花束みたいな恋をしたのレビュー・感想・評価
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鬼滅みたいな恋と新型うつ病
自分が捻くれた人間だと再確認した
タイトルの通りです…
前半はかなり観てるのが苦痛だった…
いくら映画とは言え、うんざりするほどの麦と絹の趣味嗜好の一致。
長々と続く特異な思考持ってますよ感漂うモノローグ。
その中でも特に嫌だったのが、就活中の"普通になるって大変だ“と言うフレーズ。
それまでに映し出された2人から、普通の人を見下しているようにしか聞こえなかった。
作品冒頭、有線のイヤホンを左右分け合って音楽を聴いているカップルを見て、"あれは間違っている”"作り手に失礼“と勝手な価値観を押し付けようとするシーンがある。
しかし、話が進むとそれは自分たちが全く同じことを音楽クリエイターに言われたことがきっかけだったのだ。
なんだ、ただの受け売りか。
前述のようにそんなモノは作り手の勝手なエゴなんだよ。
それを真に受けて、まるで自分オリジナルの考えのようにしているって、薄っぺらい人間だな。
こんな風にしか観られなかった、すみません…
麦が就職してからの2人の関係が少しずつ崩れていく様はリアルというか、既視感があった人は多いのではないだろうか?
理想と現実は違く、2人の為のはずだったのにそれが原因でお互いへの気持ちが離れて行ってしまう…
最終的には別れてしまったけれど、一緒に過ごした時間・思い出は様々な色や形をした花1本1本であり、それらがまとまり"花束みたい“になったのでしょう。
喧嘩別れとかたまに聞くけど、幸せな瞬間があったなら、それはたしかなモノなのですね。
素敵なタイトルだ。
そうなっちゃうよね…
なかなかありえない出会いから、誰もが共感出来るかは別として、誰もが味わったことがある、ありがちな恋の終わりに向かっていくお話。
そうなるよね…と、ある意味で既視感のある終わりに向かっていく…。
何度も、それをやったらダメになる、それを言ったらダメになる、それをやらなきゃダメになる…と心配していたら案の定という感じだった。まさに老婆心(笑)
別れることで今より良い将来が待っていると思うから別れるという選択をする訳で、別れないことは妥協とは違うと思う。
結局、彼らは、別れた後、満足な恋愛が出来たのだろうか?
その恋愛こそが妥協のような気がする…。
そういう意味で、花束みたいに美化された、そして枯れてしまった恋をしたという意味なんだろうね…。
印象は、アイコンがないけど、「せつない」かな?
自分は特別という自信
趣味や思考が似てる運命の相手だと思って勢いのまま同棲してみたら、自分は特別なんかじゃなく普通なんだと気付き夢から覚めてしまう、そんな映画
多分、歯車が狂い始めたきっかけは、それぞれの両親が会いに来た時
その後も就職活動や、知人カップルの別れ、絹への嫉妬や価値観の違い、仕事に忙殺される毎日………
そして恐らく、本当に夢から覚めたのは、結婚式の後のファミレスで、過去の(特別だと思ってた)自分達を若い二人に重ねたからなんだと思う
しかし上手い映画だわ
感情移入とは違う、自分もこうだったな、という感覚をそこかしこから感じた
「楽しかったね」のセリフはズルいよね
このセリフが麦への最後のプレゼントなんだろうな
そして冒頭の別カップルとして描かれた時のイヤホンは、お互いにプレゼントしたイヤホンなんだろうな
別々の道を行く麦と絹の別れ際のバイバイが最高にいい
泣けて笑える映画だった
始まりは終わりの始まり
若さなのかな
主演2人の演技が、上手いのだろうな、集中して観れた。4年も付き合って同棲もしてたら、それは最早夫婦だろと思いながら観ていて、友人の結婚式で醸す2人の空気が完全に既婚カップルで、それなのに結婚に至らなかったのは、結局のところ、麦と絹は似ていない2人だったのだろうと思った。2人とも、若かったんだろうな。これがアラサーだったら、きっとまた違う。そもそも、若くなければこんな恋しないだろう。
こんな思い出が、私も欲しかった。
ファッションの勉強のために観たけど良かったw
