劇場公開日 2020年9月25日

ミッドナイトスワンのレビュー・感想・評価

全678件中、21~40件目を表示

4.5美しいバレエ、残酷な現実

2024年6月29日
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切なくも美しい物語。
一果ちゃんの空気感が素晴らしい。
ナギサの優しい気持ちが切ない。

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Gabriel

4.0草彅剛と服部樹咲ちゃんに拍手

2024年6月17日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

泣ける

悲しい

日本アカデミー賞主演男優賞受賞も納得の、体当たりの演技には拍手。
LGBTQの人に対する風当たりの強さは胸が痛い。実母からも全く理解されないのはあるあるだよね。
高齢者に多いが、「男が女装するなんていい加減にしろ」と古い考え方を押し付ける理不尽がいまだにまかり通る世の中。早く時代が進んでほしいと強く願います。

少し過剰な演出に違和感はあったが、涙なくして見れない作品。
重い内容なので、2回目は見れなかったです。

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ぼっち

3.0トランスジェンダー映画NO1

2024年6月9日
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最初は「女装した草彅剛」なのにいつの間にか「なぎさ」に見えてくる
なんなら今ビストロスマップとか見ると「草彅剛」じゃなくて「男装したなぎさ」に見えてしまう

トランスジェンダーはじめ性の問題って今まで僕らが彼らを理解すればそれでみんなハッピー!多様性!って思ってたけどそれはあくまで第三者側を中心とした視点でみる問題だったかもしれない。外にいる僕らがいくら当事者の気持ちに寄り添ったところで、大前提の本人の肉体的な苦痛や金銭的な負担っていう生々しい問題は解決しないんだってホルモン注射のシーンや手術後のシーンを見て思った。
女でいる努力をしないと女でい続けることができない状況って僕たちの理解とかどうこうでは無いよな
理解したから、ハイ幸せでしょ?っていうのは暴力的な考えだったかも

子役もよかった
いちかはストレスをためると腕を噛む癖があるから最初は巨人化するのかと思った
友達の自殺シーンもなかなか衝撃。あんな快晴の中、晴れやかな顔で軽快にバレエを踊りながら飛び降りるなんて勘弁してよ。新郎新婦は勘弁してよどころじゃ無いけどね

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真平

5.0個人的には

2024年6月2日
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nagisa

4.0引き込まれる映画だった

kさん
2024年6月2日
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思っていた以上に感情をつかまれた作品で、草彅剛の演技力は美しくて泣いてしまった。空と音楽が綺麗だった。

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k

3.0途中から徐々に入っていけるように

2024年5月29日
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作品や演技に入りにくい序盤だったが、公園で一緒に踊るシーン当たりから作品に入れるようになっていった

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WALLE

4.5地獄でみつけた父性という光

2024年5月27日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

たしかにLGBTQ当事者にしたら、かなり惨めに描かれているため、キツイ部分があります。
しかし、すごいオーラを持つ俳優が芸で昇華して、綺麗な綺麗なものがみえてくる。

予想を遥かに超えた迫力がありました。
なかなかない作品。

フュリオサと同様、絶望の中で見つけた光。
人との出会いこそ、希望になる。
だれにも運命の人がいる。
そう確信させる力がある。

一見の価値があります!是非是非

補足
ミッドナイトスワンの主人公2人の関係は、奇跡の人のサリバン先生とヘレンケラーみたいだなあと思いました。
あと母性というより父性を感じました

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青樹礼門

4.0守りたかったのはきれいなもの

2024年4月29日
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鑑賞方法:VOD

泣ける

どうして自分だけがこんな身体に。
トランスジェンダーが生まれつきの性別と同じで
自分の意思で変わるようなものでないことを改めて知る。

踊るいちかの姿が、なぎさが見つけた何ものにも変えがたい美しくてきれいで、自分を犠牲にしてもその輝きを守りたかったのかなと思い涙した。

草彅くんの憂いを帯びた母性の表情が魅力的だった

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ひかりすぎ

4.0重い重い重いテーマ

2024年3月30日
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もうちょっと軽い内容かと思って見始めたが、ものすごく重かった。
草彅剛の演技も良いが、新人でありながら難しい役を見事にこなした主演の女の子に拍手を送りたい。それだけに海岸のシーンでの急なセリフが残念過ぎる。あれがなければもっと評価が高かったのだが…一気に興醒めしてしまった。
とは言え、それまでの内容は充分高評価に値する。
水川あさみも良かったし、バレエの先生も良かったし、同級生のバレエ仲間の感情の変化もよく表現されていて良かった。

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ねこ

4.5最後まで引き込まれた!!

2024年3月23日
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悲しい

幸せ

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𝖒𝖚𝖓𝖆𝖈𝖞

4.0生きる辛さを考えさせられた

2024年3月19日
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難しい

トランスジェンダーを題材とした映画であり、彼ら彼女らの生きる辛さを映画を通じて感じられた。普通に生きることって難しい。

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江戸川コメソ

3.0☆☆☆☆(嵌れば) ☆☆☆(嵌らなければ) (2020年)10/6...

