劇場公開日 2021年1月29日

花束みたいな恋をしたのレビュー・感想・評価

全542件中、1~20件目を表示

4.0恋愛ってこういうものなのでしょうか。

2021年3月2日
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鑑賞方法:映画館

別れるために出逢うという、そんなよくある恋愛模様を見たような気がしました。凄い映画をガッツリ見てやる、というより気軽によくあるドラマを見ながら、のんびり過ごすには良いかと思います。ただ、あの閉店した老夫婦のパン屋さんがどうなったのか。それとも、閉店しなければどうなっていたか。その行く末が判らないままにしておくことで、二人に結末を決めさせたような、そんな気がします。下手に、パン屋さんの老夫婦と再開して励まされるというような、そんなエピソードがあったりしたら、そのエピソードに縛られてしまう、二人の自由意志が損なわれてしまったのでは、と思うのですが、如何でしょうか。(追記)後から思い付いたのですが、生花の花束って華やかだけど、いずれは枯れてしまうんですよね。そういう意味を示唆していたのでしょうか。だとすると、少しシビアな映画だったのですね。

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猿田猿太郎

2.5想像の余白を削る怒涛のモノローグ

2021年2月4日
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鑑賞方法:映画館

 学生から社会人になる環境の変化の中で、ありがちな恋がありがちな経緯で色褪せてゆくさまを描写した映画。
 自分自身も身に覚えのある浮き足立った純情を俯瞰で見ているようで、みぞみぞする場面もあったものの…

 坂元裕二脚本のドラマは「東京ラブストーリー」「カルテット」くらいしか見ていない。会話劇が秀逸な作家という評判だが、正直その会話があまり刺さったことがない。評判がよいので性懲りもなく足を運んでみたが、やはりどうもはまり切れなかった。ファンの方には本当に申し訳ないが以下は個人的嗜好に基づく率直な感想です。
 麦と絹の状況やら感じたことやらが終始怒涛のモノローグで事細かに説明されてゆくので、こちらが映像から想像を巡らせるような余白が少なく、身動きを許されないような息苦しさを感じた。
 びっしり詰め込まれたサブカルアイテムも情報としては多過ぎるように思えた。音楽、舞台、映画、舐めるように映される本棚、彼らの人となりの描写にあれだけ全部必要だろうか。映画なのだから必要以上の設定は縁の下に置いて説明し過ぎず、演者の表情や映像の工夫によって醸し出すに留めて、見る側が自分と重ね合わせて受け止めるための余白を作ってほしかった。
 多分あのサブカル&トレンド装飾は、「この漫画読んだ」「そのテレビ番組見てた懐かしい」といった観客の共感を呼ぶための安直な装置でもあるのだろう。そういった装置が全く不要とは言わないが、アイテムに視線を奪われることがあまり多いと、心がせわしなくなってしまう。もうちょっと決め打ちしてほしい。
 映像で語る自信がないのか?そんな印象を受けた。特別なレトリックで彩り、マニアックに背景を語りたいなら小説の方が向いている。
 複数のモブが必然性なく死に、そのエピソードが主人公たちの気持ちを測るただの道具として使われたこと、麦の変化や彼の職場トラブルの描写からエッセンシャルワーカーがそこはかとなく敗者扱いされているように見えたこと、せっかくのオダギリジョーがただの目くらまし扱いだったことも残念だった。

 平凡な恋バナと「共感度100%のラブストーリー」(映画サイトより)は表裏一体。実は難しい普通の人をキラキラと、痴話喧嘩さえ清潔感を失わず演じる主役二人の力量は十分感じた。

