「もう少しだった」サイレント・トーキョー future nobさんの映画レビュー(感想・評価)
もう少しだった
佐藤浩市、石田ゆり子、加藤アリスの三人の演技に助けられた。特に加藤アリサさん圧巻。冒頭のシーンから映画に引き込まれるかと思いきや、報道の二人がプロ意識も無く取材に行く事にがっかり。ブレスレットをつけられたとはいえあそこまで犯人になりきれるものなのか疑問。司令室で現場のような指示出しに疑問。物語のつなぎに違和感が多く日本映画の限界を感じました。息子が喫茶店に車で行くシーンでは、停車している車から降り立っていて手抜きを感じた。旦那を愛していたからといって爆弾製造に手を掛ける感覚の持ち主には見えない。電通タイアップだったから前宣伝が多かっただけで中身は伴っていません。この分野はハリウッド映画には敵わないのか。期待していただけに残念。
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