花束みたいな恋をしたのレビュー・感想・評価
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年齢を超越した、普遍的ラブストーリー
館内はカップルや女性が多く可愛らしいタイトルも相まって、オッサンが一人で観るのにはいささか気が引けたものの、観終わった作品は素晴らしいものでした。
土井監督のいつもながらの奇をてらわない安定した演出はもちろん良かったのですが、今回は菅田将暉と有村架純の演技に負うもの大きかったのではないでしょうか?
ふと知り合った共通項の多い男女の学生時代から婚期までの年齢や環境による心の変化を繊細に演じ分け、また二人のやや野暮ったい容姿(ファンの方、すみません)がとても自然で、劇中の主人公の麦と絹が実在するカップルかのようにリアルに映り、まるで自分の青春時代の姿を見る様な既視感で、静かな作品ながらグイグイと物語の世界へと引っ張られてしまいました。
昨今のパートナーとの死別を描いた等の「お涙頂戴な恋愛映画」と違い、これは「恋愛映画」の形をしながら、人生の節々の選択を描いた人間ドラマです。だから、私のような年輩者、いや、そこを通り過ぎてきた年輩者の心にこそ、刺さる作品なのかも知れません。
もちろん、長い未来を控えた若い方の多くが、この映画を通じ人生の素晴らしさや、日々の大事さを感じて下さる事があれば良いのにな…と思います。
私普段から全くこう言った恋愛系のモノを見ないのですが、自分が見たい...
小説のような映画。
人が好きになる瞬間、恋に盲目な瞬間、気持ちが離れていく瞬間。
とてもリアルな描写だったなと思います。
ただ好きなだけではそばにいられない。
そんな学生から大人への恋の移り変わりの描写が、綺麗で儚くて別れすらも愛しくて、恋がしたくなるそんな映画です。
また、麦と絹のそれぞれ自身の心情を表す言葉が気に入りました。
さすが本好き映画好き音楽好きの2人なだけあり、小説のような言い回しにセンスを感じました。
オリジナル作品とのことですが、この映画が文庫化されたらきっと年1で読み返すと思います。
それぐらい、文章でも浸りたくなる映画です。
どうやら伏線やら考察がたくさん飛び交ってる作品のようですし、エンドロールで流れるであろうと期待していた主題歌も流れず、何かただならぬものを感じました。
また見に行くかもしれません。
余韻に浸りたい
人類は皆似たようなことが起きているのではないか。少なくとも自分には身近に感じた。学生時代は好きなものに興味を惹かれ、心を動かされたものに素直に反応する。社会に出て、サラリーマンになると責任に追われ、忙殺される日々。いつの日か、好きな小説、映画に何も感じなくなり、隙間時間に死んだようにパズドラをして過ごす菅田将暉。そんな人たち大多数いるかもしれない。学生の頃には反応していた有村架純の会話に目も暮れなくなり、いつしか心が離れていく。有村架純のはっきり否定しないけど、スッキリしない表情や仕草に現実味を感じる。5年の時間を一緒に過ごした2人だが、最後の結末は。。日常を通して、自分の在り方、人生の過ごし方について考えたくなる作品です。一日中余韻に浸りたくなります。菅田将暉の演技上手いな〜としみじみ感じました。
すれ違いが切ない
このアプリ、レビューが後半の修正ができない。
良くある恋愛を丁寧に切り取った映画。
好きなものが一緒なのが多すぎて、若干気持ち悪いほどでした。
あまり喧嘩のシーンがなくて、すれ違っていく2人。
なんで、男は結婚したらうまく行くと思うの?
愛には責任と思う男。共感力が欲しい女。
女はだんだんと冷めていったんですよね。会話もないし。
セックスだって3ヶ月していないのに、急にしてきたところとか。ああ、もう別れるなぁと。
あるあるが彼氏繋がりの友達と別れてもまだ繋がる。
タトゥーの女友達とはまだ繋がっていくんでしょうね。
オダギリジョーが有村架純にいかなかったのがよかった。
浮気とかもしてなくピュアな2人なのもよかった。
有村架純の気持ちが盛大に分かりました。
レビュー見てから映画なんて見るもんじゃない。
過去の恋愛の経験値で左右される
ザ・ラブストーリー
変わること変わらないこと。
おもしろい、おもしろくなかった。
泣けた、泣けなかった。
これは恋愛経験の差なのかな〜と、思いました。
すごく大好きな人と付き合って別れるという経験をした全人類に見てほしい。
最近長く付き合った彼氏と別れた女の友達と、最近初めて彼氏が出来た女の友達と、最近全く恋愛をしていない私、3人で観てきましたが、私と、最近彼氏と別れてしまった女の子はエンドロールにも嗚咽するぐらい大号泣でした。ですが最近彼氏が出来た女の子は、どこでそんなに泣くのかという感じでした。
学生の恋愛と社会人の恋愛、ガッツリ線引きされた気持ちになりました。
変わることも変わらないことも悪いことじゃない。
それを責めるのは違う。そうわかってはいるんですが……。という部分が個人的に切なかったです。
どこまでもリアルでした。
これを観て何も感じない人は、今村夏子さんのピクニックを読んでも何も感じない人だと思います。
ぜひ、劇場で!!!!!!
