サイレント・トーキョーのレビュー・感想・評価
全339件中、281~300件目を表示
楽しめることは楽しめる
今年はそうでもなかったようだが、例年のハロウィンの渋谷は、ハロウィンの意味も知らずに集まった若者たちで賑わう。何を主張するでもなく、他人に受けるためにSNSで画像や動画や短い文章を発信する。仲間とつるんで同じ仮装をする者もいれば、ひとりで堂々と仮想を披露する猛者もいる。中にはハメを外して公共の物や他人の物を壊す愚かな人間もいる。渋谷を爆破するならクリスマスではなくハロウィンだろうとよからぬことを考えてしまった。
さて本作は役名があまり意味をなさない作品である。登場人物は怪しい年配男と怪しい青年、刑事1、刑事2、管理官、平凡な主婦に見える女、テレビマン1、OL1、OL2、それに自衛官1、自衛官2、自衛官1の妻、それに暗愚の総理大臣とすれば事足りる。ネタバレにはならないと思うので書くが、怪しい年配男は自衛官2と、平凡な主婦に見える女は自衛官1の妻とそれぞれ同一人物と思われる。それだけ頭に入れて鑑賞すれば、悩むことなく楽しめると思う。
刑事1の捜査能力が超人的すぎるのとOL1がアホすぎてややリアリティに欠けるところがあり、刑事1と管理官の過去の出来事や怪しい青年の仕事の内容は明らかにされないままだし、結末が本当はどうだったのか不明のままだ。なんとなく消化不良のもやもや感が残る作品だが、音響や画像処理には迫力があって、作品としての見応えは十分にある。
特に緊迫した場面での年配男(自衛官2)と自衛官1の妻の会話は、作品を最後まで見ないとその意味がわからないという仕掛けになっていて、思い返してそういうことだったのかと膝を叩く。序盤のテレビマンに対する平凡な主婦に見える女の態度が強引すぎて違和感があるのだが、それも最後になって意味がわかる。
ネタがわからないままの壮大なイリュージョンを見せられたような印象の映画で、佐藤浩市と石田ゆり子をはじめとする役者陣の熱のこもった演技が危なっかしいショーを必死に支えているように感じた。あとに残るものはないが、楽しめることは楽しめる。
鶴見辰吾演じる暗愚の宰相はドナルド・トランプと金正恩とアベシンゾウを足したような人物に描かれていて、製作者がそこまで踏み込んだことは評価されるべきだ。ちなみに当方は選挙は毎回投票しているが、安保法制や秘密保護法などの戦争法をすすめた政党や嘘つきの知事に投票したことは一度もない。しかしなるべく渋谷には近寄らないようにしようと思う。
どの辺がサイレントなのかな?
ツッコミどころは多々ありましたが…
その辺は実際に鑑賞して頂きまして😄
このアホども死んじゃえよって奴らが
爆破されるので痛快です。
って書いてしまうと…
あれ💦
実はオイラやばい奴なのかな?って
思い知らせる映画です。
田舎に渋谷交差点のリアルな撮影所が
できて撮られたんだと思ってるんですが
そうなんですか?ってくらい
渋谷です。
アホども込みでよく出来てます。
原作読めば
サイレントの意味わかるのかな?
何か見逃してるのかな?
まあその辺は他の方々の投稿読ませて
もらお〜っと
まあ一言でいうなら…
そんな理由で?って映画でした。
爆破に至った理由も
最後に解除コードを教えた理由もかな〜
セットも俳優もすごいんだけど
ストーリーも概ね面白いんだけど、
「ここに戦争を持ってこなくてもなあ。」と思いました。
渋谷のスクランブルの場面はすごい。
これCGで背景を作っているのかなあと観てたけど、そういえばどこかの県に渋谷のスクランブルと同じのを作ったと聞いていたのを思い出して、あれがこれなのかと感心しながら見ていました。
爆発の描写も迫力がありました。
俳優では佐藤浩市や石田ゆり子、西島秀俊、他にも広瀬アリス、勝地涼、金井勇太などが好きなのでよかったです。
中でも西島秀俊は「任侠学園」でも感じたけど、この人が出るとその場の空気が変わるというか、この人の空気になる感じがしてすごいと思いました。
Awichが歌うHappy X-masもいい。
TVのCMと言うか予告を見て、映画を見に来た人もいると思う。実際TVの予告CMのほうが聴きごたえがあった気がしました。
上映時間が短くて人間関係の描写が薄い。もう少し丁寧に描写してもよかったのでは。
上映時間が99分と短いわりに、人間関係の描写に工夫がなく薄いように感じられます。
もう少し長くして丁寧に描写した方がよかったと思います。
特に、20年前の姿を別の方が演じているので理解しにくいところがありますね。
犯人捜しというクライムサスペンスという点から言えば、最初に感じた違和感はそのまま犯人につながりました。あーあ。
犯行の動機も、戦争を知らないくせに軽く語る政治家や自分は安全だと思い込む国民に対するある種の警告であって、どっかで何度も見たなあ、という印象です。
爆破のVFXもハリウッド大作を見慣れていると、なんかショボいなあという印象がぬぐえません。