2024年3月10日
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☆☆☆☆(嵌れば)

☆☆☆(嵌らなければ)

(2020年)10/6少しだけ加筆しました。(別のサイトの話ですが)

『ベニスに死す』

終盤、草彅剛が『海が見たい!』と言った瞬間に、この先の展開は『ベニスに死す』だとピンと来た。

浜辺には若い女の子。差し出す手は届きそうで届かない。その若さの輝きと憧れは、人生にリセットは効かない為に、どんなに望んでも最早手に入れる事は出来ない。

そしてこの作品は《母親》の物語でもある。

舞台に上がり娘を抱きしめる母親。
どんなに虚飾で着飾って女を演じてみたところで、本物の母親には敵わない。
だからこそ〝 彼女 〟は、本物の母親となるべく大きな決断をする。

一果を取り返すべく対決をする場面は。思わず『エイリアン2』での、シガニー・ウィーバーがマザーエイリアンとの対決場面を、ほんの少しだけ思い出した…と言ったら笑わせてしまうだろうか💦
シガニー・ウィーバーが小首を傾げ「ふっ!そんな程度なの!」…とばかりに「私こそが本物の母親なのよ!」と言った。強い意志によってもたらされた名場面の再現を、もしも狙っての演出だったならば…と。

作劇的な面を言うと、4人の白鳥が。やいのやいの言いながら始まるオープニングが、ラスト少し前に上手く繋げられなかったのは残念。
同じシチュエーションを2度繰り返す事で、前と後では状況が変わっているのは、良く用いられる演出で。この作品だと、映画が始まって直ぐに一果に会う場面。
後半では同じ場所・構図ながら〝 新しい母親 〟はその場面には居ない為に、《何かが起きた》のを観客に不安感を与え。
警察が登場する場面は2度起こり。共にお金に関するこの事件が、それぞれ弱い立場にある2人の苦悩を感じさせる。
椅子を投げるのも2度あり。最初はクラスの男の子の差別的発言に対して。2度目は、男の性の対象として見られた女の子が、1人の女として変化する瞬間を。

コンクール場面での2人の少女の立場ご入れ替わり、悲劇が起こる描写は。秀逸な場面ながら、人によってはやり過ぎに感じる人も居るかも知れない。
また、このコンクールでは。母親が登場し、娘を抱きしめながら涙を流す。
思い起こせばその前に、一果がバレエを続けられる様に、安定したお金を稼ぐ為に化粧を落とす。
昼間の仕事に出掛ける時に、一果から抱きしめて、やはり涙を流す。
(他にも色々と有った筈ですが、今は思い出せないので。思い出したら加筆・改訂するかも知れません)

最初に嵌れば星4つと記した様に。この作品が好きになった人には、この上もなく愛しい作品になるだろうし。それとは反対に。作劇的な面で、この監督の過去の作品を観ると分かる様に。
(資質に関わって来るのかも知れませんが)
トコトン下衆な人間で有ったり、暴力的な人間を、魅力的に撮る術に長けて居るとも言えるだけに。合わない人には、やはりトコトン合わないのでは?と思えて来る。
個人的にも、社会から隔絶されて生きて来た人生から見えた来る、純粋で天使の顔、、、と言った面が、的確に表現されていたのか?は、ちょっと微妙な感覚は持ちました。

俳優陣の中では草彅剛が絶賛されています。
確かに良かった事は良かったのですが、個人的には大絶賛するところまでは行かず…と言ったところ。
但し、映画本編での。一方的に押し付けられた女の子に対して、突然目覚める《母性》には。正直に言って仕舞えば、この映画には(個人的な意見として)それ程な演出に於ける説得力は伺えなかった。
でも、それを成立させていたのは。ひとえに草彅剛の演技だったなあ〜と言うのも、また明白だったと思う。

元々は、「面倒くさい子を押し付けられてしまって参ったわね〜!」との思いが強かったのに。
一果がバレエに興味を持っているのを知り。それまでの〝 厄介な子 〟との思いは一変する。

自分のやっているバレエは、他人から見ると一体どう映るのか?

余りにも遊びとおふざけが過ぎてはいないか?

男に生まれて来た事を呪っていた人生!

だからこそ、今を逃してはいけない!

