「日本人は平和ボケなのかなぁ。それならそれでいいじゃん」サイレント・トーキョー マサシさんの映画レビュー(感想・評価)
日本人は平和ボケなのかなぁ。それならそれでいいじゃん
日本人は平和ボケなのかなぁ。臨機応変にアイデンティティをビルト&スクラップ出来る民族なんだよ。
日本人とおぼしき犯人から『いいか。勘違いするなよ』と言う台詞のあと。『これは戦争だ』と字幕が登場し“発足したばかり”の総理大臣のコメントがテレビに映し出される。
以下台詞
『勿論、侵略行為は許されるべきではない。但し、近隣諸国との緊張が高まる中、従来の政策を貫いても、この国を守る事が不可能ではないか』
とどこかの総理大臣みたくこの映画のへっぽこ総理大臣は言い切ってしまう。そして、
『他国からの侵略行為があった場合、自らが立ち向かう必要になる』と締めくくる。驚き桃の木へっぽこ総理大臣である。
閑話休題。
これは戦争じゃなく
『シビル・ウォー』である。鑑賞者も含めた日本人はそれが分かっていない。アメリカ映画の『シビル・ウォー』を戦争と見る事しか出来ないのだ。しかし、歴史は『クーデター』、『革命』、『内戦』を繰り返してきた。その後に『戦争』や『侵略戦争』に発展するのだ。日本人はこう言った争いを全て『事変』『事件』としてまとめてきた。大戦や戦争への関連性をあやふやにする。
まぁ、それはともかく、へっぽこ総理大臣であっても、
総理大臣は行政機関の長。現行の憲法がある限り、こんな総理大臣は誕生する事は無い。
『鑑賞者はとんでもない思い違いをしているのかもしれない』
そうか?
『夫は妻を守る義務がある!??』
あと8分。もう二度とチャンスなんか無い。少なくとも今のままでは。
あおってあおって 2020年の12月4日から上映公開とは?製作会社はわかっているのか?
4日後の12/7と12/8がどんな日かわかっているのか!!しかも、その音楽がこの原作のインスパイアと言い切る。
全く、空気が読めていないとしか言いようが無い。
内容の無い悪趣味な薄気味悪いプロパガンダ映画に見える。製作会社の思惑なんだろうね。そっちの方が怖いかなぁ。
『ドライブ・マイ・カ◯』の俳優さんを『ハッピ◯クリスマス』で使う。しかし、
空気が読めていない使われ方なので、偉大なる文学賞まで、お隣の国に先を越される事になったと感じる、