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ニコ

4.0コンテンツでつながる現代人

2021年3月31日
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鑑賞方法:映画館

コンテンツとともに生きる現代人としては身につまされる気分だった。本作の主人公2人を結び付けるのは、コンテンツの趣味だ。同じ大学ではないし、仕事場所も違う。2人の共通点はコンテンツである。SNSを中心にしたコミュニティは、共通の趣味や、同じ作品を好きな者同士で形成される。本作はそういう時代の恋愛映画だ。
学生時代にはそれなりに自由に好きなコンテンツに耽溺できたとしても、その生活を維持していくことは難しい。お金がなければコンテンツに接することはできない。菅田将暉演じる麦は、仕事に追われコンテンツを享受する時間を失っていく。そうして恋人同士に溝ができすれ違いが生まれる。
仕事と恋人との生活の天秤は、定番の展開だが、そこにコンテンツの享受が挟まる。コンテンツから離れてしまった結果、恋人の心も離れていく。金に切れ目が縁の切れ目ならぬ、コンテンツの切れ目が縁の切れ目とでも言うべき事態が起こっている。実際、推す作品が変わるとSNS上での人間関係ががらりと変わったりすることが現代人にはあると思うが、そういう感覚を古典的なラブストーリーに見事に組み込んでいて面白かった。

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杉本穂高

5.0坂元裕二脚本×土井裕泰監督によって、飽和状態にあった恋愛映画で新たな名作が誕生した!

2021年1月28日
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「花束みたいな恋をした」はタイトルからも分かるように、「ラブストーリー映画」です。しかも、かなり直球の部類かもしれません。なので、さすがに「ラブストーリー映画は飽きたかな」と思う人もいるでしょう。
でも、本作は見てみれば、「かなりの直球」ながら、「思いっきりエッジの効いた作品」で、私は「ラブストーリー映画に新たな名作が誕生した!」とさえ思っています。
まず、連ドラ全盛期から今に至るまでヒットドラマを作り続けている坂元裕二が珍しく映画の脚本を手掛け、一つ一つのセリフから細かい描写に至るまで冴えまくっています!
しかも、物語にリアリティーをより持たせるために、2015年から2019年の社会を彩ったカルチャーの分野における「実名」を出しまくり、それもかなり効果的で主人公らの時間の流れを自然に感じさせてくれます。
想像以上に考えられた構成で描写も細かいので、2回見た方が出来の良さを、より実感しやすいと思われます。
本作は、まず2020年から始まります。ただ、その後すぐに本題の2015年から2019年までの5年間の物語に移ります。
「罪の声」の演出が光っていた土井裕泰監督が本作ではモノローグ(登場人物が心情や考えを述べるセリフ)も効果的に使って坂元裕二脚本を巧みに映像化しています。
そして、ほぼ順撮りで撮っていることもあり主演の菅田将暉と有村架純の演技が、表情やしぐさ等、非常に上手く、珍しくマイナス要素が見当たらないくらいの完成度になっていました!
本作は主演2人の恋愛模様を中心に追いかけていくので、構造としては昨年の又吉直樹×行定勲監督の「劇場」に近いものがあるのかもしれません。
ただ、「劇場」はかなり観客を選ぶ作品でしたが、本作は「趣味趣向が驚くほど似ている、一般的な2人」という設定で万人受けしやすい作品だと思います。
ここまで趣味趣向で似た者同士の2人が、学生から社会に出る過程で何がどのように変化していくのか。これは、なかなか興味深い物語でした。
ちなみに、本作の舞台は東京です。ただ、「実名」の一つに、「さわやか」という「静岡県」の超有名な炭焼きハンバーグ店が出てきます。劇中で「新幹線に間に合わない」というセリフは出てきますが、それだけだと分かりにくい箇所なので、この「静岡県」の「さわやか」というハンバーグ店の名前だけは覚えておいた方が、より最後まで楽しめると思います。

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細野真宏

4.0「花束」のような作品

2021年1月27日
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鑑賞方法:試写会

本作は、冒頭でテンポの良い場面が出てきて、何事もなかったように余韻を持たせながら舞台が切り替わるので、「あれ?このシーンは何なのだろうか」と思ってしまう。
そして2人の出会いから始まっていく。訳がわからないところから本編が始まるという点では洋画のようで、最後まで観ないとその理由がわからない。
終電を逃した2人が居酒屋で過ごすという偶然から、一見「恋愛あるある」の王道をたどっていく展開。そう感じつつも、序盤からスクリーンに釘付けになっている自分がいた。
題名通り、手元がリボンで束ねられている「花束」のような物語。花束の花は一本一本、各々のペースで枯れていってしまう。本作で言えば、花は一つ一つのエピソード。2人の5年間(21歳から26歳まで)のやり取りを、一つ一つ丁寧に描いているため、数々の場面がリアルに心に残り、そのエピソードが飽きることなくどんどん束ねられていく。
恋とは言え、現実は楽しくて美しいことばかりではない。
そんな様々なリアリティのあるエピソードで構成される『花束みたいな恋をした』は、「切ない」ではなく
「面白かった!」という感想が出てくる作りとなっているのが大きな魅力。
例えば、絶妙なタイミングで2人の親が出現するシーンは笑ってしまう。他にも予想外のサプライズがタイミング良く出てくるので、「ラブストーリー映画は苦手」という方でも挑戦してみて欲しい。一見、王道っぽい感じでも本作は脚本が秀逸で、従来の作品とは一線を画している名作なので。
主演の菅田将暉と有村架純は驚くほど息がぴったりで、作品の質を大いに左右する難しい役どころを完璧に演じている。