ツッコミどころも結構ありますね(例えば、なぜ、警察は最新式でもない爆弾を発見できなかったのとか、そもそも長期保存できるのとか。挙げだしたらキリがないとはいいませんが、かなり多いです)。
貶していますが、褒めどころもありまして、
〇渋谷の街を再現したセットに大勢のエキストラ動員した作品であること(コロナがおさまる迄はこの手の映画製作は無理でしょう)
〇エンドロールに流れるジョンレノンのクリスマスソングが映画との相乗効果でとても素敵に聞こえること(非常に簡単で聞き取りやすい歌詞です)
全体の感想として、渋谷の大規模なセット製作に3億円かけたと見ましたけど、予算配分間違えたんじゃないですか、と言ったら失礼でしょうか。
この先しばらくは人の集まった作品の制作は無理でしょうから、点数はチョッと甘目です。
中身が薄かったけど、、、
映画館で何度か目にした予告編に期待を膨らませて
観に行きました。どこかで大きな爆破シーンが
ある事は分かっていましたが、あそこは迫力満点
でしたね。
でも、そこまでだったかなぁ。
多くを詰め込み過ぎて、一つ一つが薄っぺらく
なっていた感があります。シリーズものにして
3話完結くらいにすればもっと説得力が増すと
思いました。
日本は平和な国です。でも世界に目を向けると
我々の生活とは真逆のことが往々にして行われて
います。世界平和に向けて我々が担うべき事柄を
しっかりやって、日本人であったことに感謝
しながら平和に生きていきたいものですね。
西島ファンのためのテロ映画
爆破テロのサスペンスとしては実にありふれた陳腐なストーリーで、爆破シーンもスロー映像が冗長でダサ過ぎて笑える。
ただ、MOZUなどでテロ×西島秀俊×石田ゆり子という「親の顔より見た勝利の方程式」を、それと分かって予定調和で観に行き、見慣れた顔で勝ち誇る。そんな私のような人にとっては価値があるかも。
西島秀俊の最適な相棒は伊藤淳史しか居ないと信じてきた自分にとっても、勝地涼もアリかなと思わされた。二人をメインに据えて、クリスマスに単発刑事ドラマの2時間特番をやってほしい。そう思った私のような西島ファンも多いのでは。
くそつまんねかった
してやったり?と言うか…
みてる側の裏をかいて、はめようとする思惑がいやらしくて、おもしろみにかけた
開始そうそうに、内容がわかってしまい
『本当は、そうじゃないよね?』目線でみてたら、本当につまらない終わり方だった。
楽しみにしてた分、本当に残念でした。
あんたたちどうゆう関係なのよ
最初の爆発現場の恵比寿ガーデンプレイスは実はISUZUの大森べルポートでした。「君を愛した三月」でも使われていて、広々としていて、撮影に適しているのでしょう。コストも安いのかも。そういえば、昔からよく撮影チームに遭遇した気がする。中村倫也がサンドイッチを食べながらの張り出したデッキ席いい感じなんですよ。催し物や演劇を食事しながら眺められるんです。ゆり子の買ったサンドイッチ高い❗大森のお値段ではなかったですね。ちっちゃい玉子サンドが360円?恵比寿ガーデンプレイスにはMITSUKOSHIですよ。あるのかなぁ。今度、YEBISU GARDEN CINEMA に行った時にでも探して見よう。テレビ会社のアルバイトさんのご褒美の弁当が、JoJo苑とIMA半の弁当。羨ましい。
渋谷のスクランブル交差点の場面はいつ撮影したのかな?すごい人でした。エキストラの人何人? 弁当代だけでも大変ですね。DJポリスは出て来なかった。ハチ公が木っ端微塵に。ペラペラの金属片になってました。CGですよね。比較的きれいな生地獄でした。スローモーションがよかった。病院の看護師さんも痛み止ののみぐすり配る余裕あり。
レインボーブリッジから東京湾に落ちて、水しぶきをあげた爆発もすごかった。佐藤浩市と石田ゆり子の「品川心中」爆裂編。あっぱれでした。そりゃ、遺体確認無理だわ。
爆破テロリストの選んだ最高の尊厳死といったところでしょうか? このふたり、お似合いですね。「記憶にございません」以来? もうちょっと、お色気シーンが欲しかった。できるでしょう❗ 石田ゆり子のヤマグチアイコの旦那は国連軍の爆弾処理班で、首釣っていなくなったから独身なんだし。スカイツリーではなくて東京タワー🗼の哀愁。昭和を感じましたね。東京タワーの見えるホテルでのHシーンなんで作らないのよ。
「二人の学校」のシーンは異様でした。よくついて行くわ。君を守るのは爆弾だけ?うーん、動機が不充分なので、裏に隠されたSM調のエロを感じました。毎熊似合う似合う。
そう言えば、西川可奈子の使い方もほんの少しでとても残念でした。戦争未経験の暢気な首相の「戦争ができる国家」発言にゆり子がキレて、起きた事件ですよね。被害者のひとりと見せかけて、大芝居打ったわけですよね。佐藤浩市なんか、中村倫也に「お前なんか見たことない」とか言っておきながら、「サンドイッチ旨かったか?」って、あんたたちどうゆう関係なのよ?
