ミッドナイトスワンのレビュー・感想・評価
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凪沙と一果の切なくも深い愛の物語
草なぎくんの演技は、言わずもがなですが、今回の凪沙は本当に素晴らしかった。見終わっても思い出して、涙が出るなんて久しぶり。
それほど、凪沙だった!
そして、もう1人の主人公の一果が、新人だけど、『誰も知らない』の柳楽優弥くんを彷彿とさせる目力と存在感。そして、バレエを踊っている姿が、本当に美しかった!あの年齢にしか出せないキラキラ。
沢山の人に是非、観て欲しい!!!
そんな作品でした。
自分の心の奥底から…切な過ぎる程深い呻き声と嗚咽が聞こえた…
終わりました……………泣きすぎて、泣きすぎて
………終わってベンチでボーッとしながら思い出しては胸が痛くなってしまう。そんな心の奥に響く映画でした。草彅剛さんは、もちろんのことボロボロの母親役の水川あさみさんも、素晴らしい。が……草彅くんと並んでの主役と言っても過言では無いほど凄いのが、服部樹咲ちゃん。13歳のこの映画が初めてというとんでもない大型新人さんです!スラリと長い手足、あどけなく、悲哀に満ちた表情……とにかくバレエが素敵💓💞最初から最後まで心をぐわっと掴まれて、その世界へ入ってしまいました。何度涙が溢れたでしょう。大きな出来事に泣くと言うより、ジワジワと奥の方から胸が苦しくて…ままならない人生を辛く悲しい性を背負って必死で生きてる人間像に…涙ぐみます。そんな大人の哀しさの横に一果ちゃんが いる事でホワッと救われるんです。テーマは様々で、人間の数だけ悩みや辛さも無限にあるんでしょう…お金のある無しに限らず幸せの1番大切な要は「心」。そう深く感じました。この映画、今年最高……かも。久々に心の奥が震えるほど泣きました………。
バレエが美しくって。ついこの前、Amazonプライムで「2人のスワン」って洋画を観たのでバレエという芸術に惚れ惚れしていた所でした。
いやぁーこの新人ちゃん凄いわ( ⁎ᵕᴗᵕ⁎ )⸜❤︎⸝
※そうそう、忘れてはいけない大切な親友…りんちゃん。上野鈴鹿ちゃんって女の子なんだけどその子が、またいい💓💞この子がいて、樹咲ちゃんがまた光る……꙳★*゚そしてりんちゃんも切ないの………😭 これ以上語れない。映画を観て下さいね(*^_^*)是非
ミッドナイトスワンを見て
予告の映像も見て本も読んでから映画を見たのですが、衝撃でした。
見終えて持って行きようの無い気持ちになり、帰宅してからも何も出来無かった。そうなのか!
自分の身体と心が合わないって
こんなに苦しいものなのか?
と初めて知りました。
普通に自分たちが傷つける事をやっていたんだ!という衝撃。
1人独りが自分の行動言動を見直すチャンスをくれた映画です。
草彅剛さんがあるき方表情等で内面の動きの微妙な変化をとても伝わるように演じていて、そして、
ここ迄踏み込んで演じている。
服部さん無表情な眼差しから笑顔が出る迄の変化。バレエの美しさ!
りん役の無常感の演技。
ミズキとの深い友情。
水川さんと凪沙のバトルシーン。
凄かった。
もう言葉が出ないほどの衝撃に打ちのめされています。
見るべき映画です。
心がこの映画から離れられません
余韻に浸っていたい
公開初日レイトショーで観てきた。
しばらく動きたくなかった。
誰とも話したくなかった。
どんな音楽も聴きたくなくて、車のオーディオ消して帰ってきた。
余韻が強く残る映画。
ストーリー自体はなんとなく知っていた。それなのに、その展開や映画としての描写法に驚いた。
新人の服部樹咲の演技、バレエシーンにも惹き込まれる。
そして何よりも、草彅剛という俳優の凄さを感じた。
私は過去の彼の作品をあまり観たことがない。だから単に私が知らなかっただけなのか、この作品の彼が特にそうなのかは判らないが、とにかく「草彅剛」自身はそこに存在しなかった。彼が演じているのだけど、そこにいるのは彼ではなく「凪沙」というひとりの人物そのものだった。
元SMAPに対する興味で観る人もいるかもしれない。現に私がそうだ。
でも、同情心や判官びいき的な感情は一切要らない。キチンと評価されるべき映画。
2人が抱える苦しみと希望が胸を打つ
幼少期から自身の性別により悩み苦しみ続けてきた凪沙と、親の育児放棄で孤独な哀しみを抱えている一果。そんな2人が心を通わせることで、微かな希望や生きがいのようなものが育まれていく様が、セリフで説明するのではなく、2人の表情や行動から伝わってきました。
特に本作はバレエシーンに想像以上に尺を使っていますが、服部さん・真飛さんを始めエキストラの生徒さんまで皆しっかりバレエ経験者なのがとても良かったです。説得力があり、言葉で説明しなくてもどんな思いで今踊っているのかが伝わってきます。
一果が凪沙の苦しみや希望を背負って踊るラストシーンは色んな想いがこみ上げ、涙が溢れました。
ただ、本作の結末は、個人的には悲しすぎて、出来ればもう少し幸せや希望を感じさせて欲しかった…。このあたりは好みだと思いますが。
でも観て良かったです。今後の服部さんの活躍が楽しみ!
