「この役者陣で・・・・」サイレント・トーキョー 背中にエンジンさんの映画レビュー(感想・評価)
この役者陣で・・・・
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メインも脇も下手な人は居ない。佐藤浩市、西島秀俊、石田ゆり子、広瀬アリス、中村倫也と主演、準主演クラスを揃えてるのに・・・・・と言うか、若手二人は兎も角、ベテラン組がよくこの脚本で出たなぁ。
ご都合主義と言うより、スカスカのザル設定。
日本で無ければ分かるけど、総理大臣が「戦争が出来る国にする」なんて言ったら非難の嵐だよ。
爆弾予告が有るのに、その現場に集まる若者。
まぁ、この辺までは問題提起として仕方無いとしても、その他がザル。現代の防犯カメラだらけの東京で、最初の爆破も二度目の予告も何故、爆弾を置いたシーンを探さないのか?最初の爆破なんて、その時点で犯人見つけたってなる。
絶対にオートロックの有るだろうマンションに入って来た広瀬アリス。部屋のドアを開けて怪訝な顔をする中村倫也。マンション自体には誰かと一緒に紛れて入っても、あの部屋なら居室にもドアカメラ有るだろうに。しかも、広瀬アリスを置いたまま出掛けてしまう。
何故か犯行に巻き込まれた形で終わる石田ゆり子。佐藤浩市は何をしたんだ?
テレビクルーの話も中途半端。
やりたい事は、まぁ分かるんだけど99分と言う時間では全部が中途半端。
劇場版相棒を100倍薄めた感じのまま終わった。
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