そんな気持ちを抱いたとしてもおかしくは無いのだろう…と。
それを感じさせてくれたのは、間違い無く草彅剛の存在感だった。
その後に厚い化粧を落とし自らの虚飾を剥がし落とす。そんな前後の顔の演技で、観客を納得させる力があった。

一果役の服部樹咲ちゃんの不貞腐れた顔は終始なかなかのもの。
本来バレエは上手い筈なのに、バレエを始めた時の動きが、きっちりとバレエ素人の動きになっている。

一果のバレエ友達りん役の上野鈴華ちゃんのヤサグレ感は、その後の笑顔を浮かべながらの〝 悲劇的序曲 〟 と併せて忘れ難い。

そして、『喜劇 愛妻物語』も素晴らしかった水川あさみは、この作品での超絶下衆な母親役も絶品でした。

2020年10月4日 TOHOシネマズ錦糸町楽天地/スクリーン10

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松井の天井直撃ホームラン

3.5生まれ変わったら…

2024年2月20日
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泣ける

悲しい

映画の予告編で流れていた音楽がとても良かったので観た。

母が昔トランスジェンダーの知り合いについての話をしていたことを思い出した。昔でいう「オカマ」のその人は地域の集まりによく顔を出していて良い人だったからみんなも普通に接していたと。
けどある時何人かでお茶に行った時ふといつになく真剣に「私は来世は絶対女がいい。生まれ変わったら女になれるように、今世で必死に祈って良いことをすると決めている」とこぼしたって。

ナギサさんに不快感を感じなかった。草彅剛の在り方がそうさせていた部分もあるだろうけど、自分の体を憎みながら、女性になりたいと切実に願う人達は確かにいる。
作中での描かれ方は当事者の方々にどう映ったんだろう…。

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軟水

3.5心の動きを描写。

2024年2月18日
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悲しい

ネグレクトの姪を引き取り、共同生活をはじめたミズキ(健二)。
だが、双方ともに素直になれず、ぎこちない関係が続くものの、一果はバレエの才能を開花してゆく。

ぎこちない関係から徐々に絆が生まれてくる。

その微妙な移り変わりを草彅剛が見事に演じる。トランスジェンダーの役は難しかったのだろうが、その苦労や苦悩もビンビン伝わってきた。

新人の子役の子はバレエ経験者だったんだろうなぁ。

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キッスィ

4.0真夜中の白鳥

2024年2月5日
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悲しい

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マークロス子

3.5広島

2024年2月1日
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広島弁元々嫌いやったけど、もっと嫌いになった。

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太郎

3.5血は水よりも…

2024年1月2日
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泣ける

悲しい

知的

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邦画好き

4.0凪沙の生き苦しさ

2023年10月23日
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鑑賞方法:DVD/BD

今でこそトランスジェンダーなどということは、言葉としてはポピュラーになったと言えるのかも知れませんけれども。
しかし、社会的な理解ということでは、なかなか言葉として知られ始めたことに追いついていないのかなぁ、と思います。評論子は。本作のような作品を観ると。

画面からは、何とかして自分が認識するとおりに「女」として生きようと、地べたを這い回るかのようにもがき、苦しむ凪沙の生き苦しさが伝わってくるようで、いたたまれない気持ちにもなりました。
自分の気持ちに素直に生きたいと願うことで、どうしてこんなに切ない、苦しい思いをしなければならないのか。
その「苦しさ」、現実の「厳しさ」そして「むごさ」は、筆舌に尽くし難いものがあるのだろうとも思いました。草彅剛の渾身の演技を観て。

本来は優美このうえないはずの鳥(白鳥)なのですけれども。真夜中に、ひっそりと生きづくそれらは、優美さのかけらどころか、いたたまれないような物悲しさを禁じ得ません。

本作で、凪沙が一果を引き取ることにしたのは、彼女についてくる養育費目当てということですけれども。
しかし案外、言葉では「子どもは嫌い」と言いつつも、内心、一果と良好な母娘関係を築くことがもしできれば、それは「女」(母親)としての自分の試金石になると、凪沙は考えたのではないかと思われました。評論子には。(独断の深読みのし過ぎかも知れませんけれども。)

一果を取り戻すべく押しかけた実家で、揉み合った末に、突き飛ばされ、転んでしまった拍子に露わになった凪沙の胸元を見た早織に「そんなこと(乳房の形成)までして、このバケモノが」と罵られたときの凪沙の、いわく言い難いあの表情…。
草彅剛の俳優としての、まさに鬼気迫る迫真の演技といえたと思います。
そのことが、評論子には、いちばん印象に残った作品になりました。

秀作としての評価に値する一本と思います。

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talkie

4.5幸せになってほしい

2023年10月20日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

悲しい

公開から3年を迎えて尚ロングランを続けていると知り映画館に足を運びました。
草彅剛さんが男性の身体をもって生まれてきた女性の苦悩を実に見事に演じていました。
他人を、自分を認められず受け入れられなかった二人が出会いふれ合うことで人を、そして自分を受け入れていく様子が丁寧に描かれていました。
もがき苦しみ、それでも前向きに生きようとするすべての人に幸せになってほしい、そう願わずにはいられません。
映画館という集中して観られる環境でみてよかった!と思える作品です。

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mitsuba635

5.0彼女はそっと彼の胸に顔を埋める。

2023年10月9日
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マサシ