「怪作」劇場版 少女☆歌劇 レヴュー・スタァライト コージィ日本犬さんの映画レビュー(感想・評価)
怪作
面白いっていうより、びっくりした。
傑作というより、怪作。
監督がおたく記号的な快楽要素を、バールのような形状にして手当たり次第にぶん殴って回ってる感じで、こちらは頭を叩き割られた気分。
表情はもちろん、指先からつま先までキャラに豊かな演技をさせていて、なおかつ動きが心地よい。
テレビシリーズは1話で脱落したんです。
だから、キャラの関係性や特徴はまったく予備知識なしで観たのです。
なにがなんだかわからず戸惑いつつも… 歌と踊りと闘いで、ラストまで圧倒されました。
ライバルとして実力を認め合う同士、固い友情または好意を抱き合う同士の闘いは、ほぼ百合の愛の告白のような印象すら受け。
すごかった。
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