花束みたいな恋をしたのレビュー・感想・評価
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普通の恋をした
語りの部分が多いので恋愛小説を読んだ気分。ストーリーはどちらかというと平凡。どこにでもある恋。だからこそ、自分の恋愛や人生と重なり合わせて、脳の中を刺激される。リアル。映画自体は4。色々自分の恋を思い出して4.5。
※ただ出会い方はあまりリアルではない。東京ならありえるけど、まぁなかなかああはならない。家までは行かないし、行ったならもっとするだろう、笑。というか妙にあの夜長くない?終電逃した時間から盛り沢山すぎる。
さてさて、見ながら過去の恋愛が頭を巡る。あの子、あのときこう思ってたのかな、、付き合いたてのデートは楽しかったな、、恋はナマモノ。。。いろんな思いが巡ったけど、また恋がしたくなる作品ではあった。
物語の中盤は大人になるって、社会に出るってというほうにも心がもっていかれた。好きなことだけやって生きていけたらどれだけ幸せか。。仕事はもちろんやめないが、生きるために時間を使うんじゃなくて、人生を楽しむために時間を使いたいなと思った。そういう意味ではまぁ夕方に仕事を分断して映画館にきてリフレッシュしてこれからまた夜仕事をしようとしてるこの生活は素晴らしい。フレックス、働き方改革万歳♫
最初から2人のキャラが独特で言葉のセンスが良くて愛着持てたのでそのあとずっと引き込まれて見てられた。
菅田将暉も有村架純もなんかかわいかった。
あとは静岡出身としては、さわやかと茶畑に癒された。
げんこつハンバーグ食べたい。
恋愛と結婚、切ないですね
タイトル通りの作品 なんの予備知識もなく見たので、最後どーなるの?...
ファッション誌みたいな恋でした。
評判良しの噂が気になり鑑賞。
花束って何だろ?「楽しいこといっぱい」「綺麗なこといっぱい」ってことなんだろうか?
それほどになんだろうなぁ、なんていうんだろうなぁ、お花畑感満載なんだよなぁ。
年配の方のむかーしの恋愛の思い出話を聞かされてる気がするんです。良い思い出しか残ってないし、美化甚だしい。って感じ。
花の一生は短い。あ、語弊があるかな?花が綺麗に咲いている期間は短い。
けど咲くためには自然界の風雪に耐え、害虫から身を守り強く育って咲くのである。
もちろん、人手を要して栽培したとしても日々の手入れが必要。
その結果の「綺麗に咲いた花」。
花束って、その苦労の結果咲いた花の集合体であり、花としてもっとも良い時期の集合体と言えます。つまり「いいとこ取り」「いいとこしかない」それが花束。
もらった花束を花瓶に生ける。いつかは枯れる。
人によっては来年も咲かせるために手間をかける場合もあるかな?けど、もらった花束の美しさや癒しは一過性。まぁ、それこそが恋愛そのものって感じなんですよね。
今ある花瓶に生け続けようとした麦、その花瓶じゃ合わないと思う絹。
花束を延命させるには様々な方法があり、何を大事にするかによって人間の思いのすれ違いが発生する。それを、生活というのだろうか?
本作は所謂「普通の恋愛」を描いていると思います。恋愛経験がある方なら共感ポイント多いと思いますよ。楽しい時期はお花畑。枯れて再び咲かせるかどうか?で皆悩む。そんな過程をポップに描いています。ちょいちょいクスッとするポイント(O氏は反則でしょ?)散りばめて。
ただ、妙にポップすぎるゆえに薄さが際立つのです。
小粋っぽいセリフが上滑りするのです。
かっこつけてるんだよなぁー。恋愛ってそんなに軽い?
それと、恋愛関係なのに人間の嫌なとこでてこないのも納得できないのです。
ん?それ、ちゃんと話せばよくないか?
ん?ありきたりのすれ違いだが、そんなで終わる?
みたいな感じで成り行きを眺めていました。
その上でラスト近くの、あの「さぁお泣きなさい」的なファミレスのシーン。
ありえないし、その感動ポイント明確にさせすぎなところ、嫌だわー。
大好きな女優さんをそのしょーもないシーンで使わないでくれー!
