「一種のヒーローもの?」ハリエット ミーノさんの映画レビュー(感想・評価)
一種のヒーローもの?
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オスカーで見たシンシア・エリヴォは、大柄で貫禄があって年配に見えたが、実は1987年生まれの身長150センチ?この映画ではあどけなさも感じられる。最初は普通の黒人奴隷の少女(既婚)の1人だったミンティが、生まれてくる子どもも同じ農場の奴隷だと言われ、更に自分が売りに出されていることを知り、立ち上がり、どんどん成長していく。
虐げられている奴隷を延々と見るのは辛いが、映画はトントンと話が進むし、ところどころでミンティに手を貸す人が現れ、見やすい。
これは19世紀半ばの話。その100年後もまだ公民権運動が続いており、更にその半世紀後もまだ差別が解消しておらず命を奪われる黒人がいるとは、ハリエットも呆れているだろう。
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