチかなぁ。
唯一の救いは渋谷のスクランブル交差点の再現度が高かった事くらい。
本作の上映時間は99分とのことですが、序盤にプラス20分くらい人物描写に当てれば良かったのではないかと思います。
モヤモヤするわー😭
はじめはよかったんだが、途中からトーンダウンした。
細かいところで設定がわからない⇒モヤモヤ感が残ったよね
もう一度見たら伏線張ってあるんだろうか。
石田ゆり子の旦那と、佐藤浩一のとの関係がもう少し描かれているとよかったかもね。自衛隊カンボジア派遣後の二人のやりとりがあったのかなかったのか。
結局、佐藤浩一は石田ゆり子とはじめから共犯だった、、、ということよね?佐藤浩一の家に爆破の場所のメモが残っていたわけだから。
息子の中村倫也に渋谷の爆発前に留守電で知らせたのは、息子にこの犯行を止めさせるための布石だったということなのかな?息子のそのあとの行動が刑事にいずれつながり、自分へとたどりつくことも計算したうえで。
石田ゆり子は最後まで計画を遂げるつもりだったが、佐藤浩一がそれを止めたのは、途中で気が変わったから?だとしたらそれはなんでなのか?でも、もしそんな中途半端な覚悟なら渋谷の爆発の被害を見て少しは後悔するかと思うが実際にはそうでもなかった様子だし釈然としないんだよね。
あと石田ゆり子の犯行動機もそこまで共感できなかった。戦争に無理解な首相と国民への怒りというよりは、愛していた夫を失ったことの恨みと怒りからくる復讐というふうに受け取れたけど、それだとテロを起こすには十分な動機とはいえず、サイコパス的な身勝手な犯行という感じが否めないかなあって思ってしまう。
99分にこだわったというけど、↑のモヤモヤを埋めてくれるような背景部分の描写に力を入れて欲しかったな。
あと細かいところで、中村倫也はどうして親父が働いていた横浜の喫茶店で働いているって知ってたんだろう。音信不通じゃなかったのかな。
それと、石田ゆり子が恵比寿のカフェでサンドイッチを買うとき、店員に旦那がこのサンドイッチが好きというシーンがあるけど、佐藤浩一が息子にそのサンドイッチをテーブルに運ばせて、最後のセリフで、サンドイッチうまかったかと息子に電話で聞いていたのとどう関係するんだろう?
もしかして自衛隊のときに佐藤浩一がこのサンドイッチのことを石田ゆり子の旦那に教えていたということ?
恵比寿の爆発のあと、中村倫也がマンションの入口に入ろうとしたとき、西島秀俊と勝地涼に尋問されるシーンがあるけど、そんな都合のいい設定あるのかと思ってしまったのはわたしだけだろうか?事件現場で目立っていた行動をとっていて少し記憶があって、2回目にまた別のどこかで遭遇したとかならあるあるなんだけど、マンションの前でなんてあるかいってねー。
と、細かいところで粗さがあったり、設定が弱かったり、描写が足りなかったりとで、全体的にモヤモヤしました。
佐藤浩一も石田ゆり子も西島秀俊も割と好きなのでなんとかごまかして最後まで見れたけど、もう少しって感じだったかな。
迫力満点 サイレントの名前にあるように、最後の間が良かった。音楽も...
迫力満点
サイレントの名前にあるように、最後の間が良かった。音楽も。war is over
余韻に浸るにいいものだった、
愛とは、こんなに重たいものとだと思った、
結婚を考える年になっているが、まだ覚悟がない、自分だけでなく相手を思いやらないといけないとおもった、
合わせて、
あやの、という登場人物に共鳴を感じた、
親友にいるから、大事にしていこうと思った、
西島秀俊、お前は何をしてたんだ(笑)
いいもの見れました。映画はやっぱりい映画館で。ありがとうございました。
最後に、あの作品を作った、専門学校なんだっけな、CMでよく見る、
【”この国を戦争が出来る国にする・・”と総理は言った・・。平和ボケした日本人に警鐘を鳴らそうとした作品。果たして、鐘は鳴ったのであろうか・・。】
ー8名の男女が、渋谷ハチ公前で起こった爆発事件と、何らかの形で結びついていく過程を”スリリング”に描いている・・。-
■感想(違和感含む)
・ヤマグチアイコ(石田ゆり子)が、事件に”巻き込まれた”背景が、夫(毎熊克哉:良い。)が国連平和維持軍として、地雷処理をしていた、”カンボジアと思われる国”で遭遇してしまった哀しき事件
(地雷を自ら踏んだ女の子にとっては、”UNと書かれたヘルメットを被っていても、戦争を起こした人々に思えたのだろう・・。)
により、PTSDになり、人が変わったように妻に、爆発物の扱い方を教えるシーン。
- 実際に、ある事なのかもしれないが・・。
海外で命懸けで、崇高な行為をしている人を、あのように描くのはなあ・・。
自死の理由も、
”全て、妻に教えたから、後は頼む・・” ってことなのか、
PTSDの影響で自死し、ヤマグチアイコが”愚かしき首相の言葉”を聞いて、夫と同じような人を出さないために、”動いた”ということなのか・・。
多分、後者であろうと勝手に推測し、鑑賞。-
・スナガ(中村倫也)とアサヒナ(佐藤浩市)の関係性の描き方の浅さ。
- 二人が親子だった・・、と言うのは分かる。が、特にアサヒナの行動の背景の描き方が浅い為、見ている側に、キチンと気持ちが伝わらない。(多分、アサヒナも海外での戦争の悲惨さを数々経験したため(で、PTSDになり)、スナガが幼い頃、人が変わってしまったとは類推できるが・・。ー
・アサヒナとヤマグチアイコとの接点は、国連平和維持軍関連なのだろうが、ここも曖昧である。
・そして、右傾化する日本の行政府に対し、”彼らが行った事”により被害を受けた人々の悲劇の大きさと、彼らが自ら負った代償とのバランス。
- あれでは、彼らは、”ただのテロリスト”ではないか・・。ー
<全体的に、作りが浅い作品。役者さん達は、皆、頑張っているのだが・・。
全く、もう!。 製作の人たち!。
重いが、現代にとっては大切なテーマを取り扱っているのだから、きちんと描いておくれよ!と思ってしまった作品。
そして、イロイロ書いてしまったが、少しでも、平穏な世界が来ることを今更ながら、願った作品でもある・・。私の中では鐘が”微かに”鳴った・・。>
渋谷はちょっと苦手
さて日毎に新型コロナウイルスが猛威を奮っています。GO TOキャンペーンは来年のGWまで延長ですか。そうですか。
いいのでしょうか?事実上、現在は戦時下なのではないのでしょうか?それも世界的に。
この映画の最大の見せ場は渋谷のスクランブル交差点の再現でしょう。もちろんCGも使っていますがリアルにも程がある!
