「人生における恋愛経験次第で評価が分かれる!?」花束みたいな恋をした とまちゃんさんの映画レビュー(感想・評価)
人生における恋愛経験次第で評価が分かれる!?
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妻と家で見ました。
見終わった後に感想を言い合って2人の評価が2.5点でした。
演技・・・満足
映像・・・やや満足 特に部屋のインテリアや東京の表現が良し
音楽・・・普通
脚本・・・不満
といったところです。
意見が分かれたのは最終場面、ファミレスで若いカップルと遭遇し、二人の会話に号泣するシーン。
私は『幸せだった頃を思い出して、(恋愛感情がないことを正当化しようとしていた)今の2人の状況に絶望した。』ことで泣いたと思いました、
妻は『私たちカップルは特別(運命)じゃなかった』ことを知ったことで泣いたと感じたようです。
正解はないでしょうけど、見た方の意見が聞いてみたいところでした。
脚本については、男性の急激な変化と、女性の頑なに変わらないところに違和感があり、感情移入ができなかったのと、最後にもうひとひねりが欲しかったと思いました。
例えば、ラ・ラ・ランドになっちゃうんだけど、10年後くらいに有村架純が子連れで、菅田将暉がイラストレーターに舞い戻っていて、どこかで活躍している場面に出くわして、「もしあのまま別れなかったら」と「別れたからこそイラストレーターに舞い戻れた」の葛藤でしめても、話に奥行きが出たのかなと思いました。
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