あと、あのラスト、ないわー。カッコつけすぎ。何、スマートな男女気取ってんだよ!って感じ。
結局、この二人は好きな花の種類が偶然一緒だったにすぎないと思います。
あの花も好き、この花も。咲いている花が好きだったのです。
けど、自らが育ててきた自分の花をお互い愛でることはできなかっただけなのではないのでは?
本当に好き合っていたのかも疑問。てか、どんどん自分の気持ちに気づいていったのかな?
さておき、僕はこの薄っぺらいお話が好きになれなかったです、残念ながらね。
あ、けどデートには向いているかな?付き合い初めのカップルにはいいんじゃないかな?
付き合う前のお互いの探り合い。
誰にも見せない顔を見せて
菅田将暉なので面白いと思い観に行きました
有村架純とのリアルな5年間。
やはり男女は付き合い始めた頃が一番楽しいのでしょうか
大学生、フリーター、社会人となったふたり。
会社では仕事内容、ストレス、職場環境、上司後輩、、色々ありますよね
糸を連想させる人生観溢れる作品でした
これは是非。
居心地が良い映画
誰を思い出しましたか?
出会いから別れまでと最初から予想出来る内容なのに、最後まで見守るかたちで観賞出来ました。
偶然の出会い、付き合い始めの頃「あるある」「同じ事してたなぁ」などと、共感しつつドキドキ。
社会人になってのすれ違い、価値観のズレ、優先順位の違いから起こるケンカ。
仕事優先しなければいけない状況も理解しつつ、二人の時間も大切にしたい。
その思いが上手く伝わらないもどかしさ。
そんな事で別れたかも…
「現状維持」って簡単そうだけど、難しいね。ずっと一緒に居られると思っていたのにね。気持ちは変わらないと思っていたのに、どちらかが変わろう(成長)とすれば、生じてしまう隙間。
最後の二人が出会った頃のシーン。
やっぱりジーンときた。
浮気の無い純恋愛で良かった。
これほどにまで共感出来る恋愛映画はなかなか無いだろう。
誰を思い出しましたか?
イヤホンみたいに絡み合いたい・・・チガウ
LとRは音が違うから二人で聴くと違ったものになるよ!などと注意するほうもどうかと思うし、『タイヨウのうた』(2006)でYUIが歌った「good-bye days」の歌詞にある“片方のイヤホンを君に渡す♪”が大好きなので、ちょっと待て!と言わずにいられなくなった。そして、「ステレオ」という言葉を知らなかった国立大卒の元同僚のことを思い出してしまいました。「ステレオタイプなら知ってるけどステレオは知らない」という言葉は忘れたくても忘れられない。
等身大の大学生の会話を聞くにつれ、なんと空虚な会話なんだとオッサンは思う。映画だったり小説だったりと、趣味の共通項が多い二人。この人だったら気が合うはずだと運命的な出会いも感じるのですが、徐々に心のどこかに溝が生まれ、疎外感を感じてしまう。大学生だったらいいのだけど、社会人になると仕事や生活の面で受け入れられない部分が出てくるところを見事に描いていた。
こんなだから結婚しない男女が増え、少子化が進むんだろうな~と感じる社会人の同棲。生活を現状維持させるため辛い仕事にも耐える麦。一方の絹はやりたい仕事をやりたいと麦に相談もせずに転職を決める。俺が食わしてやる!などと言うものの、それでは男女共同参画にも反するし、絹の意志を損じてしまう。難しい。もっと早くにプロポーズしていれば、子どもができてしまっていれば・・・などとも思うけど、好き同士なのにつらい選択肢を・・・しかもセックスレスの同棲ってのも・・・
大恋愛と失恋を経験した者にとっては共感するところも多いと思うし、何とか上手くいけと応援したくもなる。映画ファン的には『魔女の宅急便』の実写化はないよね~などと共感してしまったのだ。作家の名前は全然わからなかったけど、今村夏子が気になってきました。
感想が人によってものすごく変わる映画
つき合いたてのカップルにはホラー映画ですので、注意
そこまで合わせなくても・・・・
猫の意思は関係ない(ジャンケンだ)
とある男女の5年間の物語
この映画を語るともろにその人の人となりがわかってしまうような気がすると思った。