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山田晶子

4.5坂元裕二の言葉の波に吞み込まれる珠玉の映画体験

2021年1月19日
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鑑賞方法:DVD/BD

菅田将暉と有村架純が生き切った、麦と絹の出会いから別れまでを描いているわけだが、なんというか、うまく説明が出来ないほどに坂元裕二の脚本が素晴らしすぎる。固有名詞がこれでもかと詰め込まれているのだが、この溢れ出る言葉の波に身を任せ、呑み込まれていく体験がいつまでも続けばいいのにと感じてしまうほど。また、巧妙に張り巡らされた伏線が、徐々にボディーブローのように効いてくる。

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大塚史貴

3.5恋愛は数パーセントに満たない生存率

2025年3月20日
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鑑賞方法:VOD

「ファーストキス」に対する皆さんのレビューでこの映画を対比して書かれる方もかなりいらっしゃたので、観なくては思いつつ「花束みたいな恋」などと言う軟弱なタイトルが何となく障壁となり、大好きな坂元裕二脚本にも関わらず観ることを後回しにしていた。
結果、勿論、観てよかったのだが、若い時の恋愛が成就(いわゆる結婚のようなもの)しない理由が映画後半で満載となりあまりいい気分にはならなかった。
静岡に旅行に行った時、絹が「数パーセントに満たない生存率の恋愛を私は生きる」とのあるブロガーの文章を思い浮かべた時、麦は何も言わずにシラス(たぶん生シラス)丼を買いに行ってしまった。おまけに「さわやかのハンバーグ」も食べれなかった。このあたりから終わりの始まりが、。
麦と絹の運命に導かれたような偶然の出会い、挨拶がわりに読んでる本の交換してみたら盛り上がる作家談義、映画の半券を栞にするのも同じ。麦の家に行ってみたら「ほぼうちの本棚じゃん」。だから、今村夏子の「ピクニック」を語り合える。押尾守を神と言える。カラオケではきのこ帝国「クロノシタス」を一緒に歌える。映画はアキ・カウリスマ「希望のかなた」を観にいき、コミックは「ゴールデンカムイ」を好む。小説、漫画、アニメ、音楽、映画、演劇、ゲームなどさまざまなポップカルチャーを2人が大いに愛しているのが素晴らしい、。のだが、。
仕事してお金を稼がなければ家賃も払えないし、ご飯も食べれない。当然、趣味に贅沢なお金は使えない、。あーあ、当たり前の事です。だからバイトもするし、就活もするし、せっかく入った会社では頑張らなきゃいけません。
絹さん、麦が仕事ばかりになってつまんない人間になったのがいけなかったのですか?別れるってことは、結局好きではなかったのですか?自分でもよくわからないですよね、。若い時にありがちです。ちょっとした感性のズレ、一瞬のすれ違いが全てを壊してしまいます。
麦が結婚して空気みたいな関係になれば気にならないみたいな事言ってましたが、それって以外に真実なんです。あんなに好きなものが同じなんて多分奇跡的なことです。ずーっと一緒にいても良かったんじゃないですか?