違うという方のご意見どしどし募集中です。コメントくださいな。
2023.12.17追記
地雷処理班の毎熊克哉の妻役(若い頃の石田ゆり子)が白石聖だったのを地上波放映で確認。映画観てるときはきがつかなかった。
そこそこ面白かったけど、スッキリしない。
99分と珍しく短めの作品。
そのためか説明不足に感じる場面があったり、犯行動機に無理があったり、劇中に出てきたサンドイッチで何となく犯人?と思ったら当たりでした。
西島さん目的で見に行ってきましたが映画ではなく連ドラでじっくりとストーリーを見せてもらいたい作品に思えそこは残念。
2週間で打ち切りレベルの駄作
快調にスタートしたが、アレアレ? ご都合主義とトンデモ展開が収まらず。動機も曖昧。伏線回収も無し。元々雑な脚本をさらにTV放映用にと短尺カットした結果? 佐藤浩市と石田ゆり子の関係も不明というデタラメな作り。豪華キャストもこれでは気の毒。爆破映像だけが取り柄だろうが、あそこまで若者も警察も愚かではないでしょう。この程度で観客は満足すると踏んでいるのなら、制作の電通さん、それは観客ナメ過ぎです。
映画の印象にはあえて幸せを。
テロではなく戦争を強く主張した映画。これは今とこれからの日本の話なんだと感じました。誰がどんな理由で犯行をしてるの?というはらはら感もありつつメッセージもしっかり込められていました。“映画館で観る”楽しみと“考えさせられる”内容のバランスが良かったです。役者さんの中で、広瀬アリスさんの表情と目が印象的でした。中村倫也さんの影が見える演技と素敵だったし、最後の石田ゆり子さんの車内での台詞もとても心打たれました。スクランブル交差点はセット?らしいのですが全く分からなかったです汗。どこから??って感じで、映画館で観てよかったなと思える作品でした。戦争したくないです。
平和ボケの日本人へ
まずは、渋谷のハチ公前を細部にまで拘り再現したセットを作り、爆破した製作側の入れ込み具合いは感じた。
それに、邦画でのこうしたボンバー・サスペンスは、最後の最後で、爆破を防いでメデタシ、メデタシが多い中、東京の中心地渋谷を爆破し、リアルな爆破シーンをスローモーションで盛り込んでいるのも、思い切った演出。
本作のテーマは、平和ボケの日本人への警鐘なのでしょう。確かに、コロナ禍であるのに、『Go To』ですったもんだしている政府、それに乗っかってコロナをばら撒いて、この第3派を招いている国民も、平和ボケなのかもしれない。
俳優陣は、佐藤浩一、石田ゆり子、西島秀俊の安定感のあるベテラン俳優に加えて、今年大ブレイクの若手、中村倫也、そして広瀬アリスと、バランスの取れた配役。特に、爆破犯の真犯人に迫るサプライズの展開は、「なるほど、そうきたか」と納得する役回り。
しかし、内容も俳優もいいのに、今一つ評価が伸びないのは、ストーリーに粗さが目立つご都合主義の展開だからかな。
・爆破犯の重要容疑者を、余りに簡単に釈放…、
・最後の真犯人の護送が、お粗末…、
・アリスが容疑者に辿り着く場面、あの非常時にコナン君真っ青の名推理…、
・話の展開からして、レインボーブリッジの事故は、上下線逆…、
・石田と佐藤の関係の始まりが、ハッキリしない…、
など、突っ込みどころは、たくさんあり、もう少し丁寧なストーリー展開にして欲しかった。
そのため、何となく消化不良でした。
ハラハラドキドキ感はある
爆発音をはじめ、映画館で観た甲斐がある迫力感は感じました。展開も間延び感がなく、あっという間に時間が過ぎた感じでしたが、かと言って観てる側が置いていかれる感じもなかったので、観やすい作品だと思います。
ただ、重要人物の個々の人物の背景的や感情、関係・関連性がちょっとあっさりしていて、あんまり感情移入出来なかったかなと思います。上映時間が短めだったので、その辺がもうちょっとあってもよかったかな。率直な感想は、なるほどね〜っていう感じ笑
観る人によっては、王道的なストーリーに感じるかもしれません(^^;
_φ(・_・俳優達の演技の賜物
平和ボケの日本人に喝を入れる作品だったのだろうが、、、、。
平和ボケと言われて何年何十年も経っちゃっていて今更感が漂います。
映画を良くしたのはベテランの俳優達と若手実力派俳優達。
佐藤浩一 石田ゆり子、、、安定の演技、期待を裏切らず。
西島秀俊、、、叩き上げ刑事NO1
中村倫也、、、ちょっと驚きの演技 自分の母親を語るシーンはとても良かった。感動。
広瀬アリス、、、すずと比較されがちであるがさすがお姉さん、上手い!演技うますぎる!