恋とは「現状維持」なのか。
恋愛映画はあまり観ないけど
王道のシンデレラストーリーや学園モノってもう観る歳でもないけど、予告を見た時にこれは面白そうだと直感した。
映画ではあまり見かけない坂元裕二さんの名前があったのも大きい。そこに土井裕泰さんの名前もあって、ああこれはいい映画だわ、と見る前から思ったのを覚えてる。
キャストもいい。めっちゃリアルな感じでいい。
関西の2人がカップルになってるので関西弁聞きたかったけど、きっと普段は関西弁だよねと想像しながら鑑賞
目が離せない展開、でもしんどくないスピード
声がいい役者さんが多くて癒された。
バロンが居たのもなんか和んで良かった、
バロンが一番近くで2人を応援してるねとバロンが映る度思った。クロネコ可愛い。
始まりから終わりまで丁寧で、活字でも読みたくなりました。
主演2人の好感度が評価を上げてるね^^;
auマンデー・・・
2週目なので小さめのシアターに移行してましたが、6割くらい埋まっててビックリ!
この世代の2トップがW主演って事で、外さないし好感度高く鑑賞出来ます。
ただ昭和の連絡手段の少ない時代ならボタンの掛け違いも多かったけど・・・
この時代にしては、仲違いする理由が気薄過ぎる。
学生から社会人となる5年間の出来事にしては、最初と最後の5年後の姿がね。。。
見た目も2人の相手も・・・・
もう少し社会人ぽい演出にしないと学生にしか見えず残念。
テレビサイズな内容ですし、チョッと高評価過ぎるかな!?って感じで・・・
PVとか30分くらいのショートムービーで収まる内容です。
同じような感じで40年ですが・・・
まぁ恋愛において大半は、男が子供って部分で非がある事が、多いように思う^^;
*2021年からインスタにもこのレビューと同じHN『eigatama41』で、投稿開始( ^ω^ )!
映画好きの皆様〜作品談義等はそちらに宜しくお願いします。
未熟
本日前からずっと気になっていた「花束みたいな恋をした」を見てきました。
知人から感動した、悲しくも嬉しくもないなんとも言えない涙が出たと聞いて期待十分で見てきました。
感想は結論から言ってしまうと「悔しい」という感想が1番強かったです。その理由は正直一切共感できず甘泣きまでしか感情が到達しなかったことです。世間ではすごい泣けると言われている作品だけあって泣けない自分が悔しいと思いました。
感情移入ができなかった理由は花束みたいな恋をしたみたいな恋愛経験がないからだと思います。自分はまだ10代ということもあり理想だけしか見れていない恋愛経験しかしたことがなく、本作品のように理想と現実が交差する恋愛経験がないから感情移入ができず只呆然と見ていて最後のカフェのシーンでぐっと何か胸に刺さることしかなく、それも何か分からず複雑な気持ちで見終えました。
自分がまだまだ未熟な子供だと思わされました。今までどこか大人げた気でいた自分が恥ずかしかったです。
作品自体はとても素晴らしいものだと思います。菅田将暉さんと有村架純さんの芝居は自然そのままで2人のストーリーにずっと入って見れましたし、脚本家の坂元裕二さん、監督の土井裕秦さんも流石だなと思いました。
この作品を見てもっと色々なことを経験して人生をより充実させていきたいと思いました。
いつかまたこの作品をみて感情移入できるように、最後のカフェのシーンで胸にグッときたものが何だったのか知れるように。
アンニュイな映画
劇中に出てきたフィルム写真みたいな世界観が、この映画全体の纏っている空気感。
なんとなく私は優里さんの『ドライフラワー』という曲の雰囲気、物悲しさに似ているなと思いました。
とにかくカップルたちがぶち当たるであろう、些細だけど、なにか分岐点となってしまうような出来事の一つ一つを丁寧に描いていてよかったです。
恋は生物(なまもの)。
映画自体はすごくよかったですが、個人的に恋とはそういうもんだよね、となんだか切ない気持ちになったので星3つです😂😂
別れ際にきぬちゃんが、光熱費や猫のマロンをどうするかと話しているところにすごくリアルを感じました。
余韻がすごい!
