「日本版のラ・ラ・ランド」花束みたいな恋をした ちいさんの映画レビュー(感想・評価)
日本版のラ・ラ・ランド
どうでもいい話を、さも自分は他人より感性が豊かである、という優越感で生きている2人の恋。
ペアを組んで一緒に周りを蔑んでるうちは楽しくていいけれど、こういう人間ってお互いが歩みよる気持ちなんか持ち合わせていないので、いざ恋愛に進むと相手を理解するよりも、相手に理解して欲しいと考えてしまう。
SNSで知り合って意気投合したヲタクが、話しているうちに、つまらない事で相手にドン引きするパターン。
だけど、作者、多分この世代の親くらいと察するに、かなり現代の若者を見下してるんじゃないかと思う。こいつらが周りを上から目線で見る姿は、どこか、今の若いヤツらって、こういう薄っぺらい付き合いが多いんだろ?っていうフィルターで、わざとらしく再現されている感じがある。
話はとってもありがちな話なので、
日本版ラ・ラ・ランドと思えば、あるある、タラレバ、で、いいのかもしれないね。
私はラ・ラ・ランドは全くつまらなかったから、この映画も同等。途中で退場はしなかったから、星1つでは無いけれど。
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jellyfishさんのコメント
2021年9月13日
共感が1つもないけど、私も同じように感じていました。映画に感情移入しきれなかった理由がこれだったんだと納得しました。
自分が一番なのが前提で、自分に共鳴する相手を認めたみたいな。
本当に相手のことを大事に思っているように感じられませんでした。