冒頭述べたが映画の主題、平和ボケの日本人。海外の惨状を見て、日本で事を起こす映画って何回も見た気がします。私としては海外の厳しい惨状を見て日本で爆弾破裂させて解らせるっていうのがどうも理解できないところです。復讐って言っても平和ボケなんだからお門違いだし明確な人物がいないんじゃただの通り魔でしょう。
事件や殺人っていうのはもっと衝動的かと思います。入念に策を巡らせ大それた事を起こそうとしている最中にハッと我に帰るような気がしますが、、、、。
私としてはリアリティがなく入ってきませんでした、この映画。
しかしながら映画の中で自撮り棒を片手に自らを配信する若者に対してはお恥ずかしいという気持ちは拭えず。すぐカメラを向ける癖が付いている現代人にとっては自らの醜態がよくわかる映画ですね。見っともない。
私もレストランで出されたものを撮ったりするのやめようと思います。
人間関係が把握出来ず、満足度低め。
予告編を観て楽しみにしてたけど、人間関係やキャラクターの背景
そこまでやる犯行の動機が今一理解出来ず。
犯人は予想外な方だったけど、振り替えってみればナルホドといった感じ。
渋谷のハチ公前の爆発シーン。
爆風で人が飛ばされる場面がスローで撮られていて、なかなかシュール(笑)
表現方法が新鮮で上手いなと思った感じ。
佐藤浩市さん。余裕の安定した演技。
西島秀俊さんは相変わらずカッコ良い!
石田ゆり子さんは相変わらず美しい。
中村倫也さんは相変わらずシブい。
豪華なキャスト陣なのに全体的に残念だった感じ。
心残りは叙々苑と浅草今半のお弁当が、どんなのか見たかったところ( ´∀`)
いやいや、なかなかよ
他のお客様のレビュー評価を観て、鑑賞しました。意外と面白いと思いました。また、TV等で再放送の時も是非観たいと思いました。確かにストーリーは足早に進む状況ではあるが、爆風の表現、プチどんでん返しもあり、役者も豪華で大変良かった。反戦の意味が深い映画。
治安軽視を巧く活用
この国の治安や安全を軽視した風潮や政治の強硬姿勢を巧く使い、映画のような状況であっても不思議ではないと思わせるところがミソ。
3億かけた渋谷交差点のくだりを期待してみたのだが足利のセットだと思わせる処は皆無で、このシーンは成功したと言える。
好きな役者が多く個人的に大きな不満はないが、例えば西島秀俊はストロベリーナイトやmozuなどの印象が強く、刑事としてなら、背景をもう少し掘り下げないとスピンオフにしか見えない。
若い頃が、笑っちゃうくらい似てない😹
最初から犯人らしき人物が登場するので、動機と背後関係がどこまで真に迫ってくるかがこの作品の肝。動機がわかるまでは、骨太なサスペンスでなかなかよかった。渋谷ハチ公前の馬鹿騒ぎからの爆発シーンは出色の出来栄えで、無音の使い方が絶妙。
この映画に2つ引っかかる点がある。まず、若い頃の俳優と現在の役者が似てない。もう、笑っちゃうくらい。本人の若作りとCG補正にすればよかったのに。もうひとつは、動機となる背景が無理矢理すぎ、戦争の悲惨さを伝えたいだろうけど、違和感しか感じない。ストレートな動機で良かったと思う。せっかく佐藤浩市、西島秀俊が出演してるんだからハードボイルドに仕上げて欲しかったな。
作品全般としては、最後まで緊張感とテンポがあってよかった。
全339件中、281~300件目を表示