のぼる小寺さんのレビュー・感想・評価
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【皆、一生懸命見ているんだ。 君が無欲無心に頑張る、尊崇な姿を。】
・小寺さんは壁を登る、無欲無心に。
ー”工藤遥さん”は、初めて拝見しましたが、ピュアな表情と、醸し出す優しい雰囲気と、抜群の体幹に驚きました。あの、全国大会のグレードはどれくらいなんだろう・・。ー
・小寺さんはエンピツを無心に削る、カッターで。
ー何となく、好きなシーンです。-
・小寺さんはゴミを拾う、知らない人が捨てたバーベキューのゴミを。
ーここも、好きなシーンです。さり気無く、ゴミを拾う人って善い人だと思います。大袈裟かな・・。-
・小寺さんは言う。彼女の姿を嘲笑する人に。"寂しいんだ・・。"
ー器が大きいというよりは、ここも小寺さんの人柄を表している。-
-そんな、小寺さんの姿に徐々に見入られ、前向きな気持ちになって行く、周囲の高校生男女の姿。-
〈古厩監督が、悩める高校生達を優しい視点で描き出した作品。吉田玲子さんの脚本も冴え渡る。
じんわりと心に沁みる良い青春映画でした。〉
わからないけど、なんか泣けるじゃん
ほのぼの。かなりのんびりした作品。なにか事件が起きるわけでもなく、大きな葛藤があるわけでもなく、クライミング部の小寺さんを中心にちょっとずつ心の変化が訪れる程度なのです。進路希望提出。適当に書いておけばいいじゃん・・・と思うのに、「クライマー」と書いただけの小寺さん。元モーニング娘。なんだそうだ(知らなかった)。単なるアイドル映画じゃねーか!そんなもん観る価値無いわ!と仰る方は「クレイマー」になること間違いなし。
ボルダリングを扱うことによってオリンピックイヤーを盛り上げようという映画ではありませんし、遥か昔の高校時代を思い出す映画でありました。ただ、「コクる」という言葉は40年前にはありませんでしたけどね・・・(苦笑)
何かに夢中になること。好きな子を想うこと。そんな若さがうらやましいとも思いますが、柔らかな光が彼らを包んでいる。今年はインターハイだって甲子園だってなくなったけど、夢を奪われてしまった今の高校生たちもこの映画を観て和んで心を癒してほしいと感じました。
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