リアルが充実している人はいいですねと、さげすむと自分が哀れになるし、かと言って全部肯定できるほどの悲しいかな経験値が足りない。
押井守とかインディーズグループとか単館映画とかゴールデンカムイとかバールのようなものとか好きだけど、なんだろう劇中で出されてさも「絶妙なチョイスしたでしょ?」って提示されてる気がしてかちょっと嫌だった。
学生時代はサブカル寄りになるからその頃の自分と似ていたり比べてしまって微妙な気分になった。
この映画気に入らない→嫉妬しているのか→なんて悲しい人
この流れが頭をよぎり続けて本当に自分に対してむなしくなった。
感想を述べれば述べるほど墓穴を掘ってしまうのでネガティブな感情はここまでして
グーは意思の強さ、個性
チョキはグーとパー両立、自由性
パーは協調、社会性
を表しているのかなと
グーを出した有村架純は自分のしたい事を選んだ
パーを出した菅田将暉は安定を求めた
チョキは出なかったけど、一番二人が成りたかったであろうフリーランスを選んだ先輩は・・・
パーがグーに勝つ理由を二人は理解したのか気になる所ですが
ジャンケンを深く考えたきっかけになるいい作品でした。
いや、面白かったですよ!
ちなみに劇中後半でデート中に見た映画は「希望のかなた」とっても面白い作品でおすすめです。
この映画見るまで忘れててけれども。
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劇中セリフより
「社会人になるって事はお風呂に入るようなもの」
なるほど面白いたとえ話だと思った。
だけど、お金とか責任とか考えないでゆっくりお風呂に入りたい。
花束だから、すぐ、枯れちゃうんだよね‼️❓
淡々と進んでいく爽やかさが残るストーリー
純粋なラブストーリーではあるが、観た後爽やかなラブストーリーだなと感じました。
どことなくコメディタッチな部分もあり、最近ラブストーリーで言うと「劇場」よりはライトでドロドロ感のあるラブストーリーをお好みであれば、あまりお勧めしません。
男女両方の見方も面白く、だんだん二人を応援したくなってきます。
両者のすれ違いはどんなカップルでもあるのではないでしょうか?
思いって変わってくる。価値観の成長なのか?何を大事にするか?はそれぞれ。
夢を捨ててしまうのはお互いよくない。理想と現実。
趣味が仕事に出来るか?好きなことを仕事に出来るか?で揺れる。。
これもよく人生でよくあると思います。
その中で他者を尊重できるか?支えられるか?
またコミュニケーションの難しさ、これも感じることが出来る。
あの時こうしてれば、声掛け出来れば、タラレバはどんな時でもある。
その中で、最後の友人関係に戻っていく互いの潔さが爽やかさが残る要因なのかもしれません。
大切な人とうまくいってない人、そうでない人も、十分楽しめる映画です。
私は両主演ということで注目して観ましたが、両者に興味がなくても楽しめる映画だと思います。
ぜひお勧めします。
はじまりは終わりのはじまり
日記かな?
とても心地良い時間でした
導入こそ「いや、そんな偶然出来過ぎでしょw」ってなりますが、そもそも人と人との巡り合わせって本当奇跡みたいなものだから決して大袈裟で無いのかもしれませんね。
また映画やサブカル好きにはクスリとさせられる要素が盛りだくさん。観ていて「自分ちの本棚とも一緒だわw」って人多かったんで無いでしょうか?ぼくはちょいちょい被ってました。
特に押井のくだりは本当に吹きましたw
物語はとても真っ直ぐなラブストーリーですが、それでいてベタベタな作りでないのも良いんですね。
観ている側からも頷くことが多く、まるで自分の思い出を振り返っているよう。
男女問わず実にわかりやすく、響くというより染み入るような感じでした。
また主演の二人が実に良い空気を作るんですよね。
その二人に寄り添うような音楽も、とても自然で良かったんです。あえて見せ場を作るような音で無いのが実に良い。
すっかり飽和しているであろうラブストーリーで、こんな素敵な作品に出会えるとは思っていませんでした。
本当、花束のような作品でした。
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