一緒に観に行った人と語り合える素敵な恋愛映画。
★坂元裕二脚本。土井監督による
珠玉の恋愛映画。
解釈はいろいろあるかもしれないけど
切り花である花束。
生かすも殺すも本人次第。
「恋愛生存率」というブログを書いてたブロガーが自殺。
花束は、切り花であることからは逃れられないし・・
どんなに頑張っても永遠には存在できないから、いつか枯れるけど。
買って帰った時や、貰った時は最高の状態。
最高の状態からじわりじわりと『死』に向かっていくのが花束。
時間という流れにより、じわりじわりと知らないうちに少しづつ死んでいく。
その生存確率を維持するために、出来る限りの事はやるが、何が正解なのかはわからずに「死」に向かっていく。
そんな「恋愛」を描いた作品だと思いました。
怒涛の如く流れる言葉遊び、ニヤリとさせられる。
脳みそフル回転で、散りばめられた情報量を拾いながら、その世界観に気づいたらどっぷり浸かってる。
そんな感じの、坂元ワールドと土井ワールドのケミストリー。
いやぁ~心地いい映画でしたが。
自己ちゅうカップルが観ると別れかもね(笑)
じーんとなります。
ずーっと楽しみにしてた大好きな俳優さんが出る映画だったのでとても楽しみにしてました。
普通の学生ラブストーリーとかは、中々観ようと思いませんが、今回の映画は、予告を観て" あ、観たい"となりました。
偶然と言うか必然のような出会い
お互いの共通点に惹かれ合い
2人の会話の一言一言がとても素敵で
そして、とても自然で
心にすーっと入りました。
ずっと一緒って、
ずっと好きって、
口にするのは簡単だけど難しい事。
一緒にいる時間が長くなればなるほど難しい事。
自分の人生と、似た所もあって、共感して、
ちょっとドキッともして、
キュンってなったり、
ワクワクしたり、
最後の最後まで吸い込まれるように
観ていました。
気づけば涙がぽろぽろと、、
余韻に浸りながら家に帰りました。
きっとこの映画は、有村架純さんと菅田将暉さんの
2人の空気感が合ったからこその作品だと思います。
とても素敵な作品に出逢えたことに感謝します。
考えさせられることもあり、気づかされることもあり、
あっという間の時間でした。
有村架純さんがテレビで言ってた好きなシーンは?
の信号待ち、実は押しボタン式。の所、私も好きです。
キュンキュンしました。
刹那的な恋愛を絶妙なバランスで描いた作品
朝からApple MusicでAwsome City Clubを聴いていた。その日の夕方、この映画を観に行き、まさか劇中歌でこの曲が流れるとは偶然にも程が過ぎた。他にも流れる劇中歌はとても良く、終わってすぐにプレイリストを落とした。
刹那的な恋愛の多幸感と切なさを、ちょっと煩わしく、でも愛おしく、描いていて、観終わってなお余韻が続く。私はこの話をハッピーエンドだと思っている。
とにかく主演の二人の実在感がすごかった。けれども圧倒的ファンタジーだった。ともすれば村上春樹の小説の実写化のようになってしまいそうな作品だが、絶妙なバランスでそちらに傾きすぎずに留まってくれたため、ノルウェーの森のような悪夢を見ずに済んで、胸を撫で下した。
あぁあれが最高の恋人、恋愛だったなぁって思い返すことは誰にもある物語への共感
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