最後の光明を見せる必要があったのか…?
監督の構えたミットに見事なまでの草薙剛の投球が決まってます。暗い画面と相まって見事としか。
服部樹咲は最初無口すぎるのがちょっと…虐待受けてるなりにボソボソって喋らせた方がストーリー的に良かったと。
後半あれだけ良い子?になるのだから他人とのコミュニケーション少しくらいはスタート時から付けてあげて欲しかった。
ボロボロで終わる作品って結構好きなんだけど最後のダンスシーンで夢見させる終わり方には…?
せいぜい空港から旅立つ!みたいな終わらせ方の方が暗いままで終われてよかったのでわと。
草薙剛は見事に自分の色を活かして演技切ったと思う。
無理してやさぐれモノを演じた?◯◯の作品とはかなり出来が違ったと。
俺的には吾郎ちゃんは『岸田森』の線でいってもらいたいなぁ…
痛くて悲しくて美しかった
演技はもうそれぞれの役者の皆さん素晴らしくてなんと言葉にしていいか解らない。
草彅剛さんの目が様々な色に変化して次第に愛溢れていくさまは鳥肌がたったし、服部樹咲ちゃんの新人とはおもえない存在感が素晴らしかった。親友役の子も田中さんも…全員の名前を書いてしまいたいほど、皆さんが素晴らしかった。
でも何より、決断の数々の景色のいくつかを詳しくは描かす、彼女達のそれまでの姿で、その決断を想像出来る描き方で、余韻が凄すぎる映画でした。あの時はこうだっただろうといつまでも考えてしまいます。
辛い悲しい美しい …気づかない間に涙が流れていて、それからはとまらなかったです。
興奮のあまり感想を書かずにはいられませんでした。
草薙剛さん、凄い俳優さん。揺さぶられたなぁ
心が揺さぶられた映画。
観る前と観た後の自分は全然違う人になってました。
この世の中の生きにくさを感じているトランスジェンダーに対する考え方も自分の価値観も大きく変わり、人がそれぞれ自分のままで生きられる世の中とはどういうものなのか。
心のひだに染み渡る素晴らしい映画でした。
一果の虐待されてきた心の傷は想像を絶する痛みを感じ取り辛かったです。バレエに目覚めて本当に良かった。映画でありながら完全に凪沙と一果を味方する身内の気分になりました。笑
帰りは涙でもう大変でした。
とにかく多くの人に観てほしい映画です。
美しく、カッコいい映画
考えさせられる映画
この映画は生涯の宝です!
映画評がとても高いので半信半疑でしたが。生涯、もう一度見たい映画はそうそう無いのですが、これには本当に圧倒されました。最近では新ゴジラ、君の名は。、天気の子、等でしたが。DVD化されたら絶対に買いたい!ジェンダー論オンナたちはどうしても珍子がついているというだけで、今や国連世界標準の性別違和やSOGIさえも知らないのでは?生理や妊娠ができなければ絶対に女としては認めない。オトコは暴力で性欲の塊であり駆除対象と言わんばかりの人がここでも多くいますね。そういう人たちには一撃となったのかもしれません。ストーリー展開も昨今の韓国映画優勢に全く引けをとらず、日本映画もなかなかやるなぁという印象でした。特にバレエシーンはとても多く、偽りのバレエ映画とは違います。お稽古やお教室も経験者ならば納得でしょう。また、LGBTQXについても全くの現実を描写しており、監督や俳優さんや原作の方の努力が窺い知れます。コメントでは未だに性同一性障害とか性転換手術という表現を使うことからして市中の認識の浅はかさが知れます。性別違和は疾病ではなく、性別適合手術が世界の表記。また、手術しても生涯尿漏れや尿閉に悩まされる事例も多く、ホルモンによる精神のアンバランスで肉体精神が「女性」になっても自死してしまう人も多いです。特にMtfはエストロゲンによる影響を大きく受けます。珍子がついていればどんなに性別違和を感じてもオトコだから鬼畜系だとのたまうジェンダー論オンナたちですが、既に精神的に苦しんだ人に珍宝切り取りの手術まで求めるのは大きな人権侵害であるというのが国連WHOそして諸外国の標準スタンスだ。この映画は女性美の究極の表現でもあるクラシックバレエと、性別違和に苦しむ人たちとの命題を正面から捉えたことは評価したい。ベルギー映画GIRLもクラシックバレエとLGBTQXをテーマにした感動作であったが、コロナやヘイトが跋扈する世において内外からこれらの映画が出たことは喜ばしい限りだ。
一果に向けられる愛
草彅剛の演技が本当に素晴らしい
目新しいものは何もないが…
いつまでも心に残る名作
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