ミッドナイトスワンのレビュー・感想・評価
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思いっきり、心えぐられた。
いや〜心えぐられたよ。トランスジェンダーの凪沙が擬似親子関係から真の親子関係へのいたるハッピーエンド的な物語かと思ったら、全然違う。無防備だったもんだから心身ともにヘトヘトになったちゃった。
いとこの子供なんか普通、預からないと思うけど、そこはおいておいて、一果のThe思春期ぶりがいい。完黙に近い無口なうえに、凪沙がひるむくらい反抗的な態度。このへんは、新人と思えないくらい服部樹咲の演技が完璧だった。喋らずに表情と仕草で演技するなんて、高倉健ばり。
ラスト近くでの海のシーンでは、ちょっと素人ぽさが出てたけど、椅子を投げつけるシーンは最高。凄みさえあった。こっちが震えるくらいの暴発だね。そうかと思えば、ときたま見せるあどけない表情もいい。
内田監督にはやられたよ。中盤でのあの出来事は、全く予期できていなかったから、呼吸ができなくなるくらいの衝撃を受けた。ほんと、びっくりしすぎて涙もでない。「世界で一番ラブストーリー」ってうたってるけど、心をガリガリとヤスリで削るような展開が続くもんだから、涙も枯れちゃいました。
全く想像外のストーリーだったけど、久々に泣いたし、音楽もすごくよかった。今、サントラ聞きながら書いてるけど、思い出して涙が出そう。
新宿に佇む白鳥
見事な女優デビュー・服部樹咲
トランジェスターの主人公と親から虐待されてきた少女。孤独な2人が偶然出会い繰り広げる疑似親子のラブストーリー。草なぎ剛はトランジェスター役を見事に演じていたが、それ以上にオーディションで抜擢された新人女優・服部樹咲の七変化する演技が素晴らしく見事な女優デビューを果たしました。
ストーリーとしては途中で中だるみしたようにも感じたがそれでも十分見応えある作品でした。
2020-171
かつての原田美枝子・蒼井優。新人女優のみが成し得る奇跡。
草なぎ剛がトランスジェンダーを演じるのだが、真の主人公は母にネグレクトされ広島から親戚を頼って上京してきた少女・一果である。この13歳の新人・服部樹咲が圧倒的に素晴らしく今年度女優賞を総なめにすることはまず間違いない。登場してきた瞬間「あ、原田美枝子だ」と思った。そしてドラマが進むうちに「花とアリス」の蒼井優に重なる。でもそれはもちろん彼女を見出した事も含めて内田英治監督の力量であろう。転校してきた高校で唯一の友人りん(上野鈴華)との屋上でのやりとり。バレエコンクール舞台の一果とシンクロして踊るりん。草なぎと海へ向かうバスの後部座席。グッとくる好きな映画的シーンがいっぱいでたまらない。草なぎくんの話題で逆にこの傑作が「色物」と目され敬遠されてしまうことを恐れる。今、絶対に観るべき一本。
心が痛い
美しさと残酷さが目に焼き付いた
女、また母親になりきれない人の切なさが実感できる映画
ある見方をすれば、この映画は純粋でとても美しい映画である。
確かにトランスジェンダーの話で、未だある一般的なイメージであれば
男性が女性の格好をするというところの違和感はあるのではと考える。
ただ主人公である凪沙の葛藤やそのやさしさはとても純粋であり美しいと感じた。
そして純粋がゆえに切なさが込み上げてくる。
一果がだんだん凪沙が心惹かれていく部分など、母性といった枠組みではなく、
人間愛を実感できる。
また注目すべきは草彅剛の演技である。その演技に飲み込まれていく。
実際に存在しているかの様な演技は吸い込まれそうであった。
常に彼ベースで考えさせられてしまい、ずーと目が離せない感じであった。
そして相手役の服部樹咲、その他キャストにもいい。
単にトランスジェンダーの映画ということではなく、人間愛としての映画として観て欲しいと思う。
また草彅剛の演技にも注目して欲しい。
お勧めします。
凪沙と一果の切なくも深い愛の物語
自分の心の奥底から…切な過ぎる程深い呻き声と嗚咽が聞こえた…
終わりました……………泣きすぎて、泣きすぎて
………終わってベンチでボーッとしながら思い出しては胸が痛くなってしまう。そんな心の奥に響く映画でした。草彅剛さんは、もちろんのことボロボロの母親役の水川あさみさんも、素晴らしい。が……草彅くんと並んでの主役と言っても過言では無いほど凄いのが、服部樹咲ちゃん。13歳のこの映画が初めてというとんでもない大型新人さんです!スラリと長い手足、あどけなく、悲哀に満ちた表情……とにかくバレエが素敵💓💞最初から最後まで心をぐわっと掴まれて、その世界へ入ってしまいました。何度涙が溢れたでしょう。大きな出来事に泣くと言うより、ジワジワと奥の方から胸が苦しくて…ままならない人生を辛く悲しい性を背負って必死で生きてる人間像に…涙ぐみます。そんな大人の哀しさの横に一果ちゃんが いる事でホワッと救われるんです。テーマは様々で、人間の数だけ悩みや辛さも無限にあるんでしょう…お金のある無しに限らず幸せの1番大切な要は「心」。そう深く感じました。この映画、今年最高……かも。久々に心の奥が震えるほど泣きました………。
バレエが美しくって。ついこの前、Amazonプライムで「2人のスワン」って洋画を観たのでバレエという芸術に惚れ惚れしていた所でした。
いやぁーこの新人ちゃん凄いわ( ⁎ᵕᴗᵕ⁎ )⸜❤︎⸝
※そうそう、忘れてはいけない大切な親友…りんちゃん。上野鈴鹿ちゃんって女の子なんだけどその子が、またいい💓💞この子がいて、樹咲ちゃんがまた光る……꙳★*゚そしてりんちゃんも切ないの………😭 これ以上語れない。映画を観て下さいね(*^_^*)是非
ミッドナイトスワンを見て
予告の映像も見て本も読んでから映画を見たのですが、衝撃でした。
見終えて持って行きようの無い気持ちになり、帰宅してからも何も出来無かった。そうなのか!