エキストラの方も大体馬鹿(失礼)そう。はなまるをあげます。
石田ゆり子さんも言っていましだが渋谷って言ったら渋谷パンテオン。ですね。ミラノ座、松竹セントラルと並んで馬鹿でかいにも程がある!もう全部ない。昭和だねー。
私もたまには渋谷に行きます。もちろん109は行かないですよ。試写会とあと・・・
金王八幡宮。
こんのうはちまんぐうって読みます。映画にもなった冲方丁の「天地明察」の舞台です。算術絵馬と言って和算の難問を絵馬に記す。後からそれを見た人が回答する。あっていたら明察と書く。江戸時代にも東大王みたいな人がいたんだね。
今も有りました!うーむ全然わからん!さしずめインテリだな!
ある映画のシーンです。分数の割り算が分からない!いやひっくり返して掛ける。それは分かる。なんで?
私はこのレベル。めんどうだな。すっと言ってくれよ。
お詣りをしました。賽銭箱の横になんか紙がある。署名用紙だ。憲法改正に賛成の方は署名して下さい・・・だと!
署名の空白部分に罵倒。確かにそれは戦争に直結するだろ。私は署名しないよ。絶対。政治的な事は言いたくない。神社は沢山行ったけどここだけだよ。明察ってなんなんだろう?
帰りに休憩所で休んでいたら足元に生き物の気配。なに?ガサガサ・・・
ガマガエルだった!!渋谷に!
頑張れガマガエル❗️
さて枕は終わります。おもいでぽろぽろで、すみません。しかしこの映画ってネタバレ厳禁!マジでネタバレする5秒前に観に行って下さいね。ゆえにストーリーの言及はしません。
前述したように渋谷の再現度はマックスです。
しかし青ガエル(東急5000系車両)はいません。秋田県の大館市に行きました。いやシンボルだったのに。でも・・・
頑張れ!青ガエル❗️
まあ爆破予告の出ている、渋谷にわざわざ行くのは賛成できません。このご時世だし。でもね、東京って結構綺麗なんですよ。東京スカイツリーから見ても高尾山から見ても。凄いんです。大都市。この景色を見せたい。あの人に見せたい。
徳川家康❗️
こんな都市になりました。秀吉に追いやられて、湿地帯の江戸に行ったけど、こんな都市になりました。慧眼です。
時節柄、東京に来るのは厳しいかも知れません。でも来た気分になるのも良いかも知れません。
パニック映画からのサスペンス。ご都合主義の部分も有りますが、面白かった!スピーディだった!満喫した!
早くこの戦争が終わればいいですね。インバウンドが戻ればいいですね。
是非東京観光がわりに、平時に戻るのを祈って、戦争のない世界を想像して・・・
まず想像する事から始めましょう。
こんな長文を読んで頂きありがとうございました。
誰か教えて
①最初、石田ゆり子にテレビ制作員が誘導される意味がわからない。座る位置を入れ代われた理屈がわからんし、テレビ制作員はまず同僚の心配すべきであって、なんかブレスレットみたいなのはめられたような描写が一瞬だけ。知らない人についていかんだろ?
②肝心の主役格、佐藤浩市の犯行における位置付け、背景、人物像が全くゼロと言っても良いほど分からない。「先輩」って言葉だけじゃなぁ。PKOと結びつけにゃならないの?
③中村倫也の謎のIT経営者の行動が意味わからない。佐藤浩市と親子なわけ?っていっても犯行現場を徘徊したり、定点カメラで犯行現場をパソコンで凝視したりはしないだろう。
映画に理屈を持ち込むべきでないが、もう少し時間が長くても上記3点は解消したい。なんで犯行現場わかっているのに警察はもっとより広域に渋谷駅前全体を封鎖しないかというのと、PKOのPTSDらしき描写は目をつむるとしてもだよ。あと成人俳優の場合、年齢で同一人物に違う俳優使うと識別できなくて話についていけないよ。無理してでも同じ俳優女優使わないと。
まあ渋谷のシーンはド派手でいつ撮影したの?というものだったので、深く考えなければ時間も短いし楽しめます。
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