「私にとって押井守の好き嫌いは作品によります。」でも、多分2度観る事はないですね。
※しばらく、本編と関係ない話が続きます。
※途中からネタバレします。そのため、途中からは映画をご覧になってから読んでいただけると幸いです。
いやぁ、なんと言いますか。
私らしくないですね。w
正直、私は流行りものとかはあんまり乗り気で観に行くことってないんですよ。特に、私は洋画を観ることがほとんどなので、邦画となると尚「行こう!」となることは珍しいんですよ。アニメは結構行くんですけどね。あ、でも「鬼滅の刃」は結構時間が経ってから行きましたかね。
では、何故行ったか?
舞台が近所なんですよね。w
有村架純の最寄りが京王線飛田給駅なんですが、私の家からすぐ近くなんですよね。「自分の家の近くに有村架純が!?」と、今までに味わったことのない映画体験でしたね。ただ、菅田将暉と一緒になって、調布駅寄りの多摩川沿いに住み始めるので、有村架純との距離が遠ざかってしまいました。それが理由か、映画の展開が理由か、「菅田将暉、許さん!」と思ったり、思わなかったり。
ここまで読んでもらえれば、伝わってると思いますが、結構楽しみましたね。
「ヤクザと家族」を観たときに久々にレビューを書いたんですが、あの時は色んな事が脳裏を駆け巡って、物凄い疲労感に襲われましたからね。別に考えさせられる映画が嫌いとかじゃあないんですよ。でも、あの時考えて出した結論が、果たして自分の人生に重要な意味を持つのかというと、うーん、どうなんでしょうね。もっと他にいい時間の使い方があったような気がしなくもないといいますか。私事ですが、その時の疲労感と眠気で仕事中クラクラして仕様がなかったことを覚えていますね。仕事に支障をきたすぐらいなら寝るべきです。
「仕事は遊びじゃない。仕事は責任なんだよ。」
でも、なんでしょうね。あの時は不思議と「これは考えないとダメだ!」という衝動に襲われたんですよね。私はこういう時に「寝る」選択をする事が多い人間なんですよ。だから、荒削りながらも情熱を注いで一つの形を成した「読み物」を完成させたというのが、本当に初めてと言っていいぐらいのものだったんです(その前に「スキャンダル」という映画にも、一応感想を書いているんですがね。)。大げさかもしれないですが、私が作った功績として少し誇らしくもあります。だから、無駄ではなかった!と、思いたい...。結構時間かけましたからね。
「ヤクザと家族」のレビュー
https://eiga.com/movie/93189/review/02495367/
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では、ようやく本編の感想ですね。
ザックリ言うと、「前半楽しかった。後半長い。」という感じですかね。
あ、あと、CMで「誰もが涙する最高純度のラブストーリー」と謳っていたので、その点で言うと、「泣かなかった」ですね。少しも。
別に恋愛ものがダメとかじゃあないんですよね。その証拠として、怒ってる人が多い「ワンダーウーマン1984」で私は全編ほとんど涙目で笑ったり泣いたり忙しかったですからね。挙げ句の果ては、去年観た映画のベスト3に入れてますから。父にそれを話したら「マジか、ないな」って反応をされましたね(観てない人には、ダラダラと本当に申し訳ないと思います。)。
まず、良かったところですね。
私自身、映画や漫画が好きな人間なんで、知ってる作品が出てきて「わー!きゃー!」やってるのを観るのは楽しいものでしたね。特に、押井守が出てくるシーンは「わかるー!」って感じでした。私が映画をよく観るようになったのは大体4年ぐらい前からなんですけど、友達に「超いいよ!」って感じで「ショーシャンクの空に」を紹介された時は少し「いらっ」としましたね。別にダメって言いたいわけじゃあないんですよ。面白いと思いますよ。でも、なんというか、オタクの悪いところですね。
「うるせーよ!バーカ!俺は「クールハンドルーク」と「カッコーの巣の上で」の方が好きなんだよ!ぜってー見ねーからな!クソが!」
と、心の中ではこんな感じになってましたね。本当に良くないと思いますね。食わず嫌いで経験の幅を狭めてしまうとは。皆さんはこうなってはいけません。w
あと、社会人どものカラオケとか会話のいやーな感じの演出は、本当に嫌な感じで良かったですね。それとは対照的に、菅田将暉と有村架純カップルのカラオケシーンやデート中の会話は多幸感に溢れていましたね。二人できのこ帝国の「クロノスタシス」をデュエット。あれは、夢ですね。「クロノスタシス」には、かなり思い入れが個人的にありまして。私が初めてあの曲を聴いてハマったのは、忘れもしない国立大学の2次試験前夜でした。前日に前のりをして、ホテルに泊まって、サカナクションをYouTubeで聴いている時に、おすすめであったものを偶々聴いたんですよね。その後は、問題集の見直しも一切しないで、そればっかり聴いていました。無事合格できたからいいものの、今思い出すと恐ろしい。
