劇場公開日 2020年12月4日

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「99分のノンストップエンタテインメント。(付.舞台挨拶はこんなでした)」サイレント・トーキョー CBさんの映画レビュー(感想・評価)

3.099分のノンストップエンタテインメント。(付.舞台挨拶はこんなでした)

2020年12月6日
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鑑賞方法:映画館

「舞台挨拶の中継」がついている回を、偶然観ることができました。全国200以上の劇場をつないだ配信つきの舞台挨拶は、まあ茶番なわけですが、その中で出演者たちが犯人を捜すヒントを出してくれましたので、これから観る皆様にも共有しておきます。
出演者たちが、「犯人を捜すヒントって言っても難しいな。核心を言うわけにはいかないし」 とぼやきながらも出してくれたヒントは、「手袋」、「腕時計」、「ハチ公」、「みきおだ」、「東京タワー」、「親子」 でした。

佐藤さんの俳優50周年を記念して、他の出演者からの質問が行われたので、これも共有しておきますね。
司会 「一番厳しかった監督からのコトバは?」─佐藤『ダメだダメだ』という監督に『どうすればいいんですか』と聞いたら、『そんなのテメーで考えろ』 ですよ。by 相米信二監督」
かつじ 「俳優人生で、"壁" はあった?」─佐藤「そのときの自分には "壁" ってわからない、気づかない。思い返すと壁だったんだなという時期に、必ず、人や作品に出会ってるんだよね」
いのわき 「役者じゃなかったら、何になってた?」─佐藤「芝居経験もない20歳が突然俳優の世界に飛び込んだ。10年たって30歳になった頃、「俺、役者以外、できないな」 と思って怖くなった」
ひろせ 「好きなマンガは?」─佐藤「(苦笑)誰も知らないと思うけれど、ジョージ秋山の「アシュラ」。カニバリズムを描いた問題作」─ひろせ 「私のおすすめは『渋谷金魚』です。渋谷で、金魚が、人間をバンバン食べる話です」(笑)
なかむら 「ゴルフのアプローチはどうやって調節すればいい?60~70ヤードくらい」─佐藤「配役に対するアプローチでなく?」─なかむら 「はい。グリーンに対する、です」─(苦笑)「どんな球を打ちたいか、イメージをもって、右肩は・・・。こんな話、誰が面白いんだよ?!」
にしじま 「今までで一番辛かった現場は?」─佐藤「みんないっしょだと思うんだけれど、その時辛くても、撮影が終わったら飛んでっちゃわない? 一杯、「乾杯」 ってやったらどこかいっちゃうよね。引きずってたらやれないし・・・ そうは言っても、どれかなあ。今度、ゆっくり話すよ。みんな、たいへんでした」
いしだ 「女性の仕草で好きなのは?」─佐藤(苦笑)「女の人がいくら女らしい仕草をしても別にこないけれど、綺麗に化粧しているのに鼻をかんだりすると、人間ぽいところ見たなあ、と思うよ」─ひろせ 「女の人を見る目があると思う。というか、取材する側の女性を厳しく見定めますよね」

最後に作品についてありました。佐藤「監督が、99分にした理由がわかってもらえたら嬉しい。これまでの日本映画にない雰囲気を味わってほしい。少しでも目をそらしているとついていけなくなるので、目を離さずに。帰りには、渋谷スクランブル交差点に通ってみてください」

私見では、99分にした理由は、朝のTV局から始まり、その日の夜のエンディングまで、たった1日の話なんだ、ということを強調したかったのでしょうか。

本作の内容は、ネタバレ禁止です。なので、この後を読むとわかってしまうことがあるので、まだ観ていない人はここで本レビューを読むのをやめてください。観終わったらまたきてくださいませ。











----- ここから、ネタバレあります。注意 -----
国連軍で、地雷処理をしていたふたりが、現地で心が壊れてしまうできごとを経験する。
帰国した日本で、戦争に対する姿勢に疑問を感じ・・・という設定は、いい設定だと思うんだけれど・・・
どうなんだろう。俺、どう感じているんだろう? 俺がひねているのだろうか。
ちゃんとできた話と思う反面、動機がしっくりこないのだろうか。
総理と話したかった。だから渋谷に爆弾を? 犯人も多少壊れていたのだろうか? う~む・・・
なんだか、すごくはまらなかった・・・

ちなみに
彼も共犯だよね
----- ここまで、ネタバレあります。注意 -----

CB
たなかなかなかさんのコメント
2024年3月18日

CBさん、コメントありがとうございます♪

もっと脚本を練り込めば面白くなりそうなんですけどね😅

たなかなかなか
seiyoさんのコメント
2023年11月7日

おはようございます。コメント共感ありがとうございます。
私も同じ事思いました。
動機もしっくりこないし、彼も共犯なんだろうけど、その辺の描写も薄いかな。

seiyo
NOBUさんのコメント
2020年12月6日

おはようございます。
 お久しぶりです。
 ”帰国した日本で、戦争に対する姿勢に疑問を感じ・・・という設定は、いい設定だと思うんだけれど・・・。動機がしっくりこないのだろうか。”
 というCBさんのレビューが、私が感じた想いとほぼ同じでしたので。
 ”彼らの動機”をもう少しキチンと描いて欲しかったなあ・・、と思った映画でした。
 では、又。

NOBU