坂元裕二脚本の「カルテット」「大豆田とわ子と三人の元夫」は私が選ぶドラマ史上最高ランクの作品だし、「ファーストキス」も私が選ぶ映画史上のトップクラス。ストーリーだけでなくこれらの作品はどれもセリフのノリが大好きだった。この「花束みたいな恋をしたい」もいい感じのノリだったのですが、ご自身の趣味嗜好持ち出し過ぎだったのでは?大ヒットしたから多くの皆さんが受け入れたんですけどね、。
次の新作は「片思い世界」監督も土井宏泰で再びタッグを組むとのこと。楽しみにしています。

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アベちゃん

2.5意外なラスト…

2025年3月8日
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鑑賞方法:VOD

話題作で前々から観たかったのでU-NEXTにて初鑑賞。
主演2人の掛け合いが絶妙で、クスリと笑えます。学生時代の恋愛と社会人になってからの恋愛は、やっぱり同じようにはいかないですね。いつまでもこのまま現状維持でいられれば…でもそうはいかないのが人生。
予想外のラストでした。2人の今後が気になります。

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ROSE

3.5こんな別れ方もありかも

2025年3月7日
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鑑賞方法:VOD

幸せ

推しの清原果耶が出ているので鑑賞。

さすが菅田将暉、有村架純を主役にしただけあって映像は見応え十分。

最近クローズアップされている瀧内公美、オダギリジョーも顔を出していて豪華な配役に満足。

麦と絹のそれぞれの語りが物語を進めていくのも良かった。

2人が暮らす部屋の間取りとレイアウト、本好きな2人が選んだ本棚の中身にセンスが光っている。

でも、なんだかな〜という印象。

冒頭、別れたカップルが偶然に、同じカフェで、同じ話を今カレ今カノにしているって、普通ないよね。
そういう展開から開始されるちょっと奇抜なラブストーリーだったら納得するけど、出会いから別れまで細かなところまで配慮されたリアルで丁寧な演出だけにモヤモヤが残る。

最後、麦がストリートビューで2人の散歩姿が画面に映っているのを発見した嬉しさは理解できるかな。

2512

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まーさん

5.0爽やかな青春

2025年2月17日
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爽やか

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けな

4.0なんだか涙が出る

2025年1月20日
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鑑賞方法:VOD

ただ2人が出会って恋に落ちて付き合って、、という経緯を描いているだけなのに、色々な心の動きをあらゆる場面で感じて終盤のファミレスではどうしようもなく涙が出てくる。見終わったあとに何かが残るとかそういう映画ではないけれど、なんだかんだ好きで何度か見ています。

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ここあ

3.0バットな恋愛映画だが考えさせられる

2025年1月20日
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鑑賞方法:TV地上波

別れた理由がわからなかった。

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優翔太郎

3.0「コントが始まる」のコンビ

2025年1月18日
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鑑賞方法:TV地上波

単純

ドラマのほうがこの2人らしさが出ていたなぁと思います。この映画が先かドラマが先か忘れたけど、やりとりが好きだった。

映画は展開が読めてセリフまで読めて、関西人の二人が標準語で。
ネガティブなつっこみをする自分に嫌気が。

自分が歳をとったんだなとしみじみ思うばかり。

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ハマー

4.0男は弱いよ

2025年1月13日
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鑑賞方法:TV地上波

好みがこんなに一緒って、なんかきょうだいみたい。若い時はそういうのもいいかも。でも、ふたごみたいな夫婦もいるし、仲が続くかどうかは、運なのかもしれないな。

友達の結婚式で、麦も絹もそれぞれ別々に、別れの決意を口にする。帰り道のファミレスで、さあ別れ話って時、日和るのは男の方で、決然とするのは女の方だった。しみじみ、男は弱い生き物だと思った。

ごく普通の恋愛の話で、誰にでもあるような出会いと別れを、丁寧に描く。有村架純と菅田将暉が、ほんとにかわいい。2人の幸せそうな姿が、なんか終わりを予感させ、胸が詰まった。甘さと苦さ、両方味わうのが人生だね。

TBSの放送を視聴。

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ぷにゃぷにゃ

4.0時の流れと慣れ

2025年1月12日
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どんなに趣味や価値観が合い、どれだけ愛していても時が過ぎて環境が変わればそれもまた変化していく。
結局、恋している時が1番楽しいのである。
変わるもの、変わらないものはあり、必ずしも正解ではないかもだけどその時選んだ選択を後悔しないようにしようと思った。
いろんなネタがちょっとずつ出てきて作られた時代をリアルに感じられる作品でした。

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ニックネーム

3.5青春ですね

2025年1月12日
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鑑賞方法:TV地上波

同棲はするけれど、結婚への次のステップに向けての一歩ってハードル高いですね。

今手元にある幸せに気づかず、いつまでも欠けた部分が気になるのかなぁ?
喧嘩できるってことは、それだけで十分パートナーだと思う思った私です。

繊細な心を忘れてしまったのかしら?ワタシ。

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jiemom

4.51回目2回目は彼女側の考えがわがままだと思ってたけど、今回見てみて...

