「WAR IS OVER」サイレント・トーキョー　chiliさんの映画レビュー（感想・評価）

いまひとつ誰にも共感しきれない。
でもそれがこの映画のやりたかったことかも。
誰も、自分のことだとは思わない。
テロリストの心情も、馬鹿みたいに吹き飛ばされる人混みも。
どちらも自分の中になくはない要素なのに、自分のことだとは思わない。

ストーリーを追うことも俳優陣の演技合戦も、話題の爆破シーンも楽しめましたが、腑に落ちないこともちらほら。（井之脇くんはものすごい関係者なのにあんなすぐ開放されるもの？）

ただ、映画の伝えたいど真ん中のところを、これから考えていきたい。
映画のきっかけとなったジョンレノンの伝えたかったことを。
たまたまですが、奇しくも今日は彼の命日。そして真珠湾の日。