自分の身体と心が合わないって
こんなに苦しいものなのか?
と初めて知りました。
普通に自分たちが傷つける事をやっていたんだ!という衝撃。
1人独りが自分の行動言動を見直すチャンスをくれた映画です。
草彅剛さんがあるき方表情等で内面の動きの微妙な変化をとても伝わるように演じていて、そして、
ここ迄踏み込んで演じている。
服部さん無表情な眼差しから笑顔が出る迄の変化。バレエの美しさ!
りん役の無常感の演技。
ミズキとの深い友情。
水川さんと凪沙のバトルシーン。
凄かった。
もう言葉が出ないほどの衝撃に打ちのめされています。
見るべき映画です。
心がこの映画から離れられません
余韻に浸っていたい
公開初日レイトショーで観てきた。
しばらく動きたくなかった。
誰とも話したくなかった。
どんな音楽も聴きたくなくて、車のオーディオ消して帰ってきた。
余韻が強く残る映画。
ストーリー自体はなんとなく知っていた。それなのに、その展開や映画としての描写法に驚いた。
新人の服部樹咲の演技、バレエシーンにも惹き込まれる。
そして何よりも、草彅剛という俳優の凄さを感じた。
私は過去の彼の作品をあまり観たことがない。だから単に私が知らなかっただけなのか、この作品の彼が特にそうなのかは判らないが、とにかく「草彅剛」自身はそこに存在しなかった。彼が演じているのだけど、そこにいるのは彼ではなく「凪沙」というひとりの人物そのものだった。
元SMAPに対する興味で観る人もいるかもしれない。現に私がそうだ。
でも、同情心や判官びいき的な感情は一切要らない。キチンと評価されるべき映画。
2人が抱える苦しみと希望が胸を打つ
幼少期から自身の性別により悩み苦しみ続けてきた凪沙と、親の育児放棄で孤独な哀しみを抱えている一果。そんな2人が心を通わせることで、微かな希望や生きがいのようなものが育まれていく様が、セリフで説明するのではなく、2人の表情や行動から伝わってきました。
特に本作はバレエシーンに想像以上に尺を使っていますが、服部さん・真飛さんを始めエキストラの生徒さんまで皆しっかりバレエ経験者なのがとても良かったです。説得力があり、言葉で説明しなくてもどんな思いで今踊っているのかが伝わってきます。
一果が凪沙の苦しみや希望を背負って踊るラストシーンは色んな想いがこみ上げ、涙が溢れました。
ただ、本作の結末は、個人的には悲しすぎて、出来ればもう少し幸せや希望を感じさせて欲しかった…。このあたりは好みだと思いますが。
でも観て良かったです。今後の服部さんの活躍が楽しみ!
最後の光明を見せる必要があったのか…?
監督の構えたミットに見事なまでの草薙剛の投球が決まってます。暗い画面と相まって見事としか。
服部樹咲は最初無口すぎるのがちょっと…虐待受けてるなりにボソボソって喋らせた方がストーリー的に良かったと。
後半あれだけ良い子?になるのだから他人とのコミュニケーション少しくらいはスタート時から付けてあげて欲しかった。
ボロボロで終わる作品って結構好きなんだけど最後のダンスシーンで夢見させる終わり方には…?
せいぜい空港から旅立つ!みたいな終わらせ方の方が暗いままで終われてよかったのでわと。
草薙剛は見事に自分の色を活かして演技切ったと思う。
無理してやさぐれモノを演じた?◯◯の作品とはかなり出来が違ったと。
俺的には吾郎ちゃんは『岸田森』の線でいってもらいたいなぁ…
痛くて悲しくて美しかった
演技はもうそれぞれの役者の皆さん素晴らしくてなんと言葉にしていいか解らない。
草彅剛さんの目が様々な色に変化して次第に愛溢れていくさまは鳥肌がたったし、服部樹咲ちゃんの新人とはおもえない存在感が素晴らしかった。親友役の子も田中さんも…全員の名前を書いてしまいたいほど、皆さんが素晴らしかった。
でも何より、決断の数々の景色のいくつかを詳しくは描かす、彼女達のそれまでの姿で、その決断を想像出来る描き方で、余韻が凄すぎる映画でした。あの時はこうだっただろうといつまでも考えてしまいます。
辛い悲しい美しい …気づかない間に涙が流れていて、それからはとまらなかったです。
興奮のあまり感想を書かずにはいられませんでした。
草薙剛さん、凄い俳優さん。揺さぶられたなぁ
心が揺さぶられた映画。
観る前と観た後の自分は全然違う人になってました。
この世の中の生きにくさを感じているトランスジェンダーに対する考え方も自分の価値観も大きく変わり、人がそれぞれ自分のままで生きられる世の中とはどういうものなのか。
心のひだに染み渡る素晴らしい映画でした。
一果の虐待されてきた心の傷は想像を絶する痛みを感じ取り辛かったです。バレエに目覚めて本当に良かった。映画でありながら完全に凪沙と一果を味方する身内の気分になりました。笑
帰りは涙でもう大変でした。
とにかく多くの人に観てほしい映画です。
美しく、カッコいい映画
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