2025年1月11日
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鑑賞方法:TV地上波

1回目2回目は彼女側の考えがわがままだと思ってたけど、今回見てみて、また考えが変わった。

付き合う上で自分が大切にしてるものが、相手に伝わらなくなるのはすごく辛いな〜。
付き合いたての魅力がゼロになってる気がする。

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wadainotaneco

4.0おい、いい加減ショーシャンクを解放してやれよ

2025年1月11日
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泣ける

笑える

楽しい

中⚪︎くんのおかげで…笑
某番組が放送休止となり代替放送で視聴。
リアタイでも見ており、どこかでサブスク視聴もしたのでこれが3回目かな?

ある種語られ尽くされてる映画かなと思いますがざっくりと。
偏執的なまでの固有名詞の細かさと、カップルが属している世界線の定義のリアリティーライン。
これがこの映画に異常な具体性を与え、本当に平凡なカップルが付き合って、すれ違い別れるだけの映画なのにも関わらず、受け手の心にズシンと共感と重みを与えると言う印象です。

上手いな、って思うのが、定期的に普遍的なものが差し込まれるんですよね。「絹が初めて泣くのを見たのは」「またかとは思うよ、またかだから」「じゃあ、って何?」このラインが絶妙。

誰しもが体感したことのある感覚が、そのカップル固有の事情の中に差し込まれる。これって要するに友人から、恋人と別れた報告を聞く行為の追体験そのものですよね笑「いやぁ、俺もさぁ…」と言いたくなる。

構造論的にはそこの巧みさに尽きると思います。
3回目なので友人とダラダラLINEしながら見ていたんですが、そんなに恋愛経験豊富じゃない二人が「そう言えば前付き合っていた人とさぁ…」と、まんまと自分語りを初めてしまうという笑

たぶん普遍的なものだけでも「はいはい」になっちゃうんでしょうし、固有名詞だけでも「鬱陶しい映画」になっていたのかな。職人芸的なバランス感覚ですよね。

しかし、めちゃめちゃ脇道ですが当初から気になっていたことが一点。

麦と絹が明大前の居酒屋で朝まで過ごす出会いのシーンで、すぐ近くにいる本物の神様・押井守に気づかない、軽薄な会社員の表象として描かれていた男女が「俺って結構マニアックな映画見ちゃうからさ。ほら、ショーシャンクの空にとか」

脇道ですが、ほんとうに脇道ですが、もうそろそろショーシャンクを「普通の名作映画」の表象にしたってくれよ!これを名作というと通ぶれるみたいな代名詞になってた時代も知ってるけど、それも20年前くらいの話だろが!こんな色んな人が見る映画でそのポジションに追いやらんでくれ!変なイメージつくから!

など思ってしまったのでした笑。すみません、脇道ですね。

最後に「SMAPが解散しなければ、私たちも別れなかったのかな」そうだね、SMAPが解散しなければ、回り回ってこの放送もなかったかもね。絹ちゃん上手い!いうてる場合か。と言ったオチまでついて、ゆるく良い映画を楽しめた週末なのでした。さっくり見れますし、やっぱり良作ですよね。

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BD

2.0泣きどころがない。この後どうなるのかなーって見てたら終わった。

2024年12月24日
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単純

泣きどころがない。この後どうなるのかなーって見てたら終わった。

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映画

4.0等身大な恋人の話

2024年11月27日
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ホント恋人達の日常がリアルでお芝居が地味に凄く良い。
花束とは重ねた恋そのもの😌2人の超等身大な絡みに共感する方も多いのでは。花束はいつか現実との狭間でキラキラを失くしていくけど、そんな切ないだけでなくちゃんと先に進めるお話が小気味良いです🙆‍♂️
ラストの無言の絡みが良いんですよ✌️

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monchan