きのこ帝国、早く活動を再開してほしいですね。
次に、ダメ、というか良くはなかったところですね。
この映画、「ダメ」ってのは正直ないですね。だから、星4と「ヤクザと家族」より高くしました。星5は、「私の好みかどうか」ってところになってくるので、星4は十分観ていいラインですね。あとは、本当に「好みかどうか」だと思います。
なので、特別気にならなければ、読むのはここまでで大丈夫です。
ーーーーーーーーーーーーーーーー「途中」ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
※ネタバレします。
では、改めて、良くなかったところですね。
一つ目は、「主人公2人が、別れから何を得たのかが分からないこと」です。これは私の好みに依る所ですね。というのも、この「別れ」に涙するというのがポイントなのだとすると、それは達成されているわけです。まぁ私は泣いていないんですがね。w
ただ、私はその先が観たかったというのがありました。「別れの先に何を見いだせるのか?」、「別れることの意味はなんだったのか?」ということです。菅田将暉がわかりやすいので、彼に着目すると、彼は「絵を描くこと」が(おそらく)夢なんですよね。あわよくば職業にしたい人ですよね。で、別れの原因はザックリ言えば「彼が夢を失ってしまった」からなわけです。だとすると、彼はその夢に戻ってこなくてよかったのでしょうか?彼のように迷える子羊は、この映画を観て自分のこれからの指標にしたりするんじゃないでしょうか?ストリートビューに感動してる場合じゃあないんじゃないでしょうか?伏線回収としては綺麗なのかもしれませんが、キャラクターの成長は有耶無耶にしているように感じました。
二つ目は、「二極化」です。この作品では、「主人公たちの多幸感」と「ビジネスで成功した意識高い系への嫌悪感」が綺麗に二つに割れています。要は、「こんなにキッパリ分けてしまっていいのか?」ということです。私が思うに、この二つの「間」の人ってのが多いと思うのです。その両立の上手さは、個人差こそあるでしょうが、上手い人もいるでしょう。その上手いの例が、ファミレスの店員の女の子です。彼女は仕事の傍ら、ミュージシャンとしての活動を両立させることができていました。それは、勿論、才能による差もあるでしょうが。彼女に対して、菅田将暉は才能が開花しない絵師として描かれていましたね。これも二極化です。では、平均的な両立の上手さで才能も並の普通人間とはなんなのでしょう?これは、私が思うには「ある程度の妥協を許容する人」かと思います。例として微妙な所なのですが、「桐島、部活やめるってよ」の前田(神木隆之介)なんかがそれにあたると思います。彼は映画部でゾンビ映画を撮っていた訳ですが、自分が偉大な映画監督になるなんて事を心底信じていないんです。彼にとって映画を撮る事は、人生においての大きな意味ではなく、ささやかな自分が好きな映画と繋がる瞬間の幸福なための行為なのです。ディズニー映画の「ソウルフルワールド」でも確か言っていましたが、「生きがいは生きがいであって、生きる意味ではない」のです。この「自分の夢(生きがい)を通しつつ、現実と反りを合わせる」ことで得られる両立の先の幸福が、私はこの映画には必要だと思いました。
やはり、「一つ目」に立ち返る事にもなるのですが、主人公が自己を見直すことが必要だったと思いますね。現実を例に出すなら、大学生なんかだとSPIだの何だのと自己診断テストだのアンケートだのをやらされるわけですよ。正直、就活のために必要とかでかったるいという思いもあるわけですが、でも自身を見直す有力な存在でもあるわけです。あんまり嫌がらずに、(現実を)ちょっと見直してみましょう、という事かと思います(ブーメランが痛い。w)。
というわけで、最後まで読んでくださり、ありがとうございます。では、また。
※追記(2021/03/26)
今日、久々にカラオケで、RADWIMPSの「ラストバージン」って曲を歌ったんですが、この曲って、この映画の話みたいだなぁと思いましたね。
京王線礼賛映画
最近の漫画原作の恋愛映画に触手がのびず、
この主演の二人に対する勝手なイメージから、どうせ似たような映画という先入観があったのですが、耳にした感想がその手の作品ではないということだったので、見に行きました。
