ブラック アンド ブルーのレビュー・感想・評価
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絶望のスタートから地獄が続く
女性警官が警官の殺害を目撃し狙われる。警官、マフィア、街中から追われる地獄絵図。元相方さえも信用できない展開へ。あの体での逃亡は厳しい。残された道を必死に辿っていく展開は非常に面白かった。腐った街、汚職警官達は非常に腹立たしいが、最後までしっかり楽しめる作品でした。
思ったより良かった
だいぶ思想強かった
黒人警官ブラウンから
不屈の精神 〜 何かを変えたければ 先ず自分が
警官として生まれ育った街ニューオリンズに戻って来た元軍人のアリシア•ウェストをナオミ•ハリスが熱演。
マイロ•ジャクソン( タイリース•ギブソン )の機転に救われる。
麻薬捜査班刑事テリー•マローン( フランク•グリロ )が怖過ぎる。。
スリリングな展開に引き込まれた。
テレ東を録画にて鑑賞 (吹替版)
絶体絶命の状況を楽しめた!!
ボディカメラの存在が印象的な序盤から、同僚と合流してセーフ、知人のアパートに逃げ込んでセーフという訳にはいかず、絶体絶命の状況がずっと続くので、最後まで集中して楽しめました。主人公の「戦争に行って敵味方で人を判断するのを止めた。善悪関係なく人は人だ」という台詞が良かったです。売人殺害理由や街の背景、同僚の立場(「いつも通り見て見ぬ振りしてろ」)も、説明臭くなく自然に台詞に入っていて、上手かったです。
退役軍人のわりにはアクションが強くない。
タイトルのブラックは黒人で、ブルーは白人の意味だろう。落合信彦さんの『ただ栄光のためでなく』で、ベトナム戦争でLRP(ラープ)と言う特殊部隊が作られた。主人公の日本人を含め三人一組で、白人、アメリカ先住民(昔はインディアン)だった。お互いが自己紹介をするとき、白人が「俺はブルー・ストック・アメリカン(白人で裕福なアメリカ人だ)」と言ってた。
要するに黒人と白人の人種対立を浮き彫りにさせ、なおかつ黒人でも悪い人だけではないことも表現していた。
ストーリーとしたら、汚職警官がギャングを殺した場面を、主役の女性黒人警官がボディカメラで撮影してたところから、汚職警官と彼らにだまされたギャングに追われる話し。ストーリーとしては、簡単に追うことができて、面白かった。
主役の女性警官の味方が、行きつけのスーパーマーケットの店主である黒人と同僚の白人警官だけで、ほぼ孤立無援なのが切迫感を煽(あお)ってて、良かった。
ただ、心配になったのが、現実のアメリカで、ボディカメラを付けてても白人警官が無実の黒人を殺しまくっている現実が改善されていないこと。白人警官は、例えば、周囲の人間がスマホで撮影してても、平気で黒人をいたぶってる状況に変わりは全くない。
バイデン大統領が「アメリカは移民がいるから素晴らしい。日本は移民を入れてないからダメだ」みたいなことを、アメリカ大統領のテレビ討論会の前に言ってたが、今、アメリカにいる黒人は白人がアフリカから連れてきた黒人奴隷で、もともと移民などではなく、白人が一方的に黒人を「輸入」したに過ぎない。中には移民としてアメリカに来た黒人もいるだろうが、少数だろう。
そのことを、岸田総理は正式に、正(ただ)すか注意くらいすべきなのではないか。何でもアメリカの言いなりになっててはダメだろ。アメリカの色々な国からの移民だって、決してまとまってるわけではない。人種間の対立を無視して、アメリカ人に言いたい放題させるのは間違っている。
残念なのは、主人公の女優が奇麗でなかったことを含め、奇麗な女優が一人もいなかったこと。ストーリーが複雑なので仕方ないかもしれないが、お色気が無かったのは残念だった。
最後に、ガン・アクションは結構、派手で楽しめた。
告発者や被害者は組織に殲滅される恐れがある‼️❓
汚職だらけ
勧善懲悪モノとしては爆発力がいま一つのうえ、露骨でしつこい逆人種差別にウンザリ
汚職警官ネタと勧善懲悪ネタ、それに人種差別ネタをミックスさせた作品。いろいろな要素を忍ばせているわりに、焦点は勧善懲悪からブレていないのでなかなか楽しめる。
池井戸メソッドによると、勧善懲悪の基本は次の手順を踏むことにある。
①主人公が悪いものの手によって不当な目に遭い、取り返しのつかない損害を被る。
