「宝塚的な演劇学校。最終3学年を迎えて、卒業後を見据え悩む生徒たちの...」劇場版 少女☆歌劇 レヴュー・スタァライト LSさんの映画レビュー(感想・評価)
宝塚的な演劇学校。最終3学年を迎えて、卒業後を見据え悩む生徒たちの...
宝塚的な演劇学校。最終3学年を迎えて、卒業後を見据え悩む生徒たちの話。
本劇場版では主人公の二人(華恋とひかり)以外の関係性はほぼ説明されないので、1~2学年を描いたテレビ版(2018)を観ていないと登場人物の言動は理解が難しいです。個人的には、初見ならこの物語特有のリズムを掴むために、テレビ版の3話まで観てから劇場版を観ることをお勧めします。
一方、歌劇、特にレヴューという形態がモチーフであることを考えれば、予備知識のないまま、絢爛さと訳の分からなさに身を委ね、彼女たちが舞台(スクリーン)で生を得ることへの熱量を感じるのもよいかもしれません(追伸:本コメは2周目後です。初回はストーリーが頭に入らないぐらい、歌と映像に圧倒されてしまいました)。
この物語のファンからの贔屓目かもですが、アニメだから創れる、映画館という舞台でこそ感じられる体験に、多くの方に接していただきたいです。
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