なんというか。
あーわかるわかる、あたしの時はね、って自分の何十年も前の恋愛経験を、ついつい言いたくなってしまう映画。
映画の感想を書こうとして、自分の恋愛観をうっかり書きそうになる映画。
終わった恋愛を再考して、あれはあれでよかったのだ、と認めてあげたくなる映画。
でした。
他の人の感想で、最後のファミレスシーンで泣けたって話を目にしたけど、それはなかった。多分、当事者性はもう薄れてるからかな、とおもった。
結末がわかっているつくりながら、清々しいエンディング。お上手。お見事。
お互い幸せになれよー、何なら、また時間が解決して付き合ったら上手くいくんじゃね?と無粋なことも思ったり。
おもしろかったです。
地味だったけど。
異様な数の偶然が積み重なってる
デートには向かないけど、僕は好き
サブカルへのこだわりが自分のアイデンティティで、プロのイラストレーターを目指した青年が、彼女との同棲生活の維持ために就職して、時間と責任に追われる中で「パズドラしか出来ない普通の人」になって行く。一方彼女の方は、相変わらず生活よりも好きなことを優先して生きる。
そんな2人の関係がダメになって行く様を、丁寧に(執拗に?)描いて行く。
ラストシーン。偶然彼らの思い出の席に座った若いカップルが、お互いのこだわりについて語り合う。
それを見た主人公たちは、付き合い始めた頃の自分達の姿を彼らに重ねると同時に、きっと「自分たちはちっとも特別な存在なんかじゃなかった」と思い至ったのではないか。
カップルにどうしても伝えたい。
「今日告白しよう」という日には、一緒にこの映画は見るべきじゃないと思う。この日の晩の告白はどうしても「終わりの始まり」を予感させ、きっと盛り下がるからだ。
なお、Awesome City Clubと押井守が同じ映画に出たという奇跡を目撃したい人には全力でお勧めしたい。
また、意外とおじさんにはウケると思う。みんな、こういう道を辿って来たんだもの。
良い意味で【二度と見たくない映画】
話題になってましたので視聴。 デート向きのラブロマンスかと思っていたら、
とんだ鬱映画でした。(良い意味で。) 良作でしたが、1人での視聴をお勧めします。
以下、感想。
淡々と主役の2人が心情を読み上げる描写がありますが、
10代~20代に、ありふれた凪のような恋愛をしてきた人なら、
主役の心情と自分自身の当時の心情と重なる部分があったかと思います。
同時に、「あぁ。もしかしたらあの子、あの時はこんな事を思っていたのかな。」なんて考え、
上映中は胸とお腹がキリキリと痛みだし、視聴を断念し逃げ出したくなりました。
生々しい、がっちりあっていたはずの価値観のズレの描写が、
締まっていた過去の恋愛という名のパンドラの箱を開けにかかったようです。
スピード感もないし、どんでん返しがある展開だったわけでもない、視聴を途中でやめたくなったにも関わらず、その結末を見届けないと・・・。と謎の使命感に駆られる、初めての体験をさせてもらった映画でした。
久しく、映画で泣く事はなかったのですが、ラスト前のファミレスシーンで気が付いたら泣いてました。
花粉の影響か…。と思いたかったんですが、過去の関係を終止符を打ち、気持ちの整理をしたつもりが、出来ていなかったことを思いしれされました。
本作は良作ですが、過去の経験で得た負の感情を引っ張り出される。
という意味で、「二度と見たくない映画」に認定する事にしました。
ただ、このような評価をすることで、この映画自体はきっとずっと心の中に残ってしまうんだろうな…と思ってます。
なんて映画を上映してくれたのでしょうか・・・。(もちろんこれも褒め言葉です。)
感動して泣いた
坂元裕二好きにはたまらない一作
好き嫌いがあるかもしれませんが、個人的に坂元裕二X土井裕泰だと、
絶対わるくならないと思っていましたが、
予想より良すぐて劇中何度も鳥肌立ちました。
20代の大学生活は京王線沿いで過ごしたので、
数々のキーワードで、花束のような恋を思い出しながら見ていました。
坂元裕二のセリフは、相変わらず名言続出で、
演劇を見ているような独特ティストは、好きな人はたまらないでしょう。
ああ、花束みたいな恋をしたなと、
特に悲しくもないが、不思議な余韻がずっと残っていました。
上映してまもなく1ヶ月も経ちますが、
連休のせいか大満員でした。
え?今回って、こんなにマス向けでしたっけ?と
デートではしゃぐ若い恋人同士がタイトルと役者だけで見にきて、
後味は必ずしもよいと思わない一作です笑
あああ、花束みたいな恋をしたなと笑
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