②主人公は2次被害、3次被害に遭う一方、悪役たちはますます繫栄し、勢力を伸ばして高笑いをする。この間、視聴者には怒りのマグマが休火山の地下深くで蓄積され、徐々に徐々に圧力を高めていく。
③最後に主人公が追い詰められ、ギリギリの場面になったところで、一発逆転の仕掛けによってその正当性が証明され、悪役と立場が見事に逆転し、マグマは水蒸気爆発を起こして、ドロドロの溶岩や火砕流となって悪役たちに襲いかかるw
本作では、汚職警官の不正現場をボディカメラで撮影してしまったヒロインの警官が、その警官たちに撃たれて逃げまどったり、市民から「関わりになりたくない」「こっちに来るな」と邪険にされたり、相棒の警官に裏切られたり、警察の上層部も不正警官のウソに騙されて警察全体が彼女を追ったり、銃創を接着剤で塞いだり…と散々な目に遭う。
やがて警察にも麻薬組織にも命を狙われるようになり、スマホで写真や居場所を流されると、いよいよ追い詰められ、ヒロインが殺されようかという瞬間に、不正の証拠映像がネットにアップロードされて、無実が証明される。そして、悪役たちはあっという間に粉砕される。
というわけでメソッドを忠実に踏襲しており、まずまずのカタルシスを得られる仕掛けになっているのだが、最後の逆転劇に意外性が足りないのと、真相の暴露が麻薬組織と警察上層部と2段階に分かれているので、いま一つ爆発力の殺がれた感が否めない。
この勧善懲悪ネタと並行して、黒人差別ネタが始終繰り返される。
冒頭、新米警官のヒロインが黒人というだけで犯罪者に疑われたり、彼女の友人のスーパー店員も黒人というだけで警察から酷い処遇を受ける。
さらに重要なのは、正義の側はほとんど黒人で、悪役はほとんど白人ばかりという点だろう。汚職警官グループのボスやその手下はほとんど白人だし、黒人がいてもヒロインに同情的だったりする。
対してヒロインも友人の男女もみな黒人である。麻薬組織は全員が黒人で、麻薬犯罪という点では悪なのだが、根は正直で仲間思いのいい奴として描かれている。
中間にいるのがヒロインの相棒の白人警官で、彼は汚職警官グループと通じており、いったんはヒロインを裏切るが、最後は彼女に味方するようになる。
正義の女神である警察の部長は、もちろん黒人女性である。さすがにこの人種差別ネタは露骨過ぎて、正直ウンザリさせられた。ここまでくると、むしろ逆差別だろうと文句の一つも言いたくなる。
『Black Lives Matter』を意識したお話
黒人と警察に対する忖度作品。
マルコムXはないだろ。演出家は黒人の方だが、脚本家は白人。警官が黒人女性なのに、黒人の裏組織のボスが、敵対組織(警官?)の白人の話をどうして信用するのか?勿論、上司の黒人女性警官も資料を簡単に渡したりして、あり得ない話だ。
マルコムXを信仰する人に悪人はいたとしても、稚拙な者はいるわけがない。しかも、働いているスーパーマーケットはユダヤ系と思しきお店。イスラム教徒を雇用するとは思えないが。警察への通報番号が911って事と、虐殺される息子さんが『ゼロ』って言うのはあの事件に対する嫌味か。
イーストウッドなら、変なチンピラを噛ませないで、堂々と乗り込むし、警察そのものを『悪』として描いた。
『Black Lives Matter』を意識したお話で、勧善懲悪なお話だが、誰が悪者で、誰が善人か『肌の色』だけで分かってしまう。カモフラージュで『青』としているが。
矛盾だらけだが、古い古い西部劇見たくて良い。願わくはもう少し悪者を増やして、ガトリング砲とか出て来て、ボコボコにやっつけて貰いたかったね。どうせ、銃規制なんか微塵も考えない結末の分かる勧善懲悪な予定調和な話なんだから。
社会が荒れている理由が、貧困や人種差別だけではない事をまずは理解するべきだ。
八方塞がり
タイトルなし(ネタバレ)
黒人でガタイもゴリゴリなのに心優しく柔和なタイプに涙腺よわよわな私、もちろんマウスにもホロリ
同僚の汚職に立ち向かう元軍人新人女性警官
悪者に花がなく女同士の友情の間に何があったのかなど
なんで?と思う点はあるけど、
展開も早いし飽きなく見れて最後はマウスとあれは恋人同士になったのかな?どうなのかな?
その幸せな感じが私的にとてもホッコリ
黒人でガタイもゴリゴリなのに心優しく柔和なタイプはみな最後